東京都済生会中央病院(東京都港区)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
東京都済生会中央病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
内科(消化器内科)
分野 |
消化器・一般内科 |
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特色 |
内科学会、消化器病学会、肝臓学会、消化器内視鏡学会を含む36学会より認定された教育・研修病院。東京都認定がん診療病院。縦割り診療を排し、各科専門医連携のもとに総合診療の実践を目指している。救急患者の受け入れも盛んであり、急性の腹痛、消化管出血に対するスタッフの経験は豊富である。また、常に患者さんの方を向いた診療を心がけ、治療費をできるだけかけない有効な治療を目指している。入院のコストの低さと在院日数の短さはトップレベルである。また、10年6月より導入したカプセル内視鏡をはじめとして、最近の器機導入や最新の治療も行っている。スタッフのうち4人が消化器病学会専門医の資格を有して、すべての消化器疾患に対応している。また、がん治療認定医も3人を擁し、化学療法を中心とした治療も積極的に行っており、さらに緩和ケア科との連携のもと患者さんの精神的なケアにも努めている。 |
症例数 |
入院患者数は年間約1,100人。平均在院日数約10日。年間の内視鏡検査件数は上部消化管5,000件(止血、粘膜切除、粘膜下層剥離術など処置300件)、下部消化管1,700件(ポリープ・粘膜切除など処置630件)、内視鏡的逆行性胆管膵管造影(乳頭括約筋切開術、総胆管結石除去など処置を含む)100件。緊急内視鏡件数は350件で24時間体制で行っている ★胃・十二指腸潰瘍の出血=内視鏡的止血率96%で、平均入院日数は6日間と極めて短い ★大腸憩室炎=当院独自の外来治療プロトコールによって、入院治療と同等の良好な成績を得ている ★肝細胞癌=ラジオ波焼灼術などの局所療法、肝動脈塞栓療法、手術などを病状に応じて選択している ★B型・C型慢性肝炎=インターフェロン療法、抗ウイルス療法を積極的に行っている ★炎症性腸疾患=11年4月より専門外来を開設して、タクロリムスや生物学的製剤であるレミケード・ヒュミラ投与および白血球除去療法を行っている ★ピロリ菌外来=ピロリ菌認定医である岩崎が専門外来を開設し、難治例・除菌適応とならない患者さんを中心に診療している。 |
医療設備 |
電子内視鏡(拡大、NBIなど)、カプセル内視鏡、高周波手術装置(VIO)、APC、超音波、MDCT、血管造影(DSA)、MRI、RI、リニアックなど。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)
呼吸器内科
分野 |
呼吸器内科 |
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特色 |
当院は急性期型病院であると同時に、診療所等との医療連携を重視した地域の中核病院である。その理念のもと、当科は呼吸器疾患全般の診療を行っている。肺癌診療、呼吸器感染症、慢性呼吸機能障害の診療がその主体である。 |
症例数 |
入院患者数は年間500人前後で、内訳は肺癌などの腫瘍性疾患が約30%、高齢者の肺炎を中心とする呼吸器感染症が約20%、慢性閉塞性肺疾患(COPD)または肺結核後遺症による慢性呼吸不全が20%弱で、これら3大疾患が2/3強を占める。肺癌の新規症例は年間60~70例で、呼吸器外科との連携も良く、迅速に外科的治療の対応が可能である。手術非適応肺癌では、ガイドラインに沿った化学療法・放射線療法を行うとともに、状況に応じて外来化学療法や緩和ケアを行っている。外来では、COPD、喘息・アレルギー性疾患、間質性肺疾患が多い。喘息については、吸入ステロイドを中心とする管理にて発作による入院を減少させている。COPDについては薬物治療、在宅酸素療法、呼吸リハビリを組み合わせた集学的治療を行っている。睡眠時無呼吸症候群の検査と治療導入のための短期入院プログラムがある。肺高血圧症、肺塞栓症のような肺循環障害の診療も行っており、肺高血圧症に対する在宅プロスタサイクリン療法を4例に導入している。 |
医療設備 |
胸部単純X線、CT、MRI、核医学検査(PETは未導入)、気管支鏡、胸腔鏡(局所麻酔または全身麻酔)、血管造影、肺動脈カテーテル検査などを備えている。 |
- セカンドオピニオン受入 △
- 初診予約 ○
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)
心臓血管外科
分野 |
心臓血管外科 |
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特色 |
