アセトアミノフェン(ピレチノール)

処方薬

アセトアミノフェン(ピレチノール)の基本情報

印刷する

アクセスランキング(05月23日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • アセトアミノフェン(ピレチノール)の画像
    アセトアミノフェン(ピレチノール)の画像

作用と効果

この薬は体の中の発熱や痛みの仕組みを止める働きがあり、様々な痛みや風邪の解熱鎮痛薬として使います。
1次のような場合の鎮痛
頭痛、耳痛、症候性神経痛、腰痛症、筋肉痛、打撲痛、捻挫痛、月経痛、分娩後痛、がんによる疼痛、歯痛、歯科治療後の疼痛
2次のような場合の解熱・鎮痛
急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化器官に潰瘍がある、血液や肝臓、腎臓に疾患がある、心機能不全がある、アスピリン喘息がある、またはこれらの疾患になったことがある。また、最近出血しやすい。いつもよくお酒を飲むほうだ。

妊娠、授乳中。

他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量

1の場合
通常、成人は1回0.3~0.5gを医師の指示に従って服用します。1日分の総量は1.5gが限度です。

2の場合
通常、成人は1回0.3~0.5gを医師の指示に従って服用します。原則として1日2回までの服用とし、1日分の総量は1.5gが限度です。空腹時の服用はなるべく避けてください。

用量は、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

解熱鎮痛剤は病気の原因そのものを治す薬ではありません。

高齢者、小児など、妊婦、産婦、授乳婦にはできるだけ使いません。もし服用する場合は医師の指示を厳守してください。

飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間まで近い場合は、忘れた分を飲まずに、1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

この薬の服用後は、副作用の発現に留意し、異常を感じた場合、服用を中断してすみやかに医師にご連絡ください。医師の指示なしに自分の判断で飲むのをやめないでください。

副作用

主な副作用として、血色が悪くなる、血が出やすくなる、悪心・嘔吐、食欲不振などの消化器症状、発疹や浮腫や潮紅などの過敏症状、喘息発作の誘発、黄疸などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・じん麻疹、紅潮、浮腫、呼吸困難、血圧低下など [ショック及びアナフィラキシー様症状]

・発熱、食欲不振、発疹、紅斑、膿疱、まぶたや眼球などの異常、口腔内や眼粘膜などの粘膜の異常 [皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]

・息切れ、咳が続く、喉付近の違和感、胸の圧迫感 [喘息発作の誘発]

・皮膚や結膜などが黄色くなる、発疹やかゆみ、発熱、悪心・嘔吐、食欲不振、けん怠感 [肝機能障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで光、高温、湿気を避けて保管してください。

治療後に薬が残った場合はすみやかに廃棄してください。この薬は医師の指示のもとに使用する薬ですので、残った薬を自分で使わないようにしてください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(1110件)

医薬品情報

製薬会社

岩城製薬株式会社

薬価

1gあたり7.3円 ジェネリックを探す

剤形

白色の結晶または結晶性の粉末

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 解熱鎮痛消炎剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アセトアミノフェン

この成分で処方薬を探す この成分で市販薬を探す

YJコード

1141001X1070

レセプト電算コード

611140788

更新日付:2009年07月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、岩城製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・アセトアミノフェン(ピレチノール)を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。