川崎市立井田病院(神奈川県川崎市中原区)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
川崎市立井田病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
外科・消化器外科
分野 |
消化器・一般外科 |
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特色 |
早期癌や良性疾患においては一つの孔のみで手術する単孔式腹腔鏡下手術や、それに数個孔を増やしたReduced Port Surgeryを取り入れ、適応症例には積極的に低侵襲手術を採用している。一方、癌に対する標準手術や拡大手術においては、難易度の高い上部食道癌を含めた食道手術や、血管合併切除・再建の必要な肝臓・膵臓・胆道手術をも行っている。手術のみでなく放射線治療医・腫瘍内科医と共に化学療法・放射線療法も組み合わせ、診断時から精神科医師・看護師・ケースワーカーを含めた癌サポートチームが患者様と家族の精神面・経済面もバックアップする体制をとっている。外科診療を支える病院の組織としては、政令指定都市で初のPCU(緩和ケア病棟)を開設し、98年には在宅ケア・高齢者ケア・地域連携を加えたかわさき総合ケアセンターへと発展させ、病院の常勤医が往診に対応する等、地域の理想的な医療を目指している、地域がん診療拠点病院である。 |
症例数 |
総手術数は約500例。食道癌症例年間15~20例:手術治療5~10例、化学放射線治療5~10例、内視鏡治療約5例 ★早期癌にはEMR(内視鏡的粘膜切除術)・ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を施行。進行癌には化学療法―標準食道切除、化学放射線療法―標準食道切除、化学放射線療法を行っている。下咽頭・頸部食道癌で咽頭を切除せざるを得ない場合には、術後に発生できるように音声再建を行っている ★胃癌症例年間約40例=手術治療約35例、内視鏡治療約5例。早期癌には組織型や深達度に応じESDと腹腔鏡下幽門側胃切除術・腹腔鏡下胃全摘術を施行、進行癌には標準開腹手術を施行している ★大腸癌症例年間約50~60例=手術治療約45例、内視鏡切除例約10~15例(腺腫に対する内視鏡切除は250例)。早期癌には深達度・脈管浸潤に応じESD・腹腔鏡補助下大腸切除術を行っている。進行癌に対しても病態に応じて腹腔鏡補助下大腸切除術・標準開腹手術を施行している。特に直腸癌に対しては、できる限り肛門を温存するようにし、術後の機能障害を生じないよう、神経温存手術を原則としている ★肝癌症例年間10~15例=手術治療5~10例、その他治療約5例(肝動脈塞栓療法、ラジオ波焼灼)。肝切除は基本的に肝の区域に沿った切除としている。術後成績は安定していて、肝切除でもクリニカルパスにのせることが可能で、術後7日から退院を実現している ★胆管癌症例年間約10例=手術治療約10例。ファーター乳頭EMR1~2例。癌の浸潤度に応じて断端を陰性にすることを目指し、肝切除・膵切除を組み合わせた手術を行っている ★膵癌症例年間10~15例:手術治療約10例、化学療法約5例。癌に対する基本的な切除は幽門輪温存膵頭十二指腸切除と動脈管合併膵体尾部切除である。癌でない腫瘍に関しては、脾臓温存膵体尾部切除などの縮小手術をも行っている。肝切除と同様に術後はクリニカルパスによって管理し、術後2日目から腸管を使用した栄養管理を行っている ★乳癌症例年間60~70例=マンモグラフィや超音波に加え、マンモトーム・MRI・アイソトープ検査を完備しており、診断から治療術後の経過観察においての設備が整っている。また、手術に関しては形成外科と協力し、乳房切除後の乳房再建にも対応している ★胆のう結石症例40例=腹腔鏡下胆のう摘出術約30例、開腹胆のう摘出術5例、開腹総胆管切開単純閉鎖約5例、胆管十二指腸吻合1~2例。腹腔鏡下胆のう摘出術に単孔式手術を採用して適応を広げている。腹腔鏡下手術を施行した場合は術後3日で退院可能である。 |
医療設備 |
内視鏡センター(午前中から大腸内視鏡可能、胃と大腸を続けて予約可能)、腎(透析)センター、かわさき総合ケアセンター、放射線治療部、アイソトープ(シンティグラフィ)、マンモグラフィ、マンモトーム、手術用顕微鏡、半導体レーザー、炭酸ガスレーザー、超音波メス、内視鏡下手術装置、CT、MRI、血管造影装置、超音波検査(エコー)など。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 〇
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
糖尿病内科
分野 |
糖尿病内分泌内科 |
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特色 |
当院は75年(昭和50年)、済生会中央病院の専門医を招聘して、周辺の病院に先がけて糖尿病専門外来を開設した。それ以来当院かかりつけの糖尿病患者数は増え続けている。糖尿病と診断されたばかりの患者様に対する教育指導から、すでに合併症が進行し多くの科と併診を行っている患者様まで、あるいは糖尿病昏睡などの救急、様々な理由で治療困難な症例など、幅広くどんな病態の患者様にも対応している。このような診療は、周辺の診療所、特に糖尿病専門の診療所との緊密な連携により可能となっている ★糖尿病内科医師3人はいずれも糖尿病専門医で、うち2人は指導医の資格も持っています。糖尿病の診療はチームで行っており、医師の他、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士、臨床心理士から成っている。糖尿病療養指導士の資格を持っている者が多く、皆非常に熱心で、入院および外来の糖尿病教育は極めて充実している。また、当院は総合病院であり、小児科、産科以外のほぼすべての科が揃っているので、多様な糖尿病合併症に対応できる。 |
症例数 |
外来患者数約1,200例。内訳は、1型糖尿病約150例、2型糖尿病約1,000例、その他の糖尿病約50例。入院総数205例。その内訳は、糖尿病ケトアシドーシス6例、非ケトン性高浸透圧性昏睡9例、その他の糖尿病救急(重症感染症、下肢壊疽など)22例、教育入院42例、CGM(持続血糖モニタ)施行患者数16例となっている。 |
医療設備 |
CT、MRI、血管造影、透析など、一通りの設備は揃っている。 |
- セカンドオピニオン受入 ×
- 初診予約 〇
- 主治医指名 ×
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
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- 名医の推薦分野について
- 名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。
診療科目:循環器科
50代以上女性 2020年07月15日投稿
父が3月後半に低血糖と肺炎で入院し、入院中に心筋梗塞を起こして一時危篤状態になりましたが、4月半ばに無事退院できました。 入院中は何かと文句の多い父に、看護師さん達が忍耐…続きをみる