アマンタジン塩酸塩錠50mg「ZE」[インフルエンザ感染症]

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アマンタジン塩酸塩錠50mg「ZE」[インフルエンザ感染症]の基本情報

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作用と効果

A型インフルエンザウイルスの複製(増殖)を初期段階で阻害して、ウイルスの感染を防ぎます。
通常、A型インフルエンザ感染症の治療に用いられます。A型インフルエンザ感染症の予防にも用いられますが、ワクチン療法を補完するもので、ワクチンの入手困難な場合、ワクチン接種が禁忌の場合、ワクチン接種後抗体を獲得するまでの期間に限られます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。てんかんまたはその既往歴、痙攣素因、透析を必要とするような腎障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1日2錠(主成分として100mg)を1~2回に分けて服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、高齢者および腎障害のある場合の上限は1日2錠(100mg)とされています。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、睡眠障害、眠気、不安、気分高揚、激越、失調、興奮、めまい、頭痛・頭重、脱力感・倦怠感、発汗、網状皮斑、下肢浮腫、胸痛、低体温、尿失禁などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・高熱、意識障害、筋硬直 [悪性症候群]

・発熱、目の充血、広範囲の紅斑・水疱 [皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]

・視力低下、目の異物感、まぶしい [びまん性表在性角膜炎、角膜上皮浮腫様症状]

・全身のむくみ、息苦しい、横になるより座っている方が呼吸が楽になる [心不全]

・意識がうすれる、幻覚・妄想、けいれん [意識障害(昏睡を含む)、精神症状、痙攣、ミオクロヌス]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

ニプロ株式会社

薬価

1錠あたり5.9円 先発薬を探す

剤形

淡黄色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.7mm

シート記載

(表)アマンタジン塩酸塩50mg「ZE」、ZE、50mg、(裏)Amantadine Hydrochloride50mg、アマンタジン塩酸塩50mg

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 抗パーキンソン剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アマンタジン塩酸塩

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YJコード

1161001F1115

レセプト電算コード

620008286

更新日付:2013年05月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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