筑波メディカルセンター病院

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

筑波メディカルセンター病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器外科

分野

消化器外科

特色

消化器疾患の良性・悪性を問わず診療対象としており、診断から治療まで一貫して行っている。常に基本姿勢として、一方的でなく患者さんとよくコミュニケーションをとって、お互い十分理解した上での診療を心がけており、患者さんおよびご家族の方々と初診時から十分時間をかけて説明することに重点を置いて実行している。早期胃癌に対して内視鏡治療(EMR、ESD)を、大腸癌に関しては神経温存手術や腹腔鏡手術など、侵襲の少ない治療を積極的に行っている。また適応を考慮し、手術のみならず化学療法や放射線療法を組み合わせた集学的治療を行っている。さらに炎症性腸疾患の外科的治療や、肛門疾患の治療も行っている。

症例数

06年から11年の年間手術件数は平均360件

食道癌=年間手術平均4~5件であるが、適応を考えて手術に特化せず化学放射線治療も行っている

胃癌=年間手術平均約75件。stage IA:94.6%、IB:93.8%、II:68.7%、IIIA:54.1%、IIIB:44.9%、IV:19.3%

大腸癌=年間手術平均約90件。stage I:92.5%、II:82.5%、IIIa:74.4%、IIIb:58.8%、IV:26.9%。腹腔鏡手術も積極的に行っている

肝臓癌=年間手術平均約10件

胆石=年間手術平均約70件。約80%が腹腔鏡手術

膵臓癌=年間手術平均約6件

★内視鏡治療(年間治療数:胃約20件、大腸約100件)

化学療法=適応を十分検討した術前・術後補助化学療法はもちろん、切除不能・再発癌に対しても積極的に行っている。

医療設備

マルチスライスCT、MRI、電子内視鏡、超音波、リニアック、血管造影、腹腔鏡手術機器、ハーモニック・スカルペル、リガシュア、ソノペットなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

心臓血管外科

分野

心臓血管外科

特色

救急病院としてヘリポートとともに救命救急センターが設置され、心臓血管疾患の3次救急患者(急性心筋梗塞、急性大動脈解離、大動脈瘤破裂など)を県内全域から受け入れ、緊急手術に当たっている。また、地域医療支援病院として病診連携を重視し、冠動脈疾患、弁膜症、血管疾患などを“かかりつけ医”とともに投薬から手術まで、幅広く共同診療している。近年は大動脈疾患が増えているため、大動脈専門外来を開設して一般の紹介患者も受けやすくした。大動脈瘤に対する低侵襲なステントグラフト治療を導入して、超高齢者やハイリスク例に対しても積極的な治療を進めている。

症例数

11年度(4月~3月)の手術総件数は220例で、開心術相当症例数は132例であった。その内訳は以下のとおりである。

★冠動脈バイパス手術43例、うちオフポンプ冠動脈バイパス術30例、心室中隔穿孔など心筋梗塞合併症に対する手術5例

★全弁膜症手術40例、うち冠動脈バイパス術併施が3例、不整脈手術併施3例、弁形成術7例

★全胸部・腹部大動脈疾患手術76例、うち解離性大動脈瘤30例、胸部大動脈瘤17例、腹部大動脈瘤25例、大動脈基部再建術6例、胸部ステントグラフト治療4例、腹部ステントグラフト治療11例

★全末梢動静脈手術21例、うち末梢動脈手術14例、静脈瘤手術7例。開心術相当例における待機手術の手術死亡率(術後30日以内)は1.3%と低い値であった

★しかし緊急手術の死亡率は11.0%と高く、全手術例における在院死亡(すべての入院期間)は15例であった。その内訳は、急性大動脈解離と胸部大動脈瘤破裂に対する緊急手術が5例と2例、腹部大動脈瘤破裂に対する緊急手術が2例と大動脈疾患の緊急例が過半数を占めた。次に人工弁・感染性心内膜炎が4例と多く、術後10日から2カ月に感染再燃や脳合併症のために失った。残る2例は低心拍出量症候群を伴う急性心筋梗塞例と大動脈弁狭窄症例であり、後者は肝硬変および肺繊維症も伴うハイリスク例であった。総じて、緊急例およびハイリスク例の手術成績は依然として厳しいと言わざるを得ない。

医療設備

MDCT、CT 、3.0テスラMRI、MRI、IABP、PCPS、心臓超音波検査装置、ポータブル超音波検査装置、心臓RI検査装置、Cアーム血管撮影装置、脈波検査装置、人工心肺装置、自己血回収装置、カラードプラ血流計、人工透析装置、緊急搬送用ヘリポートなど。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

整形外科

分野

整形外科

特色

整形外科全般の治療を行っているが、救命救急センターがあり3次救急病院であるため、外傷が多い。また、地域医療指定病院であり、紹介患者が多く、脊椎および関節疾患の手術症例も多くなっている。

症例数

年間手術件数は約800例。平均在院日数は19.8日

★骨折の観血的療法は約300例である。高齢者の大腿骨頚部骨折は可能な限り当日、遅くとも3日以内の手術を目指している。地域連携パスを導入し、術後2~3週後に回復期病院への転院をめざしている。また、3次救急病院であるため多発重症外傷が多く、骨盤骨折に対する緊急創外固定、動脈塞栓術等も行っている

★脊椎疾患手術数は約130例で、後頭骨環椎軸椎から仙骨までほとんどすべての領域の手術を施行している。腰椎椎間板ヘルニアには、顕微鏡下の後方摘出術、頚椎および胸椎のヘルニアに対しては前方からの摘出、変形性疾患、脊柱管狭窄症、後縱靭帯骨化症などには脊柱管拡大術や椎弓切除術を適用している。外傷による破裂骨折や脱臼骨折も多く、インスツルメンテーションを使用して強固に固定し、早期離床をめざしリハビリテーションを進めていている

★関節疾患、股関節および膝関節に対して人工関節置換術を施行している

上肢の外科=外傷が多く、腱縫合、神経縫合、血管縫合や切断指の再接着施行している。その他、肩関節の関節鏡や腱板修復術も症例が増えてきている。

医療設備

MRI、CT、RI。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 〇

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

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