レケンビ点滴静注500mg

処方薬注射剤

レケンビ点滴静注500mgの基本情報

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作用と効果

この薬は、抗体(体の外から異物が入ってきた時に作られ、その異物を認識するたんぱく質)の一種で、アミロイドベータのかたまりに結合し、取り除くことにより、脳の中のアミロイドベータが減り、アルツハイマー病の進行を遅らせます。
通常、アルツハイマー病による軽度認知障害および軽度の認知症の進行を遅らせる治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

この薬をはじめて使用する前のMRI検査で、脳にむくみや出血が認められている。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、2週間に1回、約1時間かけて、点滴で静脈内に注射します。

副作用の有無、効果の出方、患者さんの状態により異なりますので、具体的な使用時期や使用期間につきましては、医師にお尋ねください。

この薬を点滴する前に、アレルギーやアナフィラキシーのような症状の発現を予防するための薬を使用することがあります。

副作用

主な副作用として頭痛、寒気、発熱、吐き気、嘔吐、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・頭痛、寒気、発熱、吐き気、嘔吐 [インフュージョンリアクション(注入に伴う反応)]

・頭痛、錯乱、視覚障害、めまい、吐き気、歩行障害 [アミロイド関連画像異常(アリア)]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

エーザイ株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > その他の中枢神経系用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

レカネマブ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

1190408A2021

レセプト電算コード

629924701

更新日付:2024年01月31日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・レケンビ点滴静注500mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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