糖尿病、脳梗塞、腎不全などの合併症のある患者さんが増加する中、各科と連携を密にとりながら治療を行っている。技術進歩により手術から生還することは当たり前の時代に、手術後いかに長く質の高い生活が送れるかに重点を置いて治療を行っている。患者さんの状態、生活環境、ニーズに応じたオーダーメイド治療をモットーとし、大量生産的な画一的治療とは一線を画す。 |
症例数 |
★冠動脈疾患では、欧米から移入されたオフポンプ冠動脈バイパス手術(人工心肺を使わない冠動脈バイパス手術)が一時日本でも数多く行われたが、遠隔成績の面で推奨されないとの理由から、すでに欧米においては人工心肺を用いた冠動脈バイパス手術が大部分を占めている。当院では終始一貫、人工心肺を用いて質の高いバイパス作りを心掛けてきている。また、遠隔成績が良いとされる内胸動脈を、糖尿病や腎不全があっても左右とも積極的に使用する世界でも数少ない施設である。そのため術後10年生存率は88%と良好である ★弁疾患については、僧帽弁疾患では、できるだけ自己弁を温存した弁形成術を93年から行っており、心房細動がなければ抗凝固療法(ワーファリン)なしでいられるので、生活の質を高く保てる。大動脈弁疾患においても生体弁を積極的に用いることで、手術後抗凝固療法を必要としない ★大動脈疾患においては、緊急手術例が多く、特に急性大動脈解離の緊急手術例では、遠隔期の予後を考慮して積極的に弓部大動脈までの拡大手術を行っており、良好な遠隔成績(病院死亡も含めた術後10年生存率71%)を達成している ★治療実績:過去5年間(06〜10年)の手術数と病院死亡率を示す。冠動脈バイパス手術:249例・1.6%、弁疾患手術:99例・3.0%、胸部大動脈瘤手術:63例・15.9%、先天性心疾患根治手術:8例・0%。 |
医療設備 |
人工心肺、PCPS、IABP、シネアンギオ装置、DSA装置、CHDFなど。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)
腎臓内科
分野 |
腎臓内科 |
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特色 |
糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎、本態性高血圧の診断・治療を一貫して行っている。当院は糖尿病の患者数が多いため、糖尿病性腎不全例が多い。尿毒症に対する血液透析(HD)、腹膜透析(PD)の選択は、各自のライフスタイルと家族の意向を重視する。当院のPD選択率は20%と、全国平均の3.2%をはるかに陵駕し高い。またHDは、午前中入院患者を、午後は外来患者を中心に2クール制で行っている。ICU/CCUのCHDFやCAVHなど血液浄化療法、LDL吸着療法、顆粒球除去療法、骨髄幹細胞採取など体外循環療法も適宜取り入れる。当院は日本透析医学会認定指導施設であり、日本腎臓学会認定教育施設でもあり研修希望の医師、看護師、臨床工学技士も受け入れている。 |
症例数 |
★腎生検数は年間約25例。疾患はIgA腎症、膜性腎症、薬剤性腎障害、SLEなど多岐にわたる ★透析導入患者数は年間約60例で、糖尿病性腎症が60%を占める ★HDの透析装置は15床、年間透析総数は8,200例、現在外来通院数は約40人。PDは専任ナース6人で対応し、現在までの総導入数は300例、現在の患者数は45人。最近ではHDとPDの併用療法も増加している ★透析患者の5年生存率は非糖尿病で80%、糖尿病性で40% ★内シャント造設術は血管外科との連携で年間50例である。内シャント再建術は他院からの依頼も多く、年間約80件ほどである。 |
医療設備 |
診断用にMRI、CTなど、治療用に血液透析装置、血漿交換装置、持続性血液浄化装置(CHDFやCAVH)、LDL吸着装置、顆粒球除去装置、血液成分分離装置など。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)
泌尿器科
分野 |
泌尿器科 |
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特色 |
泌尿器科疾患全般を対象に高いレベルの診療を行っており、特に尿失禁、骨盤臓器脱のための女性外来を設置し専門性の高い診療、治療を行っている。前立腺癌の診断のための前立腺針生検は苦痛のない全身麻酔で行っており、好評を得ている。また膀胱全摘など手術後の排尿管理のために、ストーマ外来を開設し、専門の資格をもった看護師が対応している。 |
症例数 |
