インデラル錠10mg

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インデラル錠10mgの基本情報

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作用と効果

β受容体遮断作用により血圧を低下させ、また心拍数を下げて狭心症の発作を予防し、頻脈性不整脈を抑制します。
通常、本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、不整脈、片頭痛発症抑制などの治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病、心臓疾患、低血圧、末梢循環障害、未治療の褐色細胞腫またはパラガングリオーマ、喘息がある。長期間絶食状態である。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

高血圧症:通常、成人は1回1~2錠(主成分として10~20mg)を1日3回服用から開始し、効果不十分な場合は1日12錠(120mg)まで漸増します。年齢・症状により適宜増減されます。
狭心症、不整脈ほか:通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)を1日3回服用から開始し、効果不十分な場合は1日6錠(60mg)、9錠(90mg)まで漸増します。年齢・症状により適宜増減されます。
小児の不整脈:通常、小児は、主成分として1日0.5~2mg/kgを低用量から開始し、1日3~4回に分けて服用します。効果不十分な場合は1日4mg/kgまで増量しますが、1日量として90mgを超えないことになっています。年齢・症状により適宜増減されます。
片頭痛発作の発症抑制:通常、成人は主成分として1日20~30mgを2~3回に分けて服用を開始し、効果不十分な場合は1日6錠(60mg)まで漸増されます。
右心室流出路狭窄による低酸素発作の発症抑制:通常、乳幼児は、主成分として1日0.5~2mg/kgを低用量から開始し、1日3~4回に分けて服用します。効果不十分な場合は1日4mg/kgまで増量します。症状により適宜増減されます。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間がせまっている場合は、1回分とばし、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、徐脈、めまい、発疹、蕁麻疹、視力異常、霧視、涙液分泌減少などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・倦怠感、呼吸困難、全身のむくみ、四肢の冷感 [うっ血性心不全、末梢性虚血]

・徐脈、脈がとぶ、意識障害 [徐脈、房室ブロック]

・立ちくらみ、めまい、失神 [失神を伴う起立性低血圧]

・発熱、鼻や歯ぐきからの出血、あざ、皮下出血 [無顆粒球症、血小板減少症、紫斑病]

・息切れ、呼吸困難、喘鳴 [呼吸困難、気管支痙攣]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

太陽ファルマ株式会社

薬価

1錠あたり10.1円 ジェネリックを探す

剤形

白色の錠剤、直径約6.5mm、厚さ約2.3~2.7mm

シート記載

表面/10mg、裏面/ZNC 219 インデラル10

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > 不整脈用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

プロプラノロール塩酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

2123008F1048

レセプト電算コード

612120016

更新日付:2023年11月27日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・インデラル錠10mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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