トラディアンス配合錠AP

処方薬

トラディアンス配合錠APの基本情報

印刷する

アクセスランキング(05月09日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • トラディアンス配合錠APの画像
    トラディアンス配合錠APの画像
  • トラディアンス配合錠APの画像
    トラディアンス配合錠APの画像

作用と効果

インクレチンを分解する酵素を阻害することにより、血糖が高い時にインスリン分泌促進作用並びにグルカゴン放出抑制作用を増強して血糖コントロールを改善し、また、腎臓においてグルコースを再吸収するSGLT2を阻害することにより、尿中のグルコース排泄量を増加させ、血糖を低下させます。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病、感染症、手術前後、外傷がある。脳下垂体異常、副腎疾患、十分な食事を摂取していない、衰弱している、激しい運動をしている、酒を大量に飲んでいる、腹部手術をしたことがある、腸閉塞になったことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1錠を1日1回、朝食前または朝食後に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。

決められた時間に飲み忘れたら、1回とばして、翌日の決められた時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、膀胱炎、便秘、頻尿などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・脱力感、空腹感、冷汗 [低血糖]

・口渇、多尿・頻尿、血圧低下 [脱水]

・吐き気・嘔吐、食欲減退、腹痛 [ケトアシドーシス]

・寒気、発熱、脇腹・背部の痛み [腎盂腎炎、外陰部および会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)、敗血症]

・高度の便秘、腹部膨満、持続する腹痛 [腸閉塞]

・体がだるい、食欲不振、吐き気 [肝機能障害]

・水ぶくれ、びらん、紅斑 [類天疱瘡]

・咳嗽、呼吸困難、発熱 [間質性肺炎]

・激しい上腹部の痛み、腰背部の痛み、吐き気 [急性膵炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(1138件)

医薬品情報

製薬会社

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

薬価

1錠あたり248.5円

剤形

淡黄色の錠剤、垂線8.1mm、厚さ3.2mm

シート記載

Tradiance、配合錠AP、トラディアンス、朝食前又は朝食後に服用、AP、糖尿病用薬、10/5、リナグリプチン5mg、エンパグリフロジン10mg

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 糖尿病用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

エンパグリフロジン

この成分で処方薬を探す

リナグリプチン

この成分で処方薬を探す

YJコード

3969108F1027

レセプト電算コード

622655001

更新日付:2019年07月22日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

トラディアンスに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

トラディアンス配合錠APの他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・トラディアンス配合錠APを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。