聖マリアンナ医科大学病院(神奈川県川崎市宮前区)が名医に推薦されている分野
住所 | 〒216-0015 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1地図を見る |
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電話番号 | 044-977-8111 |
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
聖マリアンナ医科大学病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
消化器・一般外科
分野 |
消化器・一般外科 |
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特色 |
地域の中核病院として、患者さんにわかりやすく納得のいく医療を提供することを目指す。対象となる疾患は、消化器系(食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆道、膵臓)の良性および悪性疾患、成人の各種ヘルニアなどの体表外科、内外痔核、痔瘻などの肛門疾患、腹部外傷治療である。消化器内科、放射線科等、他科との連携により消化器領域の診断から外科治療のみならず、内視鏡治療、IVR(インターベンショナル・ラジオロジー)、放射線治療までを一貫して行っている。初回治療後も紹介医あるいはかかりつけ医と密接に連携をとりつつ、定期的に経過観察を行い万全のアフターケアを提供している。癌治療後に再発を認めた場合には再手術、化学療法、放射線治療、緩和治療などを組み合わせた集学的な治療を行っている。医師、看護師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー、医療事務などからなるチーム医療(栄養サポートチーム、疼痛緩和ケアチーム、術後感染ケアチームなど)を積極的に主導し、患者さんの満足度の向上と、職員のモチベーションを高めるように努めている。また、救急医学と密接に連絡をとり、3次・2次救急および病院内の腹部緊急手術、処置に備え、24時間緊急手術の行いうる当直体制をとっている。 |
症例数 |
11年度手術件数は1,080例 ★食道癌=手術20例。10年4月より胸腔鏡、腹腔鏡下食道癌手術を導入し積極的に手術を行っている ★胃癌=手術111例。このうち腹腔鏡下胃切除を63例行っている。入院期間約10日 ★大腸癌=手術159例。結腸癌99例、直腸癌60例、このうち腹腔鏡下手術は86例行っている。入院期間約10日。その他ポリープに対しては内視鏡治療(要入院)を行う ★肝癌=切除77例。原発性肝癌、転移性肝癌(特に大腸癌肝転移)を対象として、出血量の少ない肝切除を行っている。その他病態に応じラジオ波凝固療法(RFA)、マイクロ波凝固療法(MCT)、動脈塞栓療法(TAE)を行っている胆道系手術 胆道良性疾患177例(開腹胆嚢摘出術27例、腹腔鏡下胆嚢摘出術150例、入院期間約5日) ★膵頭十二指腸切除術36例(膵癌13例、胆道癌15例、その他8例)、膵体尾部切除術19例 ★ヘルニア手術185例(鼠径ヘルニア、大腿ヘルニアに対し、主にダイレクトクーゲル法を行っている。入院期間約4日) ★痔核手術=内痔核に対し吸引式輪ゴム結紮術を外来で施行。PPH法;痔核治療で術後疼痛の軽減が図れる。その他、痔核硬化療法(ジオン4段階注入療法)などを行っている。入院期間4日 ★急性腹症=急性虫垂炎、腸閉塞、急性胆のう炎、急性胆管炎、下部・上部消化管穿孔などの緊急手術 ★化学療法=各種消化器癌に対する化学療法を腫瘍内科と連携し外来腫瘍センターで行っている。各種抗癌剤多施設共同研究にも参加 ★抗癌剤感受性試験=(高度)先進医療として厚労省より認可を受けた検査法で、手術で摘出した腫瘍を特殊なゲルによる3次元立体培養により、各種抗癌剤の感受性を検査する。術後の抗癌剤治療の薬剤選択の指標とする(要相談)。 |
医療設備 |
MRI、MDCT、血管造影、各種電子内視鏡、超音波検査、鏡視下手術設備、放射線治療装置などを備えている。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
呼吸器・感染症内科
分野 |
呼吸器内科 |
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特色 |
当科では近年、急増する呼吸器疾患(肺癌、肺気腫などのCOPD、気管支喘息、間質性肺炎など)の診断と治療に重点を置き診療を行っている。特に得意分野である気管支鏡を使用した診断と治療(呼吸器インターベンション)では本邦をリードする技術を有し、さらに治療適応や効果判定のために体プレスチモグラフィーをはじめとする各種呼吸機能検査器材を導入するなどハードとソフトの両方において、あらゆる最先端の技術を提供できるよう努力している。また放射線科の協力を得て画像解析を診断に活用し、呼吸器外科と協力して呼吸器病センターを運用するなど、各種呼吸器疾患の診断・治療について放射線科、呼吸器外科と3科連携してあらゆるニーズに対応し、ベストの治療法を選択している。 |
症例数 |
11年度の年間外来患者数は16,217人、入院延べ患者数は14,854人。新入院患者数は875人であり、疾患別では肺癌や悪性中皮腫等の悪性腫瘍が半分近くを占めるが、呼吸器感染症(肺炎、膿胸等)、気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患で肺気腫や慢性気管支炎)、間質性肺炎、自然気胸など多岐にわたる疾患に対応している ★肺癌に対しては当科では超音波気管支鏡等を応用して早期診断をめざしている。肺癌の治療は、早期肺癌は外科的切除が主で、進行肺癌の診療は抗癌剤による化学療法や放射線療法やその併用が中心だが、分子標的薬(イレッサ、タルセバ、ザーコリなど)も遺伝子診断で適応があれば施行している。 またできるだけ日常生活を送っていただきながら化学療法を継続するため外来化学療法も行っている ★また呼吸器インターベンションを呼吸器外科や麻酔科等他科の協力を得て年間数十例施行していることから、腫瘍、気管支結核後遺症、再発性多発性軟骨炎等による気道狭窄症例や、気道異物などの症例が豊富であるのも当科の特徴である ★気管支鏡検査(11年の実績:480件)。○末梢型肺癌=近年のCTの発達により、末梢型肺癌が多数検出されるようになったが、早期であるほど病変は小さく、手術の前に気管支鏡を用いた診断は困難である。しかし最近超音波ガイドシース法を使用することにより肺野末梢の小結節も高い診断率が得られることが報告されており、当科でも本法によりCTで1cm以下の小さな陰影でもよい成績をあげている。さらにCT画像を用いたナビゲーションシステムの併用により90%以上の診断率を得ている。