エジャイモ点滴静注1.1g

処方薬注射剤

エジャイモ点滴静注1.1gの基本情報

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作用と効果

抗補体(C1s)モノクローナル抗体製剤と呼ばれる注射薬で、体内に侵入した細菌などの外敵を攻撃し、感染症などから自分を守る免疫系の一つである補体と呼ばれる免疫システムの一部のC1sを阻害することで、補体が赤血球を攻撃するのを阻害し、赤血球が壊れるのを防ぎます。
通常、寒冷凝集素症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある人。髄膜炎菌感染症になったことがある、または感染症の人または感染症が疑われる人。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、静脈内に点滴で注射します。初回注射後は、1週間後にもう一度注射し、その後は2週に1回の頻度で注射します。

症状を見ながら使用期間を決めていきます。

感染からの予防のため、原則、この薬の最初の使用の少なくとも2週間前までに、髄膜炎菌ワクチンおよび肺炎球菌ワクチンを接種します。これらのワクチンは、必要に応じて追加接種をすることがあります。

副作用

主な副作用として、高血圧、インフュージョンリアクション(注入に伴う反応)が報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、寒気、体がだるい [感染症]

・発熱、頭痛、吐き気 [髄膜炎菌感染症]

・呼吸困難、意識の低下、意識の消失 [インフュージョンリアクション]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

注射をしている間に気分が悪くなったりした場合はすぐに申し出てください。

医薬品情報

製薬会社

サノフィ株式会社

薬価

1瓶あたり244074円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > その他の生物学的製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

スチムリマブ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

6399431A1023

レセプト電算コード

629920401

更新日付:2022年09月08日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・エジャイモ点滴静注1.1gを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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