活性化Tリンパ球移入療法とは

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2009年05月01日現在

適応される症状 原発性若しくは続発性の免疫不全症の難治性日和見感染症又は慢性活動性EBウイルス感染症
技術概要 患者から採血して得られたリンパ球を体外で活性化し、細胞性免疫を担当するTリンパ球を選択的に増殖させ体内に戻し、免疫能を強化して感染症の治療を図る。進行がんの治療に用いられる活性化自己リンパ球移入療法に比べて、Tリンパ球の割合が高いので、抗ウイルス作用が高く、抗ウイルス剤が無効の感染症に効果が期待できる。

「新しい医療」とは、近年に先進医療と認定されたことがあるものの、一定の期間が過ぎて効果や危険性が充分確認された後、現在は削除(承認取消等)されている高度な治療法です。QLife独自の呼称です。
保険適用の治療法になる場合と、保険診療には適さないとされる場合があり、前者の場合は、一般の医療機関でも治療を受けることができます。後者は、比較的に先端的な医療であり一部の患者さんにとっては選択肢として検討に値する場合があります。

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