10年手術件数:骨盤臓器脱手術(TVM手術)47例、尿失禁手術(TOT手術)10例、腎癌手術24例(部分切除13例、全摘11例)、経尿道的前立腺切除術(前立腺肥大症の手術)104例、根治的前立腺全摘術(前立腺癌の手術)28例、経尿道的膀胱腫瘍切除術90例、膀胱全摘術(浸潤性膀胱癌の手術)4例(回腸導管1例、代用膀胱3例)、腎尿管全摘(腎盂、尿管癌の手術)4例、精巣腫瘍手術4例、副腎手術3例(腹腔鏡下手術3例、開腹0例)、ESWL 174例、TUL(尿管結石の内視鏡手術)2例、膀胱結石手術8例、包茎手術6例、陰嚢水腫手術8例 ★骨盤臓器脱手術では、TVM手術で良好な成績をあげている ★尿失禁手術では、TVTよりさらに体の負担が少ないTOT手術で良好な治療成績をあげている ★腎癌は腎機能温存を考え、可能な限り部分切除を施行している ★副腎手術や腎尿管全摘術および腎摘出術は、症例により可能なら腹腔鏡手術を施行している ★膀胱全摘においては、可能な限り代用膀胱による尿路変更を施行している ★前立腺癌に対しては病期、年齢、希望に応じて根治的前立腺全摘術、放射線治療、ホルモン療法より治療法を選択している ★腎尿管結石に対してはESWLを第一選択の治療法とし良好な成績をあげている ★膀胱鏡は軟性膀胱鏡を使用しており、痛みが軽く患者さんから好評を得ている。 |
医療設備 |
MRI、マルチスライスCT、RI、ESWL、リソクラスト、リニアック、軟性膀胱鏡。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 ○
- 執刀医指名 ○
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)
整形外科
分野 |
整形外科 |
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特色 |
地域の中核病院として、診療所・病院との連携を取りながら、専門性の高い医療を提供するよう努めている。整形外科全般の治療を行うが、股・膝関節疾患、脊椎・脊髄外科、手の外科と多岐にわたって専門医が常勤しており、専門性の高い多くの慢性疾患に対応可能である。地域の連携医師や大学関連医師からの信頼も厚く、紹介患者も多い。 |
症例数 |
外来新患者数は年間約2,500人、外来1日平均120人、入院患者は1日平均50人である。年間手術件数は約700件(過去5年間とも)、内訳は脊椎・脊髄が約200例、外傷が約200例、上肢手術が約150例、股・膝関節手術が約100例(うち人工股関節手術が70例)である ★脊椎・脊髄外科では、側彎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、分離すべり症、後縦靱帯骨化症等などが多い。病態に最も有効な手術法を選択し、障害部の除圧のみならず、要すればインスツルメント(金属製の内固定具)を使用した固定術を盛んに行っている。また最近では内視鏡下脊椎手術(MED)も導入している ★短期間の入院での各種ブロック療法による保存的治療も非常に多い(神経根ブロックは年間約450件) ★上肢の外科では骨折、腱損傷等の外傷、手根管症候群、肘部管症候群、手指腱鞘炎等の症例が多い。手関節、肩関節の骨折に対し、創外固定を用いて経皮的に手術を行っている ★股関節・膝の手術では外傷の他、人工股関節置換術が多い。世界でも最先端のコンピューター・ナビゲーション技術を導入した人工股関節手術により高い手術精度を得ている。 |
医療設備 |
MRI、CT、骨塩定量測定装置、骨シンチ、関節鏡、手術用顕微鏡、人工股関節コンピューター・ナビゲーション装置など。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)
形成外科
分野 |
形成外科 |
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特色 |
同じ疾患に対しても患者さん一人ひとりの生活背景や要求を重視し、手術方法と麻酔方法を選択している。入院治療か外来通院治療かを多くの疾患で選択することができる。自費診療(保険対象外)と保険診療は同日に行うことはできないが、自費による手術、レーザー治療、美容関連の治療も行っている。 |
症例数 |
年間の手術症例数は約400例。主な症例は眼瞼下垂、腋臭症、皮膚腫瘍、顔面骨折である ★眼瞼下垂症手術は局所麻酔下に行っているが、術後入院するか帰宅するかを患者さんが選択することができる ★腋臭症手術は、入院全身麻酔下に行う人と通院局所麻酔下に行う人が半々くらいである。患者さんのご希望で決定しているが、術後4日間の安静が必要なため入院を勧めている ★皮膚腫瘍は、良性の場合も悪性の場合も手術後の仕上がりを重視し、傷あとが目立たないよう細心の注意を払って行っている ★顔面骨折は部位により手術方法が異なるが、鼻骨骨折は初診時に整復し、そのまま帰宅することができる。頬骨骨折は全身麻酔下に口の中と下まぶたの中からの切開を行い、きずあとが目立たない整復固定術を行っている。症例によっては受傷直後に局所麻酔下に口の中だけの切開で整復が行える。下顎骨骨折は、噛み合わせの改善を重視して口腔外科と共同して行っている ★陥入爪・巻き爪に対しては手術を行わず、全症例矯正の治療を行っている。患者さんの希望があったときのみ、部分抜爪の手術を行っている。矯正の期間はおよそ4カ月である ★美容の治療に関しては、すべて自費である。肌に刺激のないローションの販売も行っている。 |