○中心型肺癌=当科ではスクリーニングの喀痰細胞診の次にAF(蛍光気管支鏡)で病変の境界を観察、気管支腔内超音波断層法(EBUS)で深さを診断し、気管支軟骨の内腔側に限局していれば光線力学治療(低出力レーザー治療)、気管支軟骨の外側に腫瘍が浸潤していれば外科的切除や放射線治療を適応している。さらに前癌状態の高度異形成や上皮内癌で形成される異常血管新生が鮮明に見えるNBI(狭帯域光画像)も併用している ★呼吸器インターベンション(11年度の実績:34件)=気道狭窄や気道異物に対して硬性・軟性気管支鏡、レーザー、バルーン、各種ステント等の充実した機材を活用し治療している。例えば肺癌による気道狭窄で著明な呼吸困難を訴える患者様に対し、レーザー照射により腫瘍を焼灼、バルーンで気道を拡張後ステントを挿入・留置することで症状を劇的に改善し、QOL(生活の質)を向上させることが可能である。今後は海外で臨床研究が進行しているCOPDの内視鏡的治療の導入を目指しており、様々な疾患による呼吸困難の克服を目標としている ★局所麻酔下胸腔鏡(内科的胸腔鏡)11年実績:年間21件=胸水が溜まった症例には局所麻酔・自発呼吸下で内科的胸腔鏡を行い、詳細な観察と病理検査等による的確な診断を目指している。特に最近増加傾向にある悪性中皮腫の診断に有用である。また悪性疾患による胸水貯留例に対しては、胸腔鏡で観察しながらタルクを均一に散布し胸膜を癒着させる治療などを施行している。 |
医療設備 |
CT、MRI、核医学検査、血管造影、気管支ファイバースコープ、硬性気管支鏡、胸腔鏡、レーザー、光線力学的治療法、リニアック、呼吸機能検査等。 |
- セカンドオピニオン受入 ×
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 ×
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
呼吸器外科
分野 |
呼吸器外科 |
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特色 |
当院の理念は、「生命の尊厳を重んじ、病める人を癒す、愛ある医療の実践」にあり、当科もこの理念に基づいた診療を行っている。スタッフ5人はいずれも学会が認定した「呼吸器外科専門医」「気管支鏡専門医」であるとともに、日本がん治療認定医機構の「暫定教育医」または「認定医」で、幅広い知識と経験、熟練した技能を有し、安心して専門的医療を受けることができる。対象疾患は、肺癌を中心とする呼吸器外科疾患全般である。各種の画像検査とともに、超音波内視鏡やナビゲーションシステムなどの最新機器を駆使して迅速に確定診断を行うため、常に最適な治療計画をたてることができる。必要な検査、診断結果、選択可能な治療法の説明は時間をかけて丁寧に行い、すべての受診者が納得できるよう、患者さん一人ひとりを大事にした「手作りの医療」を心がけている。最近は高齢者の呼吸器疾患が増加しているが、手術に耐えうる体力には個人差が大きいため、症例ごとに複数の治療オプションを提示し、患者さんの希望を尊重しつつ治療を行っている。胸腔鏡を利用した負担の少ない低侵襲手術から、進行肺癌に対する化学療法や放射線療法を併用した集学的外科治療まで、病態に応じて対処する。 |
症例数 |
手術症例数は、年間約200例で、そのうち約100例を原発性肺癌が占める。呼吸器内科と共同で運営する呼吸器センターにおける気管支鏡検査は年間約900件。根拠に基づく医療(EBM)に則り、各種疾患のガイドライン等に準拠した標準的治療を基調とした上で、症例の個別条件を熟慮して安全、確実な治療法を提案している ★原発性肺癌=非小細胞肺癌に対しては、根治可能な外科手術の可能性を追求し、小細胞肺癌に対しては、化学療法を中心とした治療を行っている。05~11年切除例の術後5年生存率は、IA期93%、IB期74%、IIA期64%、IIB期49%、IIIA期50%。全国集計では、肺癌切除例全体の5年生存率は60%で、約4割に再発がみられるため、術後の追加治療や定期検査による慎重な経過観察はきわめて重要である。当科では、手術が肺癌治療の終わりを意味するのではなく、むしろ始まりであるという考えのもと、同じ主治医が外来フォローを注意深く継続し、病状の変化にも迅速に対応している ★転移性肺腫瘍=原発腫瘍の病巣が完全に処置されており、他の臓器に転移がなく、肺に少数個の転移があるだけなら、適応を吟味した上で、根治性に応じて肺部分切除や区域切除、肺葉切除を積極的に行っている ★自然気胸=胸腔鏡手術で短時間に根治手術を行い、術後4~5日で退院できるため、最近は初回発症でも手術を勧めることが多い。肺気腫を合併した高齢低肺機能例に対しては、内視鏡治療など手術以外の特殊治療にも対応する用意がある ★縦隔腫瘍=良・悪性様々な腫瘍が発生し、種類によって治療方針が異なるため、病理診断が重要である。胸腺腫では手術による局所治療を優先するが、悪性胚細胞性腫瘍に代表されるように、まず化学療法で縮小させてから切除する腫瘍や、悪性リンパ腫のように切除より化学療法、放射線療法が適切な疾患もある。良性腫瘍やのう胞に対しては胸腔鏡による低侵襲切除を行う ★悪性胸膜中皮腫=アスベスト吸入が原因となることはよく知られているが、実際は曝露歴が不明のことが多い。胸水貯留が唯一の所見のこともあり、確定診断には胸腔鏡による胸膜生検が最も有効である。発見時に多くが進行期にあるが、症例によっては胸膜肺全摘術の適応となる ★膿胸=胸腔内に膿が貯留したり、空洞を形成して慢性化すると、薬物療法では完治せず、外科療法が必要となる。術式は病態によるが、術後の胸郭変形が少ないair-plombage法や大網充填法などがある。 |
医療設備 |
CT、MDCT、MRI、シンチグラフィー、気管支鏡、超音波気管支鏡、気管支鏡ナビゲーションシステム、胸腔鏡手術装置、リニアック放射線治療装置、定位放射線治療装置など。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 ○
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
循環器内科
分野 |
循環器科 |
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特色 |
外来は、午前中に初診を含めた循環器疾患一般を対象とし、午後は心筋梗塞外来、冠血管外来、不整脈外来、失神外来、ペースメーカー外来、心機能外来、睡眠時無呼吸外来など、高度先進医療と関連深い専門外来を設けている。循環器内科病床数が59床、平均在院日数が7~8日である。入院診療は主にハートセンターで行っており、6床のCCUを有している。緊急性のある疾患、重症な疾患などを24時間速やかに受けることが可能である。また、慢性期診療から心臓リハビリテーションまで、きめ細やかな循環器診療ができるように心がけている。虚血性心疾患(急性心筋梗塞、狭心症)、心不全、不整脈などの疾患を中心に診療を行っている。また近隣医療機関とはハートケアネットワークを定期的に開催し、医療連携、情報交換を行っている。スタッフが充実した心臓血管外科との密接な連携の下、手術療法についても検討されている。 |
