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COPDとは

　COPD（慢性閉塞性肺疾患　まんせいへいそくせいはいしっかん）は、呼吸をするときに肺の中の空気の流れが慢性的に悪くなり、呼吸がしにくくなる病気です。
　病状が進行すると、呼吸すること自体により大きなエネルギーが必要となるだけでなく、肺が膨らんで横隔膜が下ることに加えて、運動量の減少から食欲がなくなっていき、次第に痩せていきます。現在、日本でのCOPDの患者数は、およそ500万人以上と推測されていますが、息切れは加齢によるもの、と多くの方が治療を受けていません。COPD患者の大部分は喫煙経験を持つことから、喫煙者はもちろん、かつて喫煙したことのある方も、定期的な医療機関での受診・検査を推奨します。