メサラジン注腸1g「ケンエー」

処方薬

メサラジン注腸1g「ケンエー」の基本情報

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作用と効果

活性酸素を消去したり、ロイコトリエンの産生を抑制したりすることで、抗炎症作用をあらわします。
通常、潰瘍性大腸炎(重症を除く)の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害や肝障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1日1個(主成分として1g)を直腸内に注入しますが、年齢・症状により適宜減量されます。必ず指示された使用方法に従ってください。

使用直前にアルミ袋から取り出し、ストッパーをスライドさせて挿入深度を合わせます。容器をよく振り、キャップを外して使用してください。

使い忘れた場合は、気がついたときに1回分を使用してください。ただし、次に通常使用するタイミングが近い場合は、医師または薬剤師に相談してください。2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で使用を止めないでください。

副作用

主な副作用として、発疹、下痢、吐き気、発熱、関節痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、咳、呼吸困難 [間質性肺疾患]

・胸部痛、発熱、呼吸困難 [心筋炎、心膜炎、胸膜炎]

・尿量減少、発熱、むくみ [間質性腎炎、ネフローゼ症候群、腎機能低下、急性腎障害]

・貧血傾向、出血傾向、全身倦怠感 [再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症]

・激しい上腹部または腰背部の痛み、発熱、吐き気 [膵炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。

アルミ袋を開封した後は速やかに使用し、薬が残った場合や変色した場合には保管せずに廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

健栄製薬株式会社

薬価

1個あたり425.9円 ジェネリックを探す

剤形

白色~微黄色の注腸剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 消化器官用薬 > その他の消化器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

メサラジン

この成分で処方薬を探す

YJコード

2399715X1040

レセプト電算コード

622818901

更新日付:2020年08月06日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

メサラジンに関する医師Q&A

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  • ・掲載している情報は、健栄製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・メサラジン注腸1g「ケンエー」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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