症例数 |
11年度、年間CCU入院患者数が300人、入院患者数が1,672人である。中央臨床検査部門で実施されるトレッドミル負荷試験が1,003件、ホルター心電図が1,827件、経胸壁心エコー検査が10,746件、経食道心エコー検査が311件、運動負荷心筋シンチが948例、冠動脈CT検査が421例、睡眠時無呼吸検査が500例などである ★虚血性心疾患の治療は、緊急治療と予防治療の両立を目指している。予防についてはハートセンターナースが入院中に一貫して教育を担当し、生活指導、病気の説明などを行っている。また病棟薬剤師、心臓リハビリテーション担当理学療法士、管理栄養士、心臓リハビリテーション指導医(責任者:大宮准教授)などが協力して、再発予防の説明を行っている。冠動脈の狭窄病変に対するカテーテルインターベンション治療は高度な技術を有するスタッフ(責任者:金剛寺謙主任医長)が24時間待機し、急性期の治療を行っている。年間の冠動脈造影数925件、カテーテルインターベンション治療303件(うち緊急症例が100例)であり、手技成功率は95%以上、重大合併症は1%以下である。最近、再狭窄率が低いことで話題の薬剤溶出性ステントについても、必要な症例には積極的に使用している ★心不全は近年増加している疾患であり、CCUを中心に血行動態を観察しながら治療している。近年長期予後を改善すると言われているβ遮断薬の使用率は70%を超えている。重症例は専門外来の心機能外来でフォローし、良好な成績をあげている。また重症例については両心室ペーシング療法、運動療法、睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP療法などの非薬物療法についても積極的に行っている ★不整脈治療に対しては、ペースメーカー植え込みが120例、植え込み型除細動器(ICD)が28例、両心室再同期ペースメーカー17例と、対象症例に対しては積極的な治療を行っている(責任者:原田准教授)。また発作性頻拍症に対するカテーテル心筋焼灼術(アブレーション)も行っている(年間144例)。発作性上室性頻拍に対してのアブレーションの初回成功率は95%以上、心房細動(非弁膜症性)に対しても80%以上である。ICD認定施設であり、致死性不整脈を有する症例に対して施行され、専門外来で定期的なチェックを行っている ★睡眠時無呼吸症候群は、当科ではSAS外来で(責任者:長田講師)でスクリーニングを行い、1泊2日の入院検査のうえ治療導入している。睡眠の専門検査技師を数名配置し、夜間はモニター監視下で睡眠ポリグラフ検査を施行している。 |
医療設備 |
CCU 6床、心臓超音波装置(経食道を含む)、トレッドミル、エルゴメーター、ホルター心電図計、CT、MRI、心筋シンチグラフィー、マルチスライスCT、心臓カテーテル装置、心肺補助装置、呼気ガス分析装置など。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
心臓血管外科
分野 |
心臓血管外科 |
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特色 |
02年に豊富な手術経験を有する幕内教授が就任したのち、内科と外科が病棟を合併してハートセンターとして新体制を築き、日々の診療を密に協力して行っている。他院からの紹介患者数がここ数年間で急増している他、救命センターの存在で大動脈疾患などに対する緊急手術が多いのが特色で、24時間体制で随時受け入れている。当院では術後の「生活の質(QOL)」を重視し、冠動脈疾患では人工心肺を使用しない心拍動下バイパス術(OPCAB)を基本術式としている。また弁膜症では自己弁を温存する形成術を第一選択とし、大動脈疾患では脳合併症や脊髄障害を最小限とするべく様々な工夫を行っている。輸血に伴う合併症を防ぐため、術前自己血貯血にも積極的に取り組んでいる。さらに、術後早期から積極的にリハビリを行って、社会復帰を早めるよう努めている。 |
症例数 |
年々症例数は増加しており、手術成績も向上している。11年の手術総数は約350件で、虚血性心疾患や弁膜症、大血管に関する手術が多い。緊急手術は救命センターおよび麻酔科との連携が確立しており、救命のために来院から極めて短時間で手術を開始している。またCCU増設により心臓病に対する緊急時の受け入れ態勢は24時間整っている ★冠動脈バイパス手術=9割以上の症例を心拍動下の低侵襲術式で行っている。11年は71例で、手術死亡は1例のみであった。遠隔期において高い開存率を示す動脈グラフトを積極的に用いている ★弁膜症手術=QOLを重視して、僧帽弁閉鎖不全症に関しては抗凝固薬のワーファリン服用が不要な弁形成術を行い、高齢者に対してはやはりワーファリン服用が不要な生体弁を第一選択としている。また、弁膜症に心房細動を合併した症例には同時手術として不整脈を治療する外科手術(メイズ手術)を積極的に行っている。11年は47例で、死亡例はなかった ★大動脈手術=11年の手術例は95例。胸部大動脈手術は40例で、緊急手術である急性大動脈解離や大動脈瘤破裂が多いことが特徴である。ステントグラフトは10例であった。予定手術の死亡例はなかった。11年の腹部大動脈瘤の手術数は55例で、そのうち24例は低侵襲のステントグラフトであった。予定手術の死亡例はなかった ★先天性心疾患=新生児から成人における先天性心疾患を幅広く行っている。11年は33例で、手術死亡はなかった ★末梢血管手術=11年は閉塞性動脈硬化症に対する治療を21例に行い、死亡例はなかった。カテーテルによる経皮的血管形成術(PTA)も放射線科医と連携して行っている。下肢静脈瘤に対しては2泊3日での短期入院手術を行っている。 |
医療設備 |
人工心肺装置、PCPS(経皮的人工心肺補助装置)、IABP(大動脈内バルーンパンピング)、超音波メス(ハーモニックスカルペル)、双方向超音波血流計(冠動脈検索用)、CHDF、PMX、自己血回収装置、経食道心エコーによる術中モニター、中枢神経機能の術中赤外線脳血流モニターおよびMEPモニター、320列CT、3T-MRI、両心室ペーシングなど。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
腎臓病センター
分野 |
腎臓内科 |
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特色 |