医療設備 |
MRI、CT、3DCT、超音波、手術用顕微鏡、手術用内視鏡、炭酸ガスレーザー、アレキサンドライトレーザーなど。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 ○
- 執刀医指名 ○
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)
皮膚科
分野 |
皮膚科 |
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特色 |
皮膚炎症性疾患から良悪性皮膚腫瘍まで幅広く扱い、正確な臨床と病理診断のもとで的確な診療を行っている。脱毛症、肝斑、アレルギー、爪などの特殊外来を設け、難治性皮膚疾患の治療も行っている。 |
症例数 |
1日平均外来患者数85人、年間生検および手術数は約500件、レーザー件数は約250例である ★肝斑外来は年間約150人の肝斑と老人性色素斑を中心としたシミ患者に対し、当院独自のクリーム(コウジ酸、リキリチンおよびアスコビン酸グルコシドなどの配合剤)で治療を行い、肝斑患者の約80%に明らかな改善がみられ、さらに老人性色素斑に対しては、レーザー治療の併用によって良い成績が得られている ★アレルギー外来は年間約100例の接触性皮膚炎、薬疹、口腔扁平苔癬、掌蹠膿疱症などの難治性皮膚疾患患者に対し、金属、化粧品、家庭用品、ゴムおよび薬剤などのパッチテストを行い、原因の究明に努めている ★脱毛外来は難治性脱毛患者に対し、感作療法(SADBE)、スチーム療法、ステロイドの注射、内服などの治療を行っている ★爪外来は内服で治らない爪白癬や、その他の疾患による爪変形と肥厚に対し、爪グラインダーで削るなどの療法を行っている ★年間約30人の血管炎、膠原病患者は、症例に応じて入院治療および外来通院療法を行っている ★皮膚腫瘍は年間約340人(10年度):良性315、悪性25人。正確な臨床病理診断のもとで、症例に応じた液体窒素、炭酸ガスレーザー、外科手術や化学療法および放射線療法を行っている。 |
医療設備 |
医療用紫外線装置、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、炭酸ガスレーザー。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)
神経内科
分野 |
神経内科 |
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特色 |
535床の臨床研修指定病院で、各診療科の連携の良さが特色。神経内科は日本神経学会および日本脳卒中学会の認定教育施設で、神経内科の専門診療とともに、他の内科の部門とも密接に協力している。また、脳神経外科、脳血管内治療科と合同で脳卒中センターを構成し、脳梗塞をはじめとした脳卒中の急性期診療に力を入れている。 |
症例数 |
年間入院数は約800~900例、平均在院日数約14~15日である ★入院診療で最も力を入れているのは急性期脳卒中の診療で、入院例の1/2~2/3を占める。常勤医のうち4人はいずれも神経学会とともに脳卒中学会の専門医でもある。病棟には専門医のほか、専任の看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が勤務し、脳卒中専門病棟として、チーム医療、早期リハビリを実践している。脳卒中入院例では、脳梗塞が約2/3と多く、t-PA治療は、これまで40例以上に施行。頸動脈狭窄性病変は神経内科での評価の後、適応のある症例はステント留置術または内膜剥離術を行う。病棟では脳神経外科、脳血管内治療科と一緒に新入院カンファレンスを毎朝行い、脳卒中センターとして診療科を越えた脳卒中診療を行っている ★このほかの主な入院対象疾患は、てんかん、失神、代謝性脳症、末梢前庭疾患、パーキンソン病および症候群、末梢神経・筋疾患、脳腫瘍、機能性頭痛、脊髄小脳変性症、脊椎・脊髄疾患などである ★外来は1カ月に約1,500人が通院中。専門外来では脳血管障害、パーキンソン病をはじめ、種々の疾患に対する診療を行っているが、認知症には心療科と合同でメモリークリニックを開設、めまいは耳鼻咽喉科、脊椎・脊髄疾患は整形外科と連携して診療を行っている ★頭部CT、MRIはいずれも緊急対応可能。 |
医療設備 |
MRI、CT、SPECT、頸動脈超音波、経頭蓋ドプラ、脳血管造影、筋電図、脳波。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)
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診療科目:泌尿器科
2021年02月19日投稿
緊急で施術した病院とすすめられた病院で味わった地獄と天国? 前立腺肥大で治療に伺い体験した感想ですが、違いは医療STAFFの腕の違いと丁寧な処理。 たかが管の出し入れですら見…続きをみる