インターフェロンα皮下投与及びジドブジン経口投与の併用療法とは
- 先進医療
- 治療
2017年07月01日現在
適応される症状 | 成人T細胞白血病リンパ腫(症候を有するくすぶり型又は予後不良因子を有さない慢性型のものに限る。) |
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技術概要 | くすぶり型と慢性型成人T 細胞白血病リンパ腫(ATL)に対してIFNα/AZT 療法群とWatchful waiting群の2群に無作為割り付けを実施。主要評価項目として無イベント生存期間を両群で比較する多施設共同無作為割り付け試験。組み込み予定症例は片群37例、両群74例。登録期間3年、追跡期間2年、総試験期間5年である。IFNα/AZT 療法群に割りつけられた症例には、レトロビル®カプセル(600 mg)を連日経口投与する。また、IFNαとしてスミフェロン®注DS 300万単位を1サイクル目には1日1回連日皮下投与し、day8から600万単位に増量する。2サイクル目以降はday1から600万単位を投与する。1治療サイクルを28日(4週)とし、 第4治療サイクルからはレトロビル®カプセル(400 mg)を連日経口投与、スミフェロン®注DS 300万単位を連日皮下投与に減量する。当初10日間入院し、以後外来治療を増悪または毒性中止まで継続する。この間、2週毎に外来受診し、日和見感染予防薬の連日内服と定期的な診察と血液/画像検査を行う。 |
「先進医療」とは、医療制度上で、厚生労働大臣が定めた高度な治療法です。
通常、最先端の治療法は効果や危険性の見極めが不充分なうちは保険診療の対象ではないため、全額を患者が自己負担しなければなりません。ところが「先進医療」に認定された治療法に限っては、保険診療と混合して使うことが出来ます。
この医療について相談できる病院
- 愛知医科大学病院 愛知県長久手市岩作雁又1-1
- 国立がん研究センター中央病院 東京都中央区築地5-1-1
- 群馬大学医学部附属病院 群馬県前橋市昭和町3-39-15
- 国立病院機構 名古屋医療センター 愛知県名古屋市中区三ノ丸4-1-1
- 札幌北楡病院 北海道札幌市白石区東札幌六条6-5-1
- 愛知医療センター名古屋第二病院 愛知県名古屋市昭和区妙見町2-9
- 豊田厚生病院 愛知県豊田市浄水町伊保原500-1
- 名古屋市立大学病院 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
- 東北大学病院 宮城県仙台市青葉区星陵町1-1
- 京都府立医科大学附属病院 京都府京都市上京区河原町通広小路上ル梶井町465
- 金沢医科大学病院 石川県河北郡内灘町大学1-1
- 愛媛大学医学部附属病院 愛媛県東温市志津川454
- 広島大学病院 広島県広島市南区霞1-2-3
- 三重大学医学部附属病院 三重県津市江戸橋2-174
- 産業医科大学病院 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
- 福岡大学病院 福岡県福岡市城南区七隈7-45-1
- 国立がん研究センター東病院 千葉県柏市柏の葉6-5-1
- 国立病院機構 九州医療センター 福岡県福岡市中央区地行浜1-8-1
- 秋田大学医学部附属病院 秋田県秋田市広面字蓮沼44-2
- 熊本大学病院 熊本県熊本市中央区本荘1-1-1
- 鹿児島大学病院 鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8-35-1
- 愛知県がんセンター 愛知県名古屋市千種区鹿子殿1-1
- 琉球大学病院 沖縄県中頭郡西原町上原207
- 国立病院機構 北海道がんセンター 北海道札幌市白石区菊水四条2-3-54
- 兵庫県立がんセンター 兵庫県明石市北王子町13-70
- 今村総合病院 鹿児島県鹿児島市鴨池新町11-23
- 佐賀大学医学部附属病院 佐賀県佐賀市鍋島5-1-1
- 国立病院機構 九州がんセンター 福岡県福岡市南区野多目3-1-1
- 大分県立病院 大分県大分市豊饒2-8-1
- 長崎原爆病院 長崎県長崎市茂里町3-15
- 浜松医科大学医学部附属病院 静岡県浜松市中央区半田山1-20-1
- 福井大学医学部附属病院 福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3
- 佐世保市総合医療センター 長崎県佐世保市平瀬町9-3
- 長崎大学病院 長崎県長崎市坂本1-7-1