腎疾患の発症から末期腎不全に至るすべての段階を総合的にとらえ、個々の患者様に最適な医療を提供するために、関係する診療科が協力して、聖マリアンナ医科大学病院内に腎臓病センターを設立した(03年8月1日付)。腎臓病センターは別館3階に位置し、「病棟(46床)」と「血液浄化療法ユニット(血液透析17床、腹膜透析外来)」からなる。腎臓病センターを設立した目的は3つある。①個々の患者様に最適な医療を提供すること、②患者様を全人的に診ることのできる「腎臓医」を育成すること、さらに③ユニークで意義のある臨床研究を充実させること、である。腎疾患は長期間続くことが多く、また、その過程で様々な要因にその病像が影響を受けていく。したがって、腎疾患を本当に理解し最適な医療を行っていくためには、多角的な視野と時間経過を縦断的に理解できるセンスが要求される。診療・教育・研究を充実させるためにセンター化が必要である理由はここにある。病棟における診療では、1人の患者様を複数の診療科の医師が一緒に診ることにより、最良の医療を提供するシステムの構築を目指している。新しい時代を見据えた自由な精神が要求されている。また、1人の看護師長が病棟と血液浄化療法ユニットを統括することにより、腎臓病センターの看護師が一つのユニットとして、病棟と血液浄化療法ユニットの仕事が能率良くできるようになっている。 |
症例数 |
★腎疾患の進行の抑制・寛解・治癒を目指して、各関連部門が連携して腎疾患の総合的管理・治療を行っている。腎疾患の原因は様々であり、腎疾患そのものが他の疾患と影響し合い悪化していくことはよく知られているため、広い視野に立って複数科の医師が協力して診療に当たり腎疾患の総合的な管理・治療を目指している。正確な診断をもとに治療計画をたてる目的で、腎生検は積極的に行っている。病棟の処置室で年間100~150例をエコーガイド下で安全に行っている ★成人期へ持ち越される小児の腎疾患の診療を充実させるために、小児科医と内科医が連携している。多くの腎疾患は小児期に発症して成人期まで持ち越されるが、このような疾患に対する理解を深め有効な対策をたてるためには小児科医と内科医の連携が必須。腎臓病カンファレンスを月2回、腎臓疾患専門の病理医と一緒に行っており、常に腎疾患の最適な治療と管理の方法を検討している ★血液透析のためのブラッド・アクセス(シャント、人工血管など)の作成、腹膜透析のためのカテーテルの挿入・抜去、二次性副甲状腺機能亢進症の治療など、腎疾患における外科的手法を安全かつ効率良く行うために、外科医と内科医が連携している。年間の透析導入患者数は約70例 ★腎移植を積極的に推進し、移植腎の長期生着を達成するために、複数科が連携して患者様の全身管理を行っている。末期腎不全の治療の選択肢の中で、腎移植は今後大いに発展させなければならないものである。そのためには泌尿器科医、外科医、内科医、小児科医そして病理医の連携が必須である。現在はまだ、生体腎移植が主体であるが、今後、腎臓病センターにおける腎移植を主要な診療活動の一つにして行きたいと考えている ★多くの診療科との連携のもと、膠原病・消化器疾患・神経疾患・動脈疾患など幅広い疾患に対する血液浄化療法を積極的に行い、病態の改善を目指している。 |
医療設備 |
超音波診断装置(腎血流ドプラエコーを含む)、超音波下腎生検(随時、病棟の処置室で施行)、電子顕微鏡室(大学院)、CT、MRI、血管造影(シャント造影、血管形成術なども含む)、腎シンチグラフィー、血液透析装置18台、血液濾過透析装置、血漿交換療法装置、その他の各種血液浄化装置(LDL吸着、免疫吸着、白血球除去など)、CAPD室(外来診療)など。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 ○
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
腎泌尿器外科
分野 |
泌尿器科 |
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特色 |
地域の基幹病院として泌尿器疾患全般を扱うとともに、大学病院として高度な医療を提供することを目指している。医療安全には特に注意を払い、医師―患者間の良好な関係を築くよう、スタッフ全員が心がけている。腎臓高血圧内科との緊密な連携のもとに、腎移植を積極的に行っている。 |
症例数 |
11年度における1日の平均外来患者数は新患9.7人、再来78.7人、入院延べ患者数は1カ月704人、平均在院日数は9.7日であった。11年の総手術件数は615件である。手術の内訳は副腎摘除術(腹腔鏡12)、腎癌手術(腹腔鏡24・開放6)、腎盂尿管癌手術(腹腔鏡8・開放1)、膀胱癌手術(全摘除7、経尿道的手術85)、前立腺癌手術(開放20)、前立腺肥大症手術(経尿道的前立腺切除術15)、腎移植(15)、停留精巣手術(10)、尿道下裂手術(1)、膀胱尿管逆流防止手術(1)、前立腺生検(181) ★ABO血液型不適合腎移植では、従来必須とされていた脾臓摘出を行わない新たな方法が定着した。このため、ABO血液型不適合腎移植患者の手術に伴う身体的な侵襲は大きく軽減された(本学の生命倫理委員会の承認を得て、薬剤の一部に保険適用外のものを用いている) ★腎提供者の手術では腹腔鏡を導入し、提供者の肉体的な負担を軽減するとともに早期の社会復帰を可能にしている ★生体非血縁者間腎移植に関しては、夫婦間に限って実施している(臓器の売買を防ぐため、夫婦であることの公的文書による確認が必要) ★98年から12年10月までの119例の全腎移植症例における10年生着率は83.4%である ★尿路結石に関しては、急性期の対応(痛みのコントロール、緊急のステント留置など)は行うが、結石の破砕が必要な場合は関連の川崎市立多摩病院で行い、役割を分担している ★前立腺生検は、1泊2日の入院で行っている。原則として経直腸的に10カ所生検である。出血などの合併症は1%である。PSA値が4.1~10ng/mlの症例では前立腺癌の検出率は50.5%であった ★前立腺癌の治療で対応可能なのは、抗男性ホルモン療法・前立腺全摘除術(開放手術)・根治的外照射(3D照射)である。密封小線源療法・腹腔鏡下前立腺全摘除術は行っていない ★膀胱全摘除術に伴って行う尿路変更は回腸導管・新膀胱造設を行っている ★浸潤性膀胱癌に対して、動脈内抗癌剤注入+放射線併用療法を行っている ★悪性疾患などで末期を迎える患者さんでは、病診または病病連携のネットワークを通じて可能な限りご本人・ご家族の希望に沿えるように配慮している ★当科で最期を迎えられた患者さんのうち、亡くなられた後に角膜・心臓弁・皮膚・骨など、組織の提供のご希望がある場合は移植医療支援室を通じて対応可能である。過去1年間で6眼を提供して頂いた ★小児の手術は全例全身麻酔下に行っている ★当科では原則として各学会などが作成している「診療ガイドライン」に基づいた診療を行っている。主なものは以下のとおりである ★腫瘍(癌)関係:前立腺がん検診ガイドライン・前立腺がん診療ガイドライン・腎がん診療ガイドライン・National Comprehensive Cancer Network : Bladder Cancer(膀胱癌・腎盂尿管癌)・National Comprehensive Cancer Network : Testicular Cancer(精巣癌) ★排尿・蓄尿障害:前立腺肥大症診療ガイドライン・過活動膀胱診療ガイドライン・高齢者尿失禁ガイドライン ★小児:停留精巣診療ガイドライン・夜尿症診療のガイドライン ★腎移植:生体腎移植ガイドライン・日本移植学会倫理指針・アムステルダムフォーラムレポート(腎提供者の医学的基準)・Clinical practice guidelines Module 4 : Assessment for renal transplantation UK Renal Association 4th Edition 2008 ★その他:苦痛緩和のための鎮静に関するガイドライン・終末期患者に対する輸液治療のガイドライン・泌尿器科領域における周術期感染予防ガイドライン。 |
