専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

大阪鉄道病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

00年12月に現在地に移転した際に放射線部門、内視鏡部門、超音波部門を統合した画像診断センターを設立し、様々な消化器疾患の診断と治療に迅速に対応できるようになった。外来は3診で行い、各消化器領域の専門医を常に配置している。また地域医療連絡室を介した病診連携に積極的に取り組んでおり、腹部超音波、上部消化管内視鏡、 CT、MRI等は紹介医よりの直接予約が可能である。機動力を生かした緊急検査・処置が多いのが特徴である。また以下の学会の施設認定を受けている。日本内科学会、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本肝臓学会、日本超音波学会、日本大腸肛門病学会。

症例数

年間外来患者数は31,158人、入院患者数は1,258人

★上部消化管領域:上部消化管内視鏡検査4,796件。ヘリコバクター・ピロリの除菌は適応例に対して行っている。食道、胃の早期癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の治療実績も豊富である。胃十二指腸潰瘍出血に対する内視鏡的止血術、食道静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法や結紮術の他、食道狭窄拡張術、食道癌に対するステント留置術、経皮的胃瘻造設術も日常的に実施している

★下部消化管領域:下部消化管内視鏡検査2,099件。大腸ポリープや早期癌に対するポリペクトミー・粘膜切除術も経験豊富である。X線検査も重視しており各種疾患に見合った検査法を適宜選択して診断能の向上を図っている。炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)の診断・治療にも豊富な経験を有しており、クローン病ではインフリキシマブの投与、潰瘍性大腸炎では顆粒球除去療法を行っている。潰瘍性大腸炎には免疫調節薬による維持療法を多数例に行っている。過敏性腸症候群の診断・治療経験も豊富である

★胆膵領域:診断的な内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査。内視鏡的および経皮的)な胆管結石除去術。胆管狭窄に対しては内視鏡的ステント留置あるいは経皮的な胆道ドレナージ術を適応判断の上で実施している。急性胆嚢炎に対しては経皮経肝的胆嚢ドレナージ術を行っている

★肝疾患:ウイルス性肝炎に対しては、B型肝炎ではラミブジン、エンテカビルなどを用いた抗ウイルス療法を、C型肝炎に対してはペグインターフェロン・リバビリン併用療法(103例)を中心としたインターフェロン治療、肝庇護療法としての瀉血療法を行い良好な治療成績を収めている。また肝癌に対しては、早期発見を目的に腹部超音波検査(7,303件)、腹部CT、MRIを定期的に行い、腹部血管造影や造影超音波検査も肝腫瘍診断のために取り入れている。肝癌の治療は、ラジオ波焼灼療法を中心に、エタノール注入療法、肝動脈塞栓療法、肝動注リザーバー療法などを個々の症例に応じて選択し治療を行っている。他に肝硬変に対する栄養療法や、自己免疫性肝疾患や非アルコール性脂肪性肝疾患の診断・治療の経験も豊富である

★いずれの領域においても外科との定例カンファレンスを行い、最善の治療法を選択しており、病理医との連携も緊密である。

医療設備

消化管内視鏡(上部消化管汎用、十二指腸用、胆道用、大腸用)、超音波内視鏡、拡大内視鏡(上部消化管、大腸)、高周波手術装置、X線透視装置、超音波・カラードプラ超音波装置、ラジオ波治療装置、ヘリカルCT、MRI、RI、血管造影用X線装置など。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

循環器内科

分野

循環器科

特色

虚血性心疾患、心不全、高血圧、不整脈疾患など循環器疾患全般に対して専門治療を行っている。CCU相当はすべて個室5床で、病院全体の個室割合も高く、プライバシーとアメニティに考慮している。JR天王寺、近鉄阿部野橋駅より徒歩数分で交通の要衝にある現在の場所に00年12月に新築移転し、免震構造で大規模災害の際にも機能を維持できるよう設計されている。

症例数

年間入院患者数は約500人、外来患者数1日平均約60人、紹介率は約60である。年間検査治療件数は心エコー検査約2,300件、トレッドミル運動負荷心電図約900件、負荷心筋シンチ約500件、心臓カテーテル検査約400件、カテーテルインターベンション約100件(CTOを除く初期成功率100%)。運動負荷シンチ等で虚血が証明されるなど厳密な基準で虚血性心疾患のインターベンションの適応を決定している。ペースメーカー植え込み・交換術約30例。ペースメーカー外来は150例を定期フォローしている

外来診療=月~金。初診は11時まで受付。地域医療連絡室FAX予約あり。再診は予約制。2診察室、ペースメーカ外来=第2・3金午後(予約制)。

医療設備

心臓カテーテル検査装置(バイプレーン)、心臓超音波、ホルター心電図、トレッドミル運動負荷、核医学検査(SPECT)、MRI、CT、IABP、PCPS、画像ネットワークシステムなど。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

糖尿病・代謝内科

分野

糖尿病内分泌内科

特色

専門医、糖尿病療養指導士(外来専任看護師、管理栄養士、臨床検査技師、薬剤師)による緊密なチーム医療によりきめ細かな外来治療を行い、外来インスリン導入も多数。全職種によるDM会で情報を共有、入院時受け持ち看護師による継続外来看護、検査技師、看護師によるフットケアチェックなどチームにより1型ヤングから2型高齢者まで幅広く患者さんの支援を行っている。

症例数

定期通院患者さんは約2,000人、年間入院糖尿病患者さんは約250人。経口薬治療が約60%,インスリン療法が約40%、平均HbA1c7.1%、SMBG、強化インスリン療法、CSIIなど患者さんの希望と状態に応じた治療を選択している。教育入院は期間は自由、1週、2週コースも可。糖尿病教室のほか、チームによる個別学習も行っている。合併症についても眼底検査や治療(光凝固術,硝子体手術)、神経伝道速度など神経障害や腎症の検査のほか、超音波検査(腹部、頚動脈、眼動脈、心血管系)、トレッドミル負荷心電図、頭部MRI、ABI/TBI/PWV、サーモグラフィー、下肢MRアンギオ、3DCT血管撮影など糖尿病に頻度の高い動脈硬化性疾患を早期に診断、当院循環器専門医、神経内科専門医と協力し、精査治療(PCI、PTAなど)体制をとっている。糖尿病患者会「あさがお会」では講演会や遠足、糖尿病協会事業に積極的に参加、また誰でも参加できる勉強会を毎月開催している。症状の安定した患者さんには大阪市南部地区糖尿病連携パス手帳を使用したかかりつけ医との2人主治医による連携診療を行っている。甲状腺は年600例の超音波検査を施行、他の内分泌疾患、脂質異常症、高尿酸血症、肥満症、メタボリック症候群など生活習慣病全般にわたり診療している。

医療設備

各種超音波、各種内視鏡、マンモグラフィ、MDCT、MRI、DSA、リニアック、血管造影装置、シネアンギオ、睡眠時ポリグラフなど最新医療設備を整えている。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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