岩手県立大船渡病院(岩手県大船渡市)が名医に推薦されている分野
住所 | 〒022-0002 岩手県大船渡市大船渡町字山馬越10-1地図を見る |
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電話番号 | 0192-26-1111 |
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
岩手県立大船渡病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
外科
分野 |
消化器・一般外科 |
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特色 |
消化器疾患を中心に、甲状腺から末梢血管まで様々な臓器を対象にしている。当院では救命救急センターを併設しているため緊急症例が多く、年間165例の緊急手術を行っている。手術症例では血管外科手術、肝胆膵がんの手術が比較的多く、肝胆膵外科学会の高度技能修練施設に申請中である。急性期の手術症例のほか、がんに対する放射線化学療法、緊急時のIVR(インターベンショナル・ラジオロジー)による血管塞栓術、重症急性膵炎などに対する動注療法、肝腫瘍に対するラジオ波治療も行っている。また手術後のフォローアップ、末期がん患者さんの緩和ケアにも力を入れている。地域の高齢化に伴い、高齢者の手術が多くなってきており、症例の30%が70歳以上、10%が80歳以上である。高齢の患者さんにも積極的に手術を行っていくために、栄養評価と補助、術後のリハビリなど安全に治療を行う工夫もしている。 |
症例数 |
09年の手術件数:手術総数803件、全身麻酔手術503件、臨時手術165件、甲状腺がん5例、乳がん23例、胃がん42件(うち幽門側胃切除27例、胃全摘14例)、大腸がん年間総数87例(うち直腸がん37例)。肝胆膵がん:肝切除(生検を除く)24例(うち腹腔鏡下肝切除1例)、膵頭十二指腸切除13例、ラジオ波焼灼術15例。血管手術:大動脈瘤手術11例(うち大動脈破裂3例)、血行再建術11例。 |
医療設備 |
MRI、ヘリカルCT、DSA、超音波、腹腔鏡、胸腔鏡下手術装置、放射線治療装置等。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)
産婦人科
分野 |
産婦人科 |
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特色 |
地域周産期母子医療センターとして沿岸地域のセンター病院の役割を果たし、大阪府の面積より広い地域を5人の医師でカバーしている。また、内視鏡手術にも力を入れており、県内に2人しかいない内視鏡技術認定医の指導の下、多くの婦人科疾患の手術に取り組んでいる。 |
症例数 |
07年度の手術総数は335例(婦人科手術115例、産科手術220例)。08年度の手術総数は423例(婦人科手術162例、産科手術261例) ★婦人科=08年度は内視鏡手術を52例(子宮鏡9例、腹腔鏡43例)。婦人科では、新しい機器や技術を利用した内視鏡手術(腹腔鏡・子宮鏡)に積極的に取り組んでいる ★産科=07年9月に集約後、07年の分娩数は572件(帝王切開は157件)、08年の分娩数は636件(帝王切開は208件)。県立釜石病院、遠野助産院にも医師を派遣しており、沿岸南部地域の産婦人科医療を一手に引き受けている。県立釜石病院と県立大船渡病院は一体運営しており、08年度の県立釜石病院からの緊急搬送は32件、外来レベルでの紹介・搬送は187件で、いずれも予後は良好である。ハイリスク妊娠・出産を取り扱いながらローリスク妊娠に対して助産外来を運営している。助産外来は医師・助産師の協働でローリスクと妊婦の管理を行っている。遠野助産院との遠隔妊婦健診を行い、ウエブ周産期電子カルテの推進をしている。新周産期医療情報ネットワークシステム「いーはとーぶ」を利用した、母体搬送・新生児搬送、周産期医療情報の共有、市町村との妊婦健診情報・メンタルヘルスケア情報の共有により、安全・安心な妊娠・出産・育児の環境を提供している。 |
医療設備 |
MRI、CT、腹腔鏡、子宮鏡など。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ×
- 主治医指名 ×
- 執刀医指名 ○
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)
精神科・ストレス外来科
分野 |
精神科 |
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特色 |
当院は岩手県沿岸地域で唯一精神病床を有する総合病院。当科は気仙医療圏(大船渡市・陸前高田市・住田町の人口約8万人)および隣接地域のあらゆる精神医療上の要請に対応する。他診療科との相談・連携、精神科救急、地域精神保健など多様な総合病院精神医療の最前線といえる。医療資源が乏しく病院間での機能分担が難しい地域にあって、当科には急性期から退院後の生活支援まで、治療の全段階への対応が求められる。総合病院精神科では異例だが、診療初期から生活支援を見据え、全人的な視点で多職種が連携し、サービスを切れ目なく提供できる。当院は救命救急センターを有し精神科救急に対応している。 |
症例数 |
病棟は定床105床の閉鎖病棟だが、医師数減少のため70床で運用している。「入院患者様が自律性の回復とその人らしい生活ができるよう医療チームが役割を発揮し支援に努めます」との目標を掲げ、継続受け持ち制で看護を行う。平均在院日数は約200日で、入院の6割が統合失調症、1~2割が認知症。治療には薬物療法、精神療法、作業療法、臨床心理士の心理面接、修正型電気けいれん療法があり、疾病教育や酒害教育でグループ療法が行われる。1日外来受診数は約95人、年間新患者数は約500人(1日2.6人)。新患の約40%は他科からの依頼による。デイケアは週3日、1日利用者数は約7人。当院はがん診療連携拠点病院であり、第1精神科長が緩和ケアチームに参加している。 |
医療設備 |
CT、MRI、SPECT、脳波などほとんどの検査は可能である。 |
- セカンドオピニオン受入 △
- 初診予約 ○
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)
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2007年07月02日投稿
こちらで出産しました。 大きい病院なので事務的な雰囲気かな?と初診前は不安に思っていましたが、スタッフみなさん優しくて、待ち時間が長いときも看護師さんが声を掛けてくださ…続きをみる