総合病院 釧路赤十字病院

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

総合病院 釧路赤十字病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

産婦人科

分野

産婦人科

特色

釧路・根室地域約35万の人口圏で唯一のMFICU(母体胎児集中治療室)6床、NICU(新生児集中治療室)9床を持つ総合周産期母子医療センターであるが、婦人科悪性腫瘍、内視鏡手術も数多く行っており、10年よりART(高度生殖医療)を再開している総合産婦人科病院である。当院は病床数に比べ総医師数が少ないため、他科との連絡はしやすい関係にある。産婦人科独自に近隣の根室市立、中標津町立病院に応援診療を行っている。また、リンパ浮腫患者に対する指導のため2人の看護師による外来を開設している。

症例数

外来患者数は1日170~180人

★分娩数は09年1,327件で、釧路・根室地域の分娩の50%を占めている。正常分娩が多いのが特徴で、母体搬送は年間20件程度(集約化以降)である。緊急帝王切開に対応するため、専用手術室を備えている(10分以内の娩出可能)。帝王切開率は近年約17~18%である。09年の低出生体重児は1,000g未満7人、1,500g未満8人、2,500g未満102人であった

★09年の手術総数は812件で、帝王切開は223件、リンパ節郭清を含む悪性腫瘍手術は31件、腹腔鏡手術が190件、子宮鏡手術は20件であった。良性疾患に対する手術はできるだけ内視鏡によるものとしているが、40歳以上の子宮筋腫患者は外来治療、経過観察が多く、子宮全摘の件数は比較的少ない方である。また流産、子宮外妊娠も外来経過観察するケースが多いので、規模に比べ手術数は抑え気味になっている。悪性付属器腫瘍の手術治療成績(89年から):5年生存率はIc期94%、II期48%、III期34%、IV期20%である。

医療設備

産婦人科病床67床、MFICU 6床、LDR 4床、MRI、CT、DSAなどであるが、放射線治療は他院に依頼している。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

小児科

分野

小児医療

特色

当院小児科は小児救急医療拠点病院として北海道(道東)の2次医療圏の小児医療をほぼ全面的に担当している。また、総合周産期母子医療センターの指定も受けており、NICU(9床)の医療も行っている。当院における年間出生数は約1,500件であり、NICUもそれに大きく貢献している。診療は地域完結型の医療を目指しており、小児のICU的管理も可能としている。小児科病棟は小児専門の病棟となっており、プレイルームを完備し、病棟保母(1人)を配置している。院内学級(小・中)も有しており、長期入院の児童の教育も可能である。

症例数

小児科病棟(42床)は、小児科の特殊性から感染症が主体である。肺炎、気管支炎、胃腸炎(脱水)などの診療が多いが、疾患はバラエティーに富んでおり、心臓疾患、神経疾患、内分泌疾患、血液疾患なども入院する。従って学会での症例報告も多い。年間の入院数は約1,500人。急性期DPC病院で平均在院日数も5.8日と短い。症例が多数の分野にまたがるため、レジデントの数も5人と、この規模の病院としては多いと思われる。大学病院との連携がスムーズで小児外科症例、悪性腫瘍などは大学病院と連携して治療を行っている。毎週、入院患者さんのケースカンファレンスを行い、治療の経過を医師全員で検討・把握している。

医療設備

CT、MRI、超音波検査、聴性脳幹反応、脳波、シンチグラフィ、各種迅速検査。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

眼科

分野

眼科

特色

外来は網膜硝子体疾患を中心に、角膜、涙道、緑内障、斜視・弱視、そして、白内障を中心とした一般外来とに分類され、各医師がそれぞれの専門分野を担当する。病棟は眼科単独病棟(48床)で、病棟運営が眼科専属のスタッフにより営まれ、他院の医師が自由に当院の病棟や手術室を使用できるオープンホスピタルとして機能している。

症例数

08年3月に、病棟に2つの眼科専用手術室を増設し、年間総手術件数約2,800件のうち、局所麻酔を中心に約2,200件を病棟手術室で行っている。これにより、局所麻酔下の手術、特に白内障手術(年間2,100件)は、外来手術並みの効率で、入院管理下でのより安全な手術が可能となった。また、当院の最大の治療目的である網膜硝子体手術は年間約500件で、これらの手術成績を単純に他院と比較できないが、ここ10年間の統計としては、裂孔原性網膜剥離の初回復位率は96%、黄斑円孔の初回閉鎖率は95%である。さらに、ここ数年は加齢黄斑変性症患者の増加に伴い、光線力学療法(PDT)用の入院個室も増設し、PDTはもとより、先の病棟手術室での抗VEGF療法と、より安全な環境で本治療に精力的に携わっている。その他の手術としては、緑内障手術が約50件(レクトミー80%、ロトミー10%、他10%)、涙道内視鏡を駆使した涙道関係の手術が約100件程度施行されており、これらは他院から出向している各専門医が担当している。

医療設備

SLO、HRA+OCT、OCT3000、ハンフリー自動視野計、IOLマスター、トポグラフィー(アルコン)、オムニカラーレーザー、visu210 3台、アキュラス、インフィニティ2台、ライカ手術顕微鏡、プレステージ3台、ドルクおよびストルツ(25G)硝子体手術装置他。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

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