ミカファンギンNa点滴静注用50mg「明治」

処方薬注射剤ジェネリック

ミカファンギンNa点滴静注用50mg「明治」の基本情報

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作用と効果

真菌(カビの一種)の細胞壁の合成を妨げることにより、真菌の増殖を抑え、抗真菌作用を示します。
通常、アスペルギルス属およびカンジダ属による真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症の治療、造血幹細胞移植患者におけるアスペルギルス症およびカンジダ症の予防に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人および小児は1日1回、点滴で静脈内に注射します。
具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、貧血、発疹、動悸、高血圧、下痢、吐き気、嘔吐、静脈炎(局所の疼痛・腫れ)、関節炎、寒気、頭痛、発熱、腹痛、無力症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・のどの痛み、貧血症状、出血傾向 [血液障害]

・血圧低下、呼吸困難、全身潮紅 [ショック、アナフィラキシー]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

・尿量減少、むくみ、全身倦怠感 [急性腎障害]

・発熱、皮膚・粘膜が赤く腫れて発疹や水ぶくれができる、眼球結膜の充血 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

Meiji Seika ファルマ株式会社

薬価

1瓶あたり1764円 先発薬を探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主としてカビに作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ミカファンギンナトリウム

この成分で処方薬を探す

YJコード

6179400D1055

レセプト電算コード

622818701

更新日付:2020年10月13日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ミカファンギンNa点滴静注用50mg「明治」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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