フィンテプラ内用液2.2mg/mL

処方薬

フィンテプラ内用液2.2mg/mLの基本情報

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作用と効果

脳内に作用し、抑制系の神経を増強させることで、てんかんの発作を抑えます。
通常、他の薬と併用して、Dravet症候群およびLennox-Gastaut症候群の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓弁膜症がある。肺動脈性肺高血圧症がある。閉塞隅角緑内障がある。肝障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

Dravet症候群(スチリペントールを併用する場合):通常、成人および2歳以上の小児は、フェンフルラミンとして1日0.2mg/kgを1日2回に分けて服用します。なお、症状により1日0.4mg/kgを超えない範囲で適宜増減しますが、増量は1週間以上の間隔をあけて行います。また、1日用量として17mgを超えません。
Dravet症候群(スチリペントールを併用しない場合):通常、成人および2歳以上の小児は、フェンフルラミンとして1日0.2mg/kgを1日2回に分けて服用します。なお、症状により1日0.7mg/kgを超えない範囲で適宜増減しますが、増量は1週間以上の間隔をあけて行います。また、1日用量として26mgを超えません。
Lennox-Gastaut症候群:通常、成人および2歳以上の小児は、フェンフルラミンとして1日0.2mg/kgを1日2回に分けて服用を開始します。状態に応じて、1週間以上の間隔をあけて1日0.7mg/kgまで増量されることがあります。1日用量として26mgを超えません。
いずれの場合も、他の抗てんかん薬と併用されます。本剤は1mL中に主成分2.2mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
必ず添付のピペットを用いて、正しい量を量りとってください。

服用し忘れた場合は、気がついた時すぐに1回分服用してください。ただし、次の服用時間が間近の場合は1回とばして、次の時間に1回分服用してください。絶対に2回分を一度に服用してはいけません。

誤って多く服用した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、服用するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、疲労、食欲減退、傾眠などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・息が切れる、むくむ、体重が増える [心臓弁膜症]

・動作に伴い息が苦しくなる、ドキドキする、胸が痛む [肺動脈性肺高血圧症]

・感情が激しくなる、幻覚が出る、意識を失う [セロトニン症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温で保管してください。凍結を避けるため、冷蔵または冷凍しないようにしてください

開栓後3ヵ月を経過したものは服用しないでください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

日本新薬株式会社

薬価

1mLあたり1407.6円

剤形

経口液剤

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 抗てんかん剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

フェンフルラミン塩酸塩

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YJコード

1139016S1020

レセプト電算コード

622926401

更新日付:2024年03月26日

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・フィンテプラ内用液2.2mg/mLを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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