クイントバック水性懸濁注射用

処方薬注射剤

クイントバック水性懸濁注射用の基本情報

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作用と効果

百日せき毒素および百日せき菌、ジフテリア毒素、破傷風毒素、ポリオウイルス(1型、2型、3型)、インフルエンザ菌b型(Hibヒブ)に対する抗体ができ、かかりにくくなります。
通常、百日せき、ジフテリア、破傷風、急性灰白髄炎およびインフルエンザ菌b型による感染症の予防に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。明らかな発熱、急性疾患がある。予防接種を行うことが不適当な状態にある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、初回免疫として3回、追加免疫として1回、皮下または筋肉内に接種します。

初回免疫は、標準として生後2か月から7か月までの者に20~56日の間隔をおいて3回接種します。

追加免疫は、標準として初回免疫終了後6か月から18か月を経過した者に1回接種します。

接種前に必ず問診、検温および診察を受けてください。

副作用

主な副作用として、注射部位の紅斑・硬結・腫脹、発熱、気分変化などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・じんま疹、呼吸困難、目や口唇周囲の腫れ [ショック、アナフィラキシー]

・紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血 [血小板減少性紫斑病]

・発熱、両手足の麻痺、けいれん、意識がうすれる [脳症]

・顔や手足の筋肉がぴくつく、一時的にボーっとする、手足の筋肉が硬直しガクガクと震える [けいれん(熱性けいれんを含む)]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

接種当日は過度な運動は控えてください。

接種後は接種部位を清潔に保ってください。

接種後に接種部位の異常や体調の変化があった場合には、医師の診察を受けてください。

医薬品情報

製薬会社

Meiji Seika ファルマ株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > 混合生物学的製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオヘモフィルスb型混合ワクチン

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YJコード

636140FG2027

レセプト電算コード

000000000

更新日付:2024年06月17日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・クイントバック水性懸濁注射用を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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