ルピアール坐剤25

処方薬

ルピアール坐剤25の基本情報

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作用と効果

てんかんのけいれん発作を抑え、不安や緊張を鎮めます。
通常、小児で薬の服用が困難な場合の催眠、不安・緊張状態の鎮静、熱性けいれん・てんかんのけいれん発作の改善に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性間欠性ポルフィリン症がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、小児は1日体重あたり主成分として4~7mg/kgを直腸内に挿入しますが、症状や目的に応じて適宜増減されます。本剤は1個中に主成分を25mg含む製剤です。必ず指示された使用方法に従ってください。

誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発疹、眠気、脱力感、食欲不振、猩紅熱様発疹(全身の赤い発疹)、麻疹様発疹(全身性の小さな紅斑)、中毒疹様発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・紅斑(赤い発疹)、眼の充血、発熱 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症]

・この薬の使用を中止しようとしてもやめられずに使用を続けたくなる [依存性]

・のどの痛み、鼻血、歯ぐきの出血 [顆粒球減少、血小板減少]

・皮膚や白目が黄色くなる、全身倦怠感、食欲不振 [肝機能障害]

・呼吸が浅く速くなり、呼吸をしにくい [呼吸抑制]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて、冷所に保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

久光製薬株式会社

薬価

1個あたり36.9円

剤形

白色の坐剤

シート記載

ルピアール坐剤25mg

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 催眠鎮静剤,抗不安剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

フェノバルビタールナトリウム

この成分で処方薬を探す

YJコード

1125700J2021

レセプト電算コード

661120004

更新日付:2020年11月18日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ルピアールに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ルピアール坐剤25を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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