ジゴシン散0.1%

処方薬

ジゴシン散0.1%の基本情報

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作用と効果

心臓に直接働いて心臓の筋肉の収縮力を強くしたり、速くなりすぎた脈を調節します。
通常、心不全および各種頻脈の予防と治療、うっ血性心不全、心房細動・粗動による頻脈、発作性上室性頻拍の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。房室ブロック、洞房ブロック、ジギタリス中毒、閉塞性心筋疾患、急性心筋梗塞、心室性期外収縮、心膜炎、肺性心、WPW症候群、電解質異常(低カリウム血症、高カルシウム血症、低マグネシウム血症など)、腎疾患、血液透析を受けている、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

成人:急速飽和療法〔飽和量:1~4g(主成分として1.0~4.0mg)〕では、通常、初回0.5~1g(0.5~1.0mg)、以後0.5g(0.5mg)を6~8時間ごとに服用し、十分効果のあらわれるまで続けます。維持療法では、通常、1日0.25~0.5g(0.25~0.5mg)を服用します。
小児:急速飽和療法では、通常、2歳以下は1日0.06~0.08g/kg(0.06~0.08mg/kg)を3~4回に分けて、2歳以上は1日0.04~0.06g/kg(0.04~0.06mg/kg)を3~4回に分けて服用します。維持療法では、通常、飽和量の1/5~1/3量を服用します。
いずれも、必ず指示された服用方法に従ってください。

効果発現量と中毒量が接近しているので、血液中の薬の濃度を測定して増減されます。定期的に受診して必ず医師のチェックを受けてください。

飲み忘れた場合は、飲み忘れた分はとばして、次回からは指示通りに飲んでください。何か気になることがあったら、医師または薬剤師に相談してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

副作用として、発疹、蕁麻疹、紫斑、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・脈がひどく遅くなる、脈が速くなる、脈がとぶ、脈が乱れる、息切れ、急に意識がなくなる、胸が締めつけられる、胸が痛い [ジギタリス中毒(高度の徐脈、二段脈、多源性心室性期外収縮、発作性心房性頻拍、房室ブロック、心室性頻拍症、心室細動などの不整脈)]

・急激な腹痛、便に血が混じる、発熱、吐き気、嘔吐 [非閉塞性腸間膜虚血]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

光の当たらないところで湿気を避けてふたのついた容器などに入れ、子どもの手の届かないところに室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

太陽ファルマ株式会社

薬価

1gあたり12.2円

剤形

白色の散剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > 強心剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ジゴキシン

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YJコード

2113004B1033

レセプト電算コード

610454034

更新日付:2018年04月02日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ジゴシン散0.1%を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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