JCHO神戸中央病院(兵庫県神戸市北区)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
JCHO神戸中央病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
内科(腎臓)
分野 |
腎臓内科 |
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特色 |
腎炎、ネフローゼ症候群、膠原病等の治療を腎臓内科医だけではなく、総合内科として多角的に対応している。腎生検により診断した後、腎臓を治療するだけでなく、全身疾患として診療している。最近増加中の糖尿病や循環器疾患、脳血管疾患にも専門医が綿密に連携を取り診療する。腎不全は保存期からクリニカルパスを用いた教育入院の上、インフォームド・コンセントに基づいた透析療法の選択を行っている。当院は透析に関しては全国有数の腹膜透析施設であるが、それだけではなく血液透析施設としても透析導入の準備や教育、透析患者の合併症に対する入院診療について地域の中核病院としての役割を果たしている。 |
症例数 |
年間約20例の腎炎、ネフローゼの入院加療を行う。扁桃摘出と組み合わせたIgA腎症の治療も好成績をあげている。慢性腎不全保存期教育入院も年間30例に施行されている。年間透析導入数は30人を超え、現在の維持透析患者は150人ほどで、そのうち約50人が腹膜透析を行っている。また併用の患者もある。シャントや腹膜透析の手術のための紹介入院の他、集中治療が必要な重症患者、整形外科的・外科的手術が必要な患者の紹介、また当院が心臓血管、脳血管に対するインターベンション治療を積極的に行っていることから、県下の他施設からの紹介も多い。特に県中部には入院施設を持つ腎臓専門医、透析施設が他にないため、紹介患者は年ごとに増加している。 |
医療設備 |
血液透析27床、ICU、血管撮影、超音波診断装置、CT、MRI、リニアック、腎シンチグラフィ。 |
「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)
内科(血液)
分野 |
血液内科 |
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特色 |
血液内科は主として、急性・慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群などの造血器悪性疾患に対して、同種も含めた末梢血幹細胞移植を含む強力な化学療法から、高齢者に対する緩和的な治療まで行っている。 |
症例数 |
血液内科の入院患者は常時30人程度で、年間延べ入院患者は300人ほどである。内訳は急性白血病が約40例、慢性白血病は5例、悪性リンパ腫100例、多発性骨髄腫50例などである。造血器悪性疾患の他にも、再生不良性貧血や特発性血小板減少性紫斑病などの難病疾患の患者さんも多い ★急性白血病の治療は、日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)に参加し、そのプロトコールに沿って行っている。急性白血病の寛解率は約80%であり、5年生存率は40~50%である ★血液内科には4床の無菌室があり、造血幹細胞移植は年間10例以上行っているが、そのうち、4分の3の患者さんは他院からの紹介であり、血液専門施設のない兵庫県北部(三田、三木、篠山、丹波、加東、吉川など)の治療を担っているだけでなく、大学病院を含めた神戸市内の大病院などからの紹介も多い ★外来には化学療法室が設けられており、悪性リンパ腫や多発性骨髄腫の治療、維持療法については、患者さんの負担が少しでも軽くなるよう、主に外来で行っている。また、グリベックやタシグナのような慢性骨髄性白血病の薬や、ベルケイド、サリドマイド、レナリドマイドのような骨髄腫の薬剤も県内においても処方数の大変多い施設になっている。このような薬剤の治療のために紹介されて来る患者も多い。また、当院は緩和ケア病棟を併設しており、緩和ケア専門医の診察も化学療法の開始時より並行して受けることができる。 |
医療設備 |
無菌室4床。CT、MRI、RIシンチグラム、リニアック。 |
「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)
緩和ケア病棟
分野 |
緩和ケア |
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特色 |
96年6月に、社会保険病院の中で最初に開設された緩和ケア病棟である。当病棟は、六甲山系の西端、神戸市街から北へ車で20分程の丘陵地にある病院の最上階に位置し、北は六甲山系が、南は北神戸の町並みから神戸港方面が見渡せるといった景色にも恵まれている。宗教色はないが、希望により宗教家の訪室は可能。ペット面会も可能である。緩和ケアは「癌」と診断された時から提供すべきであるという考えから、緩和ケア病棟を持ちながら一般病棟入院中の癌患者さんに対しての緩和ケアチーム活動も積極的に行っている。抗癌治療が開始された時から「癌を消滅させることが治療の最終目的ではなく、より良い生活を永く続けていくことが治療本来の目的である」という癌治療の考え方を実践。その人らしく過ごしていけるよう、身体症状の緩和や心のケアを積極的に行っている。 |
症例数 |
年間入院患者数約180~230人。当病棟入院中には抗癌剤治療や放射線療法、手術といった抗癌治療は行っていない。当病棟退院後は、緩和ケア外来での通院加療の継続が可能。入院条件として、本人への病名告知の有無は問わないが、本人および家族が当病棟へ入院することに同意していること。 |
医療設備 |
病床数は22床で全室個室(うち10床はベッド差額あり)。キッチン、談話室、家族控え室、桧風呂。総合病院であり、必要に応じて他科受診も可能。 |
「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)
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