コントミン糖衣錠25mg

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コントミン糖衣錠25mgの基本情報

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作用と効果

神経伝達物質であるドパミンおよびセロトニンの受容体を遮断する作用があり、不安や緊張をやわらげ、気分を安定させます。
通常、統合失調症、躁病、神経症による不安・緊張・抑うつ、悪心・嘔吐、しゃっくり、破傷風に伴う痙攣の治療や、麻酔前、催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。脳障害(脳炎、脳腫瘍、頭部外傷後遺症など)の疑いがある。妊娠または授乳中他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

統合失調症、躁病、神経症による不安・緊張・抑うつ:通常、成人は主成分として1日50~450mgを数回に分けて服用します。
上記以外の疾患:通常、成人は主成分として1日30~100mgを数回に分けて服用します。
いずれの場合も治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。この薬は1錠中に主成分25mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

禁止事項

眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、車の運転や危険を伴う機械の操作は避けてください。アルコール(飲酒)は薬の作用を強めることがありますので注意してください。有機リン系殺虫剤に接触すると、その毒性が強まり、縮瞳(瞳孔が小さくなる)、徐脈(息切れ、めまい、疲れやすい)などの症状があらわれることがありますので注意してください。

成分・分量

副作用として、血小板減少性紫斑病(発熱、けん怠感、あおあざができる)、過敏症状、光線過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・発熱(37.5℃以上)、手足の震え、筋肉のこわばり [悪性症候群]
・めまい、動悸、胸痛・胸部不快感 [突然死、心室頻拍]
・のどの痛み、発熱、鼻血・歯ぐきの出血 [再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、白血球減少]
・お腹がはる・腹痛、便秘、吐き気・嘔吐 [麻ひ性イレウス]
・口、舌、あごなどの不規則なもぐもぐ運動、目が上を向く、首がねじれて突っ張る [遅発性ジスキネジア、遅発性ジストニア]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医薬品情報

製薬会社

田辺三菱製薬株式会社

希望小売価格

1錠あたり9.4円

剤形

白色の錠剤、直径7.7mm、厚さ4.6mm

医薬品分類

JANコード

-

添付文書

この薬の医療者向け情報

更新日付:2014年03月05日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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ご利用に当たっての注意事項

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