ヒューマリンR注100単位/mL

処方薬注射剤

ヒューマリンR注100単位/mLの基本情報

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作用と効果

細胞内への糖の取り込み、肝臓での糖新生の抑制、および肝臓、筋肉におけるグリコーゲン合成の促進作用などにより血糖値を下げます。
通常、インスリン療法が適応となる糖尿病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。低血糖の症状がある。妊娠または授乳中他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は初期には1回主成分として4~20単位を一般に毎食前に皮下注射しますが、ときに回数を増やされたり、他のインスリン製剤と併用されることがあります。症状および検査所見に応じて適宜増減され、維持量は通常1日4~100単位ですが、必要により上記用量を超えて使用されることがあります。必ず指示された方法に従ってください。お腹、太もも、上腕、お尻などに皮下注射しますが、注射部位により吸収速度が異なるので部位を決め、その中で注射場所を毎回変えてください。前回の注射場所より2~3cm離して注射してください。注射を忘れた場合は担当の医師に相談してください。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。誤って多く注射した場合は、医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

禁止事項

危険な低血糖を起こすことがあります。予防と処置法に十分注意してください。特に、高所作業や自動車の運転など危険を伴う作業に従事しているときに低血糖症を起こすと事故につながりますので、注意してください。この注意は必ず家族やまわりの方にも知らせておいてください。

成分・分量

主な副作用として、低血糖、注射部位の局所反応(腫れ、かゆみ、痛み、発赤)などが報告されています。異常が認められたら中止する副作用として、アナフィラキシーショック、血管神経性浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・高度な空腹感、脱力感、振戦(手足の震え) [低血糖]
・呼吸困難、発汗、全身の発疹 [アナフィラキシーショック]
・まぶた・口唇の腫れ、呼吸困難 [血管神経性浮腫]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

使用開始前は、乳幼児、小児の手の届かないところで、凍結を避け、2~8℃(冷蔵庫など)で遮光して保管してください。使用開始後も、乳幼児、小児の手の届かないところで、凍結を避け、2~8℃(冷蔵庫など)で遮光して保管してください。2~8℃で保管できない場合は、室温(30℃以下)で遮光して保管してください。使用開始後は、28日以内に使用してください。薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

日本イーライリリー株式会社

希望小売価格

1mLVあたり248円

剤形

無色澄明の注射剤

医薬品分類

JANコード

-

添付文書

この薬の医療者向け情報

更新日付:2021年03月04日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・ヒューマリンR注100単位/mLを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、購入された薬局・薬店の薬剤師におたずねください。
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