抗HBs人免疫グロブリン筋注200単位/1mL「JB」

処方薬注射剤

抗HBs人免疫グロブリン筋注200単位/1mL「JB」の基本情報

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作用と効果

血中に入ったB型肝炎ウイルスを中和します。
通常、汚染事故後のB型肝炎の発症を予防したり、沈降B型肝炎ワクチンとの併用で新生児のB型肝炎発症を予防します。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。人免疫グロブリン製剤を使用した後でショックを起こしたことがある。HBs抗原陽性者、IgA欠損症、溶血性・失血性貧血、免疫不全・免疫抑制状態がある。

妊娠または授乳中である。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、筋肉内に注射します。

使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

副作用として、発熱、寒気、全身けん怠感、注射部位の痛み・腫脹・発赤・しこり、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・寒気、吐き気、汗をかく [ショック]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

この薬は、日本で採血された血液が原料となっています。血液を原料とした製剤であることから、ウイルスを取り除く処理を行っており、現在までにこの注射によるウイルス感染は確認されていません。しかしながら、血液を原料としていることによるウイルス感染などの可能性を完全に否定することはできません。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

一般社団法人 日本血液製剤機構

薬価

1瓶あたり12828円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > 血液製剤類 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

抗HBs人免疫グロブリン

この成分で処方薬を探す

YJコード

6343404X2089

レセプト電算コード

621153607

更新日付:2016年07月11日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

グロブリンに関する医師Q&A

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  • ・掲載している情報は、一般社団法人 日本血液製剤機構の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・抗HBs人免疫グロブリン筋注200単位/1mL「JB」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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