エキシマレーザー冠動脈形成術とは
- 新しい医療
- 治療
2011年04月01日現在
適応される症状 | 冠動脈狭窄症(経皮的冠動脈形成術(エキシマレーザー冠動脈形成術を除く。)による治療が困難なものに限る。)又は慢性完全閉塞病変若しくはこれに準ずるもの |
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技術概要 | 心臓カテーテル先端からエキシマレーザを照射して、冠動脈狭窄、閉塞病変部を光焼灼、除去し、動脈内腔を拡大する。従来のPTCAによる治療が困難な例にも使用できる。また、動脈硬化組織を蒸散・除去するため塞栓物が生じにくく、動脈末梢における塞栓の発生率が従来法に比べて少ないという利点がある。 |
「新しい医療」とは、近年に先進医療と認定されたことがあるものの、一定の期間が過ぎて効果や危険性が充分確認された後、現在は削除(承認取消等)されている高度な治療法です。QLife独自の呼称です。
保険適用の治療法になる場合と、保険診療には適さないとされる場合があり、前者の場合は、一般の医療機関でも治療を受けることができます。後者は、比較的に先端的な医療であり一部の患者さんにとっては選択肢として検討に値する場合があります。