医療設備 |
CT、MRI、核医学診断装置、X線透視装置、高精度放射線治療装置、超音波診断装置、膀胱尿道内視鏡、尿管鏡(硬性・軟性)など。 |
- セカンドオピニオン受入 △
- 初診予約 △
- 主治医指名 ×
- 執刀医指名 ×
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
形成外科
分野 |
形成外科 |
---|---|
特色 |
当科は、形成外科が正式な標榜科として認められる以前の73年に開設され、35年の診療経験を持つ。熱傷、顔面外傷、先天異常、頭頸部再建に力を注ぎ、伝統的にこのような疾患の症例は多い。最近は、眼の形成外科や顔面神経麻痺の症例も増加している。特異的な点では、名誉教授の熊谷が本邦で初めて培養表皮による熱傷治療に成功し、以来、培養表皮移植により熱傷だけでなく、瘢痕、巨大色素性母斑、尋常性白斑などの色調異常、皮膚潰瘍、その他多くの皮膚疾患の治療を積極的に行っている。培養表皮の臨床応用では、世界有数の症例数を持つ。再生医学の分野における最先端医療を、患者サイドの医療に結びつけている。 |
症例数 |
11年度の新患者数2,849人、入院患者数305人、手術件数784件であった ★顔面先天異常=口唇裂は生後3カ月、体重6kgを目安に口唇形成術を行う。さらに、就学前や顔面の成長が完成する15歳前後に口唇と鼻の修正術を行うこともある。口蓋裂は1歳半前後に手術を行う。その後は歯牙の発育、言葉の成長に対するケアを続ける。小耳症は10歳前後に肋軟骨で耳型を作製し移植する。埋没耳、折れ耳などの耳介変形は1歳前後までは矯正治療を行う。それ以降の年齢では手術治療となる ★手足の先天異常=合指症、多指症は1歳半前後に形成術を行う。機能的再建に加え、傷跡が目立ちにくい部位になるよう配慮している ★体幹、泌尿生殖器の先天異常=臍の変形は就学前までに、尿道下裂は2歳頃を目安に手術を行う ★顔面外傷=救命救急センターを併設しているため、多発骨折や重度の組織欠損を伴う患者さんも多い。初期治療だけでなく、傷跡や変形の治療も積極的に行う ★熱傷(やけど)=熱傷の深さと受傷面積に応じて治療法は異なり、深い熱傷では皮膚移植が必要である。培養表皮はわずかな面積の皮膚から作製可能なので、移植のための皮膚採取部が限られている広範囲熱傷において不可欠な治療法である。熱傷センターを併設しており、重傷熱傷の患者さんも積極的に受け入れている ★瘢痕(きず跡)=幅の比較的狭い瘢痕は切除後、形成外科的に縫合することによって目立たなくなる。幅の広い傷にはティッシュエキスパンダーと呼ばれる組織拡張器を瘢痕の隣接部に挿入して正常皮膚を伸展し、二期的に伸展された正常皮膚を使って瘢痕を切除、縫合する。広範囲の凹凸のある瘢痕や色素沈着、色素脱失のある瘢痕では瘢痕の表面を切除後、培養表皮を移植する。これにより瘢痕の表面は平坦となり色調も改善する ★巨大色素性母斑=広範囲の瘢痕と同様にティッシュエキスパンダーや培養表皮で治療を行っている。全国から患者さんが紹介されてくる ★白斑=培養表皮にはメラノサイト(色素を産生する細胞)が含まれているので、白斑部の皮膚表面を薄く切除後、培養表皮を移植する ★癌切除後の再建=顔面に生じた癌や乳癌を切除した後の再建には、欠損に応じて様々な組織移植が必要である。機能だけでなく整容的にも良好な再建を目指している。他院で癌を切除した後の再建(二期再建)以外に、当院の外科、耳鼻咽喉科などと協力してのチーム医療(一期再建)も行っている ★皮膚難治性潰瘍・褥瘡=地域医療連携の一環として、薬物療法や傷の手当の方法を患者さんや家族に指導する。必要に応じて手術も行う。その他、培養細胞移植による治療も行っている ★顔面神経麻痺=筋肉・筋膜の移行術により、皮膚の緊張と表情を再建する。特に眼や口唇の対称性に留意し、安定した治療成績を得ている ★眼の形成外科=まぶたの下垂、逆さまつげ、二重瞼などの手術は、患者さんの身体的負担も軽く、機能的にも整容的にも良い結果が得られている ★アザ・シミ・入れ墨=レーザー治療に加え、広範囲の入れ墨に対しては自家培養表皮移植による治療を行う ★腋臭症=手術によって「におい」の原因となる部位を選択的に切除するので、効果的であり傷跡も目立たない。 |
医療設備 |
MRI、MRIアンギオ、CT、3DCT、Qスイッチルビーレーザー、半導体レーザー、超音波診断装置、クアドラカットなど。 |
- セカンドオピニオン受入 ×
- 初診予約 ×
- 主治医指名 ○
- 執刀医指名 ○
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
小児科
分野 |
小児医療 |
---|---|
特色 |
新生児、未熟児、一般小児内科疾患に対して、高度の医療を提供している。大学病院の特殊性として、入院患者は慢性疾患、悪性疾患が多い。小児外科、放射線科、心臓血管外科などとの合同カンファレンスを定期的に行い、診療および研究面での意見交換に努めている。地域医療の要としての役割を果たすために、学校検尿、心臓検診、喘息キャンプ、喘息児のプール教室、長期入院児の院内学級、心身障害児の療育外来なども積極的に行っている。また救命センターにおいて救急医療にも力を入れている。 |
症例数 |
