メサラジン徐放錠500mg「日医工P」

処方薬ジェネリック

メサラジン徐放錠500mg「日医工P」の基本情報

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作用と効果

炎症性細胞から放出される活性酸素を消去し、ロイコトリエンの合成を抑制することにより、炎症の進展や組織の障害を抑制します。
通常、潰瘍性大腸炎、クローン病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

潰瘍性大腸炎:通常、成人は1回1錠(主成分として500mg)を1日3回食後に服用しますが、寛解期には、必要に応じて1日1回の服用となることがあります。なお、年齢・症状により適宜増減されますが、最大量は1日2,250mgまでとなっています。ただし、活動期には必要に応じて1回4錠(2,000mg)を1日2回服用することがあります。通常、小児は1回体重1kg当たり主成分として10~20mgを1日3回食後に服用します。なお、年齢・症状により適宜増減されますが、最大量は1日2,250mgまでとなっています。
クローン病
:通常、成人は1回1~2錠(主成分として500~1,000mg)を1日3回食後に服用します。なお、年齢・症状により適宜減量されます。通常、小児は1日体重1kg当たり主成分として40~60mgを3回に分けて食後に服用します。なお、年齢・症状により適宜増減されます。
本剤は1錠中に主成分500mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

この薬は二分割して服用できますが、放出を調節している製剤なので、かまずに服用してください。

飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発疹、下痢、腹痛、血便、下血、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、咳、呼吸困難 [間質性肺疾患]

・胸部痛、発熱、呼吸困難 [心筋炎、心膜炎、胸膜炎]

・尿量減少、発熱、全身のむくみ [間質性腎炎、ネフローゼ症候群、腎機能低下、急性腎障害]

・高熱、全身倦怠感、鼻血 [再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝炎、肝機能障害、黄疸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

日医工株式会社

薬価

1錠あたり29円 先発薬を探す

剤形

白色~淡黄白色の両面1/2割線入り錠剤、長径18.7mm、短径7.2mm、厚さ5.7mm

シート記載

メサラジン徐放錠500mg「日医工P」、500mg、t030、Mesalazine Sustained-release Tab.500mg、メサラジン徐放錠

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 消化器官用薬 > その他の消化器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

メサラジン

この成分で処方薬を探す

YJコード

2399009F2170

レセプト電算コード

622102903

更新日付:2021年04月22日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

メサラジンに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・メサラジン徐放錠500mg「日医工P」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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