甲状腺機能低下症治療による薬剤性肝炎について2007/08/18

自分が甲状腺機能低下症だと分かって、治療を始めて3ヶ月目。 同じ頃から始めた血液検査で、いつも肝臓の数値が悪く、 タバコもお酒も飲まないし、思い当たる理由が分かりませんでした。 さっき、「お薬110番」というサイトで、甲状腺の治療のための薬をなにげなく 調べたところ、次のような注意書きを見つけました。 *** 1.【医薬品名】乾燥甲状腺(チラーヂン末、チレオイド錠)、 レボチロキシンナトリウム水和物(チラーヂンS) 【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。 [副作用]の「重大な副作用」の項に 「肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP等の著しい上昇、発熱、倦怠感等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」 を追記する。 註:以上、厚労省/使用上の注意改訂情報 (07/08/10)より抜粋(製品例付記) *** どうやら、私の肝臓の数値の悪化は、飲んでいるホルモン剤が原因だったようです。 しかし、甲状腺機能低下症というのは根本的な治療は不可能で、ホルモン剤は 基本的に一生のみ続けなくては健康体を保つことができません。 ホルモン剤治療がやっと効いてきて、生きた心地がしてきたところだったので、 投薬を中止しなくてはならないと考えると、目の前が真っ暗になった思いです・・・。 ちなみに数値は、GOT=91、GTP=111 γ=131 です。 こういう場合、肝臓の数値だけを落ち着かせる薬は存在するのでしょうか・・・。 (30代 女性)

徳島大島病院 内科先生

一般内科

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