年間の入院患者数は、小児内科病棟で800人前後、新生児病棟では350人前後、1日平均外来患者数150人であり、対象は小児内科系疾患のほぼ全域に及ぶ ★腎臓=急性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、尿路感染症、尿路奇形などを中心に治療管理を行っている。学校検尿により各種腎疾患が発見され、慢性疾患として長期治療管理されることも多い ★感染・免疫=治療は一般的な小児感染症の他、自己免疫疾患、免疫不全症の診断、治療を行っている。また予防接種外来があり各種抗体価の測定、個別予防接種なども行っている ★心臓=先天性心疾患、後天性心疾患、川崎病の心臓フォローアップ、不整脈など幅広く診療している。学校心臓検診にて発見された心疾患、不整脈の診断、治療、管理も行っている ★血液=貧血(鉄欠乏性、溶血性、再生不良性)、出血傾向(血小板減少性紫斑病、血友病)などの診断、治療を行っている。特に、血友病の管理では定評がある ★悪性腫瘍=白血病、悪性腫瘍疾患の鑑別、治療を行っている。最先端の化学療法に加えて、骨髄移植を施行している。また固形腫瘍では小児外科との共同診療体制をとっている ★呼吸器・アレルギー=主に気管支炎、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎の診断、研究、治療を幅広く行っている。また川崎市の喘息児の水泳教室、キャンプなども行っている ★新生児・未熟児=大学病院として積極的に新生児医療に取り組んでいる。総合周産期医療センターには年間約350人の入院がある。退院後も専門医により発育、発達の管理を行っている ★内分泌・代謝=下垂体性小人症、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、副腎疾患、性早熟症、性腺機能低下症、成長障害を伴う各種遺伝性疾患、骨代謝異常症、小児糖尿病、先天性代謝異常症などを取り扱っている。また保健所との連携、糖尿病検診を通じて患者の発見に努めている ★神経・療育・心理=てんかん、熱性けいれんに代表されるけいれん性疾患、筋疾患、変性疾患、脳炎、脳症などを対象に診療を行っている。また、未熟児などハイリスク児のフォローアップ、リハビリテーションの指導、評価、重症心身障害児などの管理も行っている。 |
医療設備 |
MRI、CT、NICU、カラードプラ、リハビリテーションなど。 |
- セカンドオピニオン受入 △
- 初診予約 △
- 主治医指名 ○
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
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- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
小児外科
分野 |
小児外科 |
---|---|
特色 |
日本小児外科学会認定施設。常勤医6人〈小児外科指導医2人、小児外科専門医5人(小児外科指導医2人を含む)〉。鼠径ヘルニア、虫垂炎などのほか、固形悪性腫瘍や先天性消化管疾患など、専門性が必要とされる小児外科疾患の診療・治療。小児救急疾患への取り組み:夜間救急センター、救命救急センターを常設し緊急疾患に24時間対応。小児熱傷:最重度熱傷まで対応可能で、形成外科との連携で培養皮膚を用いた最先端の治療も施行。各種画像診断部、内視鏡センター、病理診断部などに小児疾患をカバーする専門医の支援あり。英語対応可能(部長、主任医長外来)。 |
症例数 |
入院:年間約600人。予定入院約450人、緊急入院約150人(外傷約20人を含む)。主な手術:年間約400例、鼠径ヘルニア・停留精巣約150例、急性虫垂炎約70例(腹腔鏡下手術可能)。新生児手術(食道閉鎖症、腸閉鎖症、鎖肛など):年間約15~20例、術後は高度新生児医療センターを常備 ★小児固形腫瘍:2~5人、小児科と連携し、手術・化学療法・放射線療法を含めた集学的治療を行っている。気管支鏡、喉頭気管分離や声門下腔狭窄症に対する肋軟骨移植を積極的に施行する ★腹部外傷、骨盤骨折に対するIVR(血管造影を用いた非手術的止血法)、広範囲熱傷に対する早期からの植皮術にも取り組んでいる。最近漏斗胸に対し、手術を行わず治療する吸引療法を始めたところである。 |
医療設備 |
ICU、NICU、救命救急センター、熱傷センター、院内学級、小児内視鏡・腹腔鏡、気管支鏡、NO吸入装置、ヘリカルCT、MRI、血管造影など。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
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- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
眼科
分野 |
眼科 |
---|---|
特色 |
眼科のあらゆる疾患に対して高い水準で対応するということを目標に置いている。角結膜疾患などの前眼部疾患から眼底疾患に至るまで様々な疾患に対応できるよう各分野に専門外来を設け(網膜硝子体・緑内障・小児斜視弱視・NCU・コンタクトレンズ・ロービジョン)、最新の検査・治療法を導入し、専門医による診療を提供している。 |
症例数 |
年間手術件数は約2,000件であり、特に白内障、緑内障、網膜硝子体疾患には最新の検査・手術機器を導入し、重点的に診療、手術を行っている ★白内障手術は年間1,320件を行っており、従来よりも小さい切開創で、炎症や痛みの少ない手術法を行うだけでなく、非球面レンズといって見え方をよくするレンズや乱視矯正も可能にする眼内レンズを挿入し、手術の痛みもなく見え方もよい最新の手術を導入し良好な成績を得ている。遠近両用の多焦点レンズ手術も行っている ★緑内障では、早期診断の重要性から網膜の微細な変化も見逃さない最新の断層解析装置を導入し、早期診断を行っている。最新のレーザー治療機器や緑内障インプラントも導入し、軽症から重症まで症例の程度に応じて、緑内障専門医による最適な手術法が選択されており、年間の緑内障手術件数は約200件を数える ★網膜剥離や糖尿病網膜症など、網膜硝子体手術では、口径の小さい25ゲージおよび27ゲージ器具を用いた小切開・短時間手術を行っており、従来の手術とは比べものにならないほど、痛み・炎症が少なく早期視力回復が可能となっている。黄斑変性や黄斑浮腫に対しても、最新の眼底解析装置による診断のもと、光線力学療法・レーザー治療を併用した薬物療法等、専門資格を有する医師による治療を行っている。他の手術施設からの紹介も多く、治療困難といわれた症例にも対応しており網膜硝子体手術の実績は年間400件以上である ★小児・斜視・弱視は、9人の常勤視能訓練士による一貫した管理、検査を行い、必要に応じて手術を行っている。その他、円錐角膜などの難症例を対象としたコンタクトレンズ外来、高度の視機能障害をもつ患者を対象としたロービジョン専門外来などの特殊外来を予約制で行っている。 |
医療設備 |
多種のレーザー凝固装置、自動視野測定装置、網膜干渉像測定装置、超音波生体顕微鏡装置、網膜厚測定装置、前眼部画像解析装置、角膜形状測定装置、角膜上皮バリア測定装置、前房フレアーセル測定装置、角膜内皮細胞測定装置、電気生理検査装置、ハイデルベルグスペクトラリス(HRA)、PDT、超音波白内障手術装置、硝子体手術装置(微細切除装置、多角的照明装置)。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 ○
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
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- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
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- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
皮膚科
分野 |
皮膚科 |
---|---|
特色 |
特定機能病院であり、地域の医療機関からの紹介患者を多数受け入れている。紹介状のある患者さんを歓迎するが、もちろん紹介状がない患者さんもきちんと受け入れ、どのような患者さんに対しても大学病院にふさわしい最高の医療を提供できるよう努力している。特定の専門にこだわることなく、すべての皮膚疾患の診療を積極的に行っているのが当科の特徴で、あらゆる疾患に対応できる体制を整えている ★一般外来は午前中の受付で、初診は講師以上と皮膚科専門医が担当している。再診は原則として予約制であるが、予約がなくても受付時間内に受診した患者さんの診察は断らないので、予約がないため診療を受けられないということはない。午後の外来は手術外来と専門外来で完全予約制。手術は可能な限り、外来での日帰り手術を行っているが、入院を要する手術(全身麻酔の手術や、局所麻酔の大きな手術)は、毎週水曜日に中央手術部を使用して行っている ★診断や治療についてスタッフ全員で検討した方がよいと思われる外来患者については、月・火・木・金の午後に行われる臨床検討会に参加してもらい、全員で検討した上で検査、治療方針を決定している。毎週水曜日に写真検討会と臨床病理検討会を行い、撮影した臨床写真の検討と病理組織の検討を行っている。また教授、准教授以下のスタッフによる病棟回診は水曜日の午後に定期的に行うほか、患者急変などの場合は必要に応じて随時行っている。これらの臨床検討会や病棟回診により、皮膚科全体でのチーム医療を実現し、最新の医学知識に裏打ちされた適切な医療の提供ができる体制を整えている。 |
症例数 |
年間の外来患者数は約32,000人。うち新患者数は約6,500人。1日あたりの入院患者数は少ないときで10人、多いときで20人程度である。皮膚科が持つベッドは16床であるが、科ごとの病床数については弾力的に運用されており、満床のため入院できないということはまれである ★アトピー性皮膚炎=難治の症例を近隣の医療機関より受け入れ、その治療に力を注いでいる。①増悪因子の検索と生活指導、②ステロイド軟膏、タクロリムス軟膏、保湿薬の外用、③抗アレルギー薬内服、といった標準治療を行い、これらの治療で改善しない重症患者では2週間程度の入院治療を行う。平日午前に来院できない児童、学生、社会人の患者さんには、土曜日外来や、水曜午後のアトピー専門外来で対応している ★乾癬=軽症患者はステロイド軟膏、ビタミンD3軟膏の外用、中等症患者では紫外線療法(ナローバンドUVB療法)の併用、重症患者はレチノイド、シクロスポリン内服療法や、生物学的製剤による治療を行っている。木曜午後に乾癬外来を行い、専門的な診療を行っている ★帯状疱疹=軽症者は外来で、重症者は入院での治療を行う。神経痛が強い患者に対しては、麻酔科と連携して神経ブロックを行う ★天疱瘡・類天疱瘡=年間10~20人程度の初診患者がある。ステロイド、免疫抑制薬などによる治療を行う ★膠原病・血管炎=相馬教授は膠原病、川上准教授は血管炎を専門とするため、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎などの膠原病患者や各種血管炎の患者が多い。内科的診療が必要な患者については膠原病内科、腎臓内科などと協力して診断、治療を行っている ★シミ・アザ=いわゆるシミ(老人性色素斑)のレーザー治療は自費(保険外診療)となるが、実費のみであるので市中の美容外科よりはかなり割安である。太田母斑は保険でレーザー治療を行う ★皮膚癌=悪性黒色腫と陰部パジェット病はそれぞれ年間10人前後。すべての皮膚癌の治療は皮膚悪性腫瘍ガイドラインに従って、広範囲切除術、リンパ節郭清術、化学療法、放射線療法などを行う。基底細胞癌、有棘細胞癌を含めた皮膚悪性腫瘍切除術は年間70~80件。 |
医療設備 |
全身型紫外線照射装置(UVA、ナローバンドUVB)、Qスイッチルビーレーザー、炭酸ガスレーザー、イオントフォレーシス、ダーモスコピーなど。 |
- セカンドオピニオン受入 ×
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
代謝・内分泌内科
分野 |
糖尿病内分泌内科 |
---|---|
特色 |
★糖尿病センターは総合的な糖尿病診療体制のもとに最適な糖尿病医療を提供し、糖尿病教育、血糖管理、慢性・急性合併症治療、シックデイ治療、妊娠合併症や妊娠糖尿病の管理を行う。①食品交換表に必ずしもとらわれない食事療法の指導、②強化自己血糖測定理論に基づく徹底的な食後管理、③自律神経機能評価を応用したアルゴリズム理論(特許取得済み)によるインスリンポンプ治療、④72時間連続して血糖測定ができる最新の連続血糖測定システムによる治療法の評価、⑤人工膵臓による筋や肝臓のインスリン感受性を評価するなど、個々の症例に対応した最善の治療を行っている。糖尿病合併症に対しては腎臓・高血圧内科との共同医療チームによる腎症寛解外来など、独自の診療を展開している。糖尿病足病変にはフットケア外来にて医師が糖尿病神経障害や血行障害を診断し治療を行うとともに、専任看護師が足・爪病変の予防的ケアと生活指導をする。軽症糖尿病・メタボリックシンドローム外来は糖尿病合併症の発症阻止に向けた診療に加え、生活習慣病の予防に重点を置く ★一般外来と専門外来との連携により糖尿病合併症を含めた情報を共有し、より細かな診療を提供する。また、メタボリックシンドロームには腹部MRIとCT検査による腹部内臓脂肪と皮下脂肪の立体的な定量評価に加え、新たに開発した筋と肝臓における細胞内脂肪量の測定を行って体質の改善を目指すとともに、肥満症に関しては二次性(内分泌性)肥満の早期発見、関連合併症の検索を行う ★内分泌疾患については、下垂体、甲状腺、副腎疾患などを豊富に経験しており、泌尿器科・脳神経外科・内分泌外科との連携による治療を行っている。 |
症例数 |
★外来:定期的に通院中の患者4,200人。80%が2型糖尿病、10%が1型糖尿病、10%が内分泌疾患。入院:糖尿病センターは別館7階に位置し40床を運用。07年に4床室を新規に開設。2週間の糖尿病教育入院と、2泊3日の糖尿病オリエンテーション入院がある。糖尿病教育入院は、医師や糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士で構成されたチーム医療で取り組み、独自の教育・治療システムにより食事療法・運動療法を基礎に個々の状態に応じて治療する。糖尿病オリエンテーション入院では、2泊3日で食事療法を実践的に体験するとともに、個別の栄養および運動療法の指導を行う ★妊娠糖尿病の管理は産科と、また糖尿病網膜症・腎症や足病変などの合併症には眼科、腎センター、整形外科との緊密な連携で対応する ★合併症増悪時や昏睡・有熱期の高血糖など緊急時には、救命センターや夜間急患センターでの対応が可能。終日電話相談(糖尿病センターホットラインシステム)もある ★内分泌診療では、下垂体・甲状腺・副甲状腺・副腎疾患・性腺に対して入院5~12日間で各種負荷試験や、MRIなどの画像検査や副腎静脈・下垂体門脈血サンプリングなどを行う ★年間の糖尿病教育入院560例以上、副腎疾患が50例、下垂体・甲状腺・副甲状腺・性腺が各20例。72時間連続血糖測定検査60例、インスリンクランプ検査20例、各種内分泌負荷試験200例、副腎静脈サンプリング24例 ★NPO法人「川崎糖尿病スクエア」(http://www.kawasaki-dms.jp)を設立。患者と医療スタッフが知識の習得や情報の交換を行う ★年2回メディカルスタッフを対象に川崎CDEセミナーを院内で開催している。 |
医療設備 |
特定機能病院として最先端の医療設備を有している。代謝・内分泌内科独自の設備は頸動脈超音波装置、非侵襲的動脈硬化診断機器、連続血糖測定システム、人工膵臓がある。大学のインターネットホームページhttp://www.marianna-u.ac.jpを参照。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
血液・腫瘍内科
分野 |
血液内科 |
---|---|
特色 |
白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器悪性腫瘍をはじめ、再生不良性貧血を含む種々の貧血、出血凝固異常疾患などの血液疾患に対応可能である。特に、白血病については全国的な研究グループである日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)に属し、最良の治療法を確立するために共通のプロトコールを用い、エビデンス(科学的根拠)に基づいた治療(EBM)を行っている。骨髄バンク認定施設であり、同種骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植などを積極的に施行し、国立がんセンター、虎の門病院、東京大学医科学研究所と連携している。高齢者にもミニ移植で対応している。 |
症例数 |
月間外来患者数は約900人で、新患者数は約50人である。入院患者数は常時50~70人で、内訳は悪性リンパ腫が約40%、白血病が30%、骨髄異形成症候群が20%で、その他は多発性骨髄腫、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病などである。12年間の新患入院患者数は、急性白血病20人、慢性骨髄性白血病2人、悪性リンパ腫36人(非ホジキンリンパ腫34人、ホジキン病2人)、多発性骨髄腫11人、骨髄異形成症候群13人、再生不良性貧血2人、骨髄線維症1人、特発性血小板減少性紫斑病3人。骨髄バンク認定施設として、年間6~8例の骨髄採取、約10例の同種造血幹細胞移植を行っている(骨髄バンク調整医師2人)。移植片対宿主病に対する免疫抑制剤の至適投与法の臨床試験を行っており、良好な成績を得ている ★白血病の治療は、インフォームド・コンセントを得たうえでJALSGのプロトコールに従って行っている。また、高齢者の場合は、臓器機能により投与量を考慮し治療を行っている。寛解率は急性骨髄性白血病90%、急性リンパ性白血病80%である。高齢者の寛解率は若い人と比較して30%くらい低値である。リスクファクターのある例では寛解後、同種骨髄、末梢血幹細胞移植あるいは臍帯血移植を施行している。高齢者でも70歳くらいまでならミニ移植は施行可能である ★悪性リンパ腫の5年生存率は約60%である。治療抵抗性あるいは再発難治例では、積極的に自己末梢血幹細胞移植を行っており、これまで移植症例数は約120例。B細胞性でCD20陽性例にはリツキシマブ(リツキサン)を併用した化学療法を行っている。再発例にはサルベージ療法としてR-DEVIC、R-DHAP、R-ESHAPなどを行っている。再発濾胞性リンパ腫の場合はフルダラビン、クラドルビン、ベンダムスチンなどによる治療も行っている ★胚細胞腫瘍に対し、超大量化学療法を併用し、自家末梢血幹細胞移植をこれまで8例に行っており、2例は生存中である ★多発性骨髄腫には初期治療としてレナリドミド、ベルケイドを含んだ組み合わせ療法さらに65歳以下では、超大量化学療法併用で自己末梢血幹細胞移植を行う ★骨髄異形成症候群のRAEBで年齢が若い例には、急性白血病に準じた治療を行い、同種造血幹細胞移植も考慮する。高齢の患者さんは、標準治療を減量したり、少量Ara-C療法、CAG療法を用いて治療している ★再生不良性貧血の患者に対しては、同胞ドナーがいれば積極的に造血幹細胞移植をすすめている ★特発性血小板減少性紫斑病では、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法などを行っている。 |
医療設備 |
無菌室3床、準無菌室8床、血液成分分離装置1台、CD34分離装置1台などの最新機器を備えている。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 ○
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
- 消化器・一般外科
- 呼吸器・感染症内科
- 呼吸器外科
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 腎臓病センター
- 腎泌尿器外科
- 形成外科
- 小児科
- 小児外科
- 眼科
- 皮膚科
- 代謝・内分泌内科
- 血液・腫瘍内科
- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
リウマチ・膠原病・アレルギー内科
分野 |
リウマチ・膠原病内科 |
---|---|
特色 |
関節リウマチ、全身性エリテマトーデスをはじめとする膠原病およびその類縁疾患の診療を、先進医療の提供や病態解明の追求という形を通して行っている。これらの疾患は全身の多臓器に症状を呈することが多く、他科との連携をとりながら、膠原病患者さんのホームドクター的な役割も担っている。 |
症例数 |
病床数45床、外来は月~金の毎日、午前・午後各3診(月曜日午後のみ隔週で2診)。外来の年間延べ患者数は約30,000人。外来新患者数は1,380人。年間延べ入院数は約470人。主たる入院疾患は、関節リウマチ168人、全身性エリテマトーデス103人、多発性筋炎/皮膚筋炎46人、血管炎症候群55人、強皮症23人、混合性結合組織病25人、シェーグレン症候群15人。膠原病に合併する間質性肺炎54人、膠原病に合併する肺高血圧症9人 ★関節リウマチでは、従来からのメトトレキサートを中心とした抗