専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

JCHO船橋中央病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

整形外科

分野

整形外科

特色

当科は62年(昭和37年)に開設、船橋市の中核病院となるべく、市民および開業医のニーズに応えるよう努力してきた。そのため疾患としては偏ることなく、各自の専門分野においても高度の医療を目指している。

症例数

外来患者は1日平均190人、ベッド数60床、手術数は年間500例

★脊椎疾患手術は80例。前方法、後方法を症例により選択している。腰椎椎間板ヘルニアは神経根ブロック等保存療法を十分に行い、MRIで精査しながら、症状の軽快しない場合に手術を行っている

★関節疾患では、変形性関節症における人工膝・股関節全置換術(50例)を行うことが多い。最近では再置換手術例も多くなっている。また、特殊な症例においては、臼蓋形成術、骨切り術等に対応している。全例、自己血輸血で対応している

★大腿骨頸部骨折(100例)に対しては、人工骨頭置換術、ガンマネイル、スクリュー等にて対応し、早期離床、早期退院を図っている。当院はリハビリスタッフが充実しているので、術後早期からのリハビリを行い、早期離床、早期退院が可能となっている

★骨粗鬆症に伴う脊椎圧迫骨折は、基本的には保存療法だが、時に手術が必要な症例に対しては手術を施行している

★手の外科では、屈筋腱・伸筋腱に対する縫合、移行、移植術などを行う。また、手根管症候群、舟状骨骨折等、最小侵襲手術に努め、外来手術が主となっている

★その他、頸肩腕症候群、小児股関節、骨粗鬆症などの健診活動も行っている。

医療設備

MRI、CT、DXA、RIシンチ、リニアック、無菌手術室、セルセーバー。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

形成外科

分野

形成外科

特色

先天表在奇形(口唇口蓋裂、耳介変形、手足指変形、でべそ、アザ等)。皮膚、軟部組織腫瘍(良性および悪性)の切除と再建。熱傷、褥瘡、難治性潰瘍。顔面、手足外傷(顔面骨骨折や指切断)および外傷後の組織欠損、変形、瘢痕拘縮(きずあと)、ケロイド。顔面神経麻痺後遺症、眼瞼下垂、腋臭症、陥入爪等、形成外科全般を扱う。形成外科学会認定施設。

症例数

年間手術数は約1,000例(入院手術約250例、外来手術約750例)。小児先天奇形に対する手術は約30例。良性皮膚軟部腫瘍約650例、悪性腫瘍関連手術が約50例で、組織欠損に対しては積極的に皮膚軟部組織移植術を併用し、患者の早期社会復帰とQOL(生活の質)の維持に努めている

★熱傷、褥瘡、難治性潰瘍に対しては最新の知見に基づいた創傷治癒促進療法によって手術せずに治癒できる症例が多くなっている

★顔面骨骨折は約30例であり、骨折部の固定には生体に害の少ないチタン製のマイクロプレートや抜去不要の吸収性素材のプレート、スクリューを使用することにより、手術回数の低減や患者のQOLを考慮した治療に努めている

★切断指等微小血管、神経の損傷に対しては、手術用顕微鏡を用いてのマイクロサージャリー手技を応用することにより好成績を得ている

★熱傷、外傷、手術後のケロイドや瘢痕拘縮に対しては、個々の患者の病状に応じて、外用薬、内服薬による保存的治療と手術的治療を適宜組み合わせた治療を行っている。さらに再発率の高いケロイド症例に対しては手術に加え、電子線照射療法を併用することによって再発率を10~20%程度に抑えられている。

医療設備

ヘリカルCT、MRI、超音波メス、ラジオ波、低出力レーザー、電子線照射装置。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 〇

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

歯科口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

船橋中央病院は標榜科23科、病床464床の千葉県中央部の基幹総合病院。院内の歯科口腔外科は60年の歴史があり、日本口腔外科学会専門医制度研修施設で、口腔外科診療をメインに千葉県東葛南部の歯科2次医療機関として機能している。また、日本顎顔面インプラント学会認定研修施設、日本障害者歯科学会指定臨床研修施設でもあり、インプラント治療や障害者および有病者の歯科治療に力を注いでいる。

症例数

11年度1年間の外来患者延べ人数は16,189人で、1日あたり70人であった。そのうち新規初診患者は1,621人で、他院より紹介された患者が53%を占めている。なお、当科は年間を通して夜間および休日の緊急患者の紹介を受け入れている

★11度年間外来手術総数は1,021件で、約半数にあたる507件が智歯(親知らず)の抜歯であった。その他、根尖切除術、顎嚢胞摘出、良性腫瘍切除が多く、多岐にわたる手術を行っている。入院病床は4床で、11年1年間の入院患者延べ人数は1,494人。また、11度の全身麻酔手術件数は151件で、骨内埋伏智歯抜歯(72人)、顎嚢胞(32人)、腫瘍(19人)、外傷(8人)などが上位をしめている

★最も多い智歯の抜歯に関しては、クリニカルパス(治療行程計画書)を患者にも手渡し、不安のない手術を心がけている。また、近年多い顎関節症に関しても、外来で上関節腔洗浄を行うなど、患者に負担がないよう努めている。舌や口の粘膜が焼けるように痛い、いわゆる舌痛症患者の来科は近年増加傾向にあるが、カウンセリングや適切な薬物療法を組み合わせ治療している。さらに、難治性の口内炎には独自の含嗽薬を開発し、良好な結果を得ている

★口腔腫瘍の手術は骨移植を含めた顎骨の再建まで行うが、進展した腫瘍症例は国立がん研究センターおよび千葉大学と連携して対応している。

医療設備

CT、MRI、腫瘍シンチスキャナー、超音波エコー、リニアック、超音波メス等。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 〇

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

血液内科

分野

血液内科

特色

血液疾患全般にわたり治療を行っている。特に、入院では白血病や悪性リンパ腫等の造血器悪性腫瘍の治療を中心に行っている。治療法については、患者さんの意思を尊重し、十分な説明とそれに基づく同意のもとで、選択している。造血幹細胞移植に関しては、千葉大学医学部附属病院血液内科と連携し、自己末梢血幹細胞移植等を行っている。日本血液学会認定研修施設。JALSG(日本成人白血病研究グループ)参加施設。

症例数

1日平均入院患者数は40~50人で、急性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、慢性白血病等の造血器悪性腫瘍が約80%以上を占め、その他は再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病等である

★年間新規症例数はおよそ急性白血病15例、悪性リンパ腫20例、多発性骨髄腫10例、骨髄異形成症候群20例、慢性白血病10例等

★急性白血病の治療はJALSGのプロトコールに準じて行っており、スタンダードリスク群の急性骨髄性白血病の完全寛解率は70~80%。ハイリスク群や再発例は、造血幹細胞移植も視野に入れながら治療を行っている

★悪性リンパ腫では、非ホジキンリンパ腫の治療はCHOP療法を中心に抗体療法も加え、良好な成績を得ている。ホジキンリンパ腫ではABVD療法を施行している。また、化学療法に加え、必要な症例は放射線治療も追加している。ハイリスク群では、自己末梢血幹細胞移植も施行している。移植例の5年生存率は78%である

★多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、慢性白血病についても標準的治療を行い、良好な成績を得ている

★再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病では免疫抑制療法等を中心に行っている。

医療設備

無菌室9床、リニアック。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

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