フラグミン静注5000単位/5mL[DIC]

処方薬注射剤

フラグミン静注5000単位/5mL[DIC]の基本情報

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作用と効果

出血のリスクを抑えながら血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぎます。
通常、血が著しく固まりやすくなることによっておきた臓器の障害や血栓を溶かす過剰な生理反応によって著しい出血傾向をきたす汎発性血管内凝固症(DIC)の臓器症状(呼吸困難、意識障害、無尿など)、出血症状の改善に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(DIC以外)、ヘパリン起因性血小板減少症、肝障害またはその既往歴がある。

妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、24時間かけて静脈内に持続注射します。

症状を見ながら使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、出血性の副作用、肝機能障害、かゆみ、発熱、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・浮腫、血圧低下、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー様症状]

・頭痛、黒色便、鼻出血 [出血]

・鼻血、歯ぐきの出血、あざができる [血小板減少]

・急な呼吸困難、意識障害、痙攣 [血栓症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

キッセイ薬品工業株式会社

薬価

1瓶あたり674円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > 血液・体液用薬 > 血液凝固阻止剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ダルテパリンナトリウム

この成分で処方薬を探す

YJコード

3334403A2160

レセプト電算コード

620812701

更新日付:2022年10月11日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、キッセイ薬品工業株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・フラグミン静注5000単位/5mL[DIC]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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