市立福知山市民病院(京都府福知山市)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
市立福知山市民病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
消化器内科
分野 |
消化器・一般内科 |
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特色 |
当院は06年6月に全面改築され、日本医療機能評価機構認定病院・地域がん診療連携拠点病院・地域災害医療センターとして、22診療科・354床を有する京都府北部の拠点病院である。消化器癌に対して外科・放射線科と連携しながら手術・放射線療法など集学的治療を実践している。癌化学療法についても外来化学療法室を有し化学療法チーム、緩和医療チームと連携を取り合いながら、地域がん診療連携拠点病院として活動している。 |
症例数 |
消化器科として常時50人前後の患者が在院している。内視鏡検査は近年飛躍的に増加している。09年度は年間約7,200件(上部約5,400件、下部約1,600件)施行した。最近の傾向として経鼻内視鏡検査と治療内視鏡検査の増加がみられる。治療・処置件数は年間約780例。早期胃癌などに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は年約60件、大腸ポリープ切除術は約170件、症例数の増加にかかわらず合併症率は全国平均を下回って推移している。胃瘻造設も年間約55件 ★内視鏡診療においては、経鼻・経口を含む上部内視鏡、下部内視鏡の標準的な検査に加え、カプセル小腸内視鏡・ダブルバルーン内視鏡・超音波内視鏡なども随時行っている。10年4月からは狭帯域光観察(NBI)拡大観察を取り入れ、治療前のより詳細な範囲・深達度診断に努めている。治療としては全消化管の出血に対する止血術・内視鏡的粘膜下層剥離術・食道静脈瘤硬化療法・大腸ポリープ切除術、胆管膵においても結石除去術・胆管ステント留置術など通常処置に加え、緊急治療処置にもほぼ24時間対応している。10年4月からは治療内容を検討し、負担の軽減に二酸化炭素(CO2)送気での検査治療も取り入れている。治療とは別にピロリ菌感染の除菌治療や経口摂取不良の方などに対する内視鏡下の胃瘻造設術も行っている ★肝疾患については、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH) などの肝障害やB・C型などウイルス性肝炎、肝硬変の治療を行っている。ウイルスの消失がえられない活動性C型肝炎には発癌予防を目的としたインターフェロン治療も行っている。難治性C型慢性肝炎に対し、ペグインターフェロン+リバビリン併用療法を行い、約60%の有効~著効率を得ている。また、肝細胞癌(年間約150例)に対する治療としては、肝動脈塞栓術(TAE)、肝動注化学療法(TAI)、経皮エタノール注入療法(PEIT)、経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)などを積極的に行っている。上記のような治療が困難な進行した肝細胞癌に対して、肝予備能が保たれている症例にはソラフェニブによる分子標的治療薬を用いた化学療法も導入している ★胆道疾患に対して内視鏡と連携し、症例に応じて上記内視鏡治療法以外に経皮的胆汁ドレナージ術(PTCD、PTGBD)・経皮経肝胆管ステント留置術を行う。肝癌破裂、消化管出血などの止血に対するIVRも行っている。 |
医療設備 |
1.5テスラMRI、16列MDCT、カプセル内視鏡、ダブルバルーン内視鏡、超音波内視鏡(EUS)、ラジオ波焼灼装置、DSA装置(Digital Subtraction Angiography)ほか。 |
「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)
小児科
分野 |
小児医療 |
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特色 |
京都府北部の福知山市を中心にその周辺地域を対象に、プライマリケアから専門分野まで幅広い医療を展開している。地域に密着した病院として急性期疾患だけでなく、軽度発達障害児などのリハビリテーションも積極的に行い、福祉・教育との連携を図っている。 |
症例数 |
外来患者数は1日平均約50人。午前は一般外来で、午後に予防接種、乳児検診、循環器、神経など専門外来を行っている。また、市立の療育施設、当院のリハビリテーション科スタッフとも協力し、市内の軽度発達障害児の診断や作業療法、言語療法を行っている ★入院患者は年間300~400人で、気管支喘息、肺炎、気管支炎など呼吸器疾患(約40%)、感染性胃腸炎など消化器疾患(約10%)、けいれん重積、てんかんなど神経疾患(約8%)などとなっている ★院内出生の新生児は年間約500人で、出生時、退院前日に小児科医の診察を行っている。低出生体重児、新生児黄疸、感染症などの治療を行っている。 |
医療設備 |
MRI、CT、SPECT、ABR、脳波、呼吸機能、超音波など。 |
「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)
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- 名医の推薦分野について
- 名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。
50代以上男性 2007年06月15日投稿
検査の設備、治療機器とも最新の設備が整っている病院です。 数年前に改装されきれいになりました。 確かに人間ドックの設備はいいです。続きをみる