専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

五稜会病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

精神科・心療内科

分野

精神科

特色

当院は札幌市北区を中心とした地域の精神保健福祉医療を担うプライベート病院で、急性期病棟、ストレスケア・思春期病棟を有し、こころのケアを重視した医療を行っている。思春期を含めた比較的若い患者層が多く、認知症は対象としていない。患者さんの人権を尊重し、患者さんとそのご家族の精神保健の安定のために、職員が誠心誠意の努力をすることを基本方針としている。病院機能評価の認定施設。理念は以下の4つを挙げ、精神医療を創造することを目標にしている。①患者さんの病前の社会背景と病状を理解し、個々を尊重する治療に努める②医療の情報開示を行い、患者さんとの信頼関係を大切にした医療を行う③地域医療連携を密にし、精神科・心療内科の基幹病院としての役割を担う④臨床研究を行いながら優れた医療人の育成に努める。卒後医師臨床研修制度では札幌医科大学附属病院、斗南病院、北海道社会保険病院、札幌鉄道病院の精神科の協力病院である。また、札幌医科大学医学部、北海道医療大学看護学科、北海道医療大学・大学院心理学科、北海道医療大学保健福祉学科、北星大学保健福祉学科、吉田学園作業療法学科の学生の臨床研修を受け入れている。長期入院者の退院支援のために共同住居、グループホームの運営を行っている。

症例数

08年度の当院の診療実績を示す

外来部門=年々、新規患者数は増加している。03年に初めて1,000人を突破し、06年度は1,509人、08年は1,880人であった。病院近隣からの受診者や、他の精神科医療機関からの紹介も多く、医療連携を行っている。思春期の受診者も多く、08年の20歳未満加算は2,393件である。デイケアは定員120人で、主に統合失調症患者を対象とした「コラボ」、思春期対象の「ティアラ」、若年女性の「ナチュール」の3つがある

入院部門=急性期治療病棟38床、ストレスケア・思春期病棟48床、療養病棟(開放)54床、療養病棟(準閉鎖)53床の計193床。08年度の入院者数は625人、退院者数632人である。入院者の年齢は14~83歳、平均年齢38.0歳。最も多い年代は30歳代で26%、次いで20歳代の24%である。10歳代は1割弱で、30歳代までで6割を占める。7割が女性である。診断別では感情障害圏が半数、次いで統合失調症圏が3割、神経症圏が1割である。退院者の入院期間は1~9,473日、平均107.2日。1カ月未満が3割、1~2カ月、2~3カ月がそれぞれ1/4で、8割が3カ月以内に退院している。3年以上は6人で3人は自宅退院した。地域連携クリニカルパスを用い、グループホーム等への退院支援を行っている。薬物療法で効果が得られない重度のうつ病、統合失調症に対しては、全身麻酔下で行う無けいれん頭部通電療法(m-ECT)を行い、効果をあげている

専門療法=認知行動療法、自律訓練療法・リラックス療法などの心理療法、作業療法、音楽療法等を行っている。ストレスケア病棟では、対人関係スキル向上やうつ病の対処法獲得のために、集団認知行動療法やグループセミナーを行っている。09年からは新たな試みとして、当院認定カウンセリングナースによる看護カウンセリングを開始した。思春期患者に対しては、通常の薬物療法だけでは改善効果が得られないことから、社会的スキル、対人関係スキル向上のために、入院中は「アネモネ」と名付けた集団療法、デイケア「ティアラ」への院内通所を行っている。また、うつ病などストレス関連疾患で休職を余儀なくされた患者さんを対象に、職場復帰プログラム「リワークヴィレッジ」を用意し、職場へのスムーズな復帰を援助している。アルコール依存症に対するプログラムがある。

医療設備

全身CT、X線検査、脳波、PSG、心電図、心理検査が可能。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

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