エピビル錠300

処方薬

エピビル錠300の基本情報

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作用と効果

HIV-1逆転写酵素の活性を阻害し、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の増殖を抑制して、免疫機能の低下、体重減少、リンパ節腫脹や日和見感染症など病気の進行を遅らせます。
通常、HIV感染症の治療に用いられますが、他の抗HIV薬と併用されます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。膵炎を発症する可能性のある小児、B型慢性肝炎がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1錠(主成分として300mg)を1日1回服用しますが、年齢・体重・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時点ですぐに服用してください。ただし、次に服用する時間が近い場合は、1回飛ばして次の通常の服用時間に1回分を服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに飲むのを止めないでください。自覚症状がなくなったからといって、薬を途中でやめると病気が悪化することがあります。

副作用

主な副作用として、吐き気、食欲不振、貧血、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・全身倦怠感、頭痛、出血症状(鼻血、歯ぐきからの出血、手足の皮下出血) [赤芽球癆、汎血球減少、貧血、白血球減少、好中球減少、血小板減少]

・激しい上腹部の痛み、腰背部の痛み、発熱 [膵炎]

・過呼吸、意識障害、手足の震え [乳酸アシドーシスおよび脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)]

・筋肉の痛み、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]

・筋肉が発作的に収縮する、手や足がピリピリとしびれる、考えがまとまらない [ニューロパシー、錯乱、痙攣]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

ヴィーブヘルスケア株式会社

薬価

1錠あたり1158円 ジェネリックを探す

剤形

灰色の錠剤、長径17.3mm、短径8.5mm、厚さ5.6mm

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 化学療法剤 > 抗ウイルス剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ラミブジン

この成分で処方薬を探す

YJコード

6250006F2020

レセプト電算コード

620000426

更新日付:2024年06月19日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、ヴィーブヘルスケア株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・エピビル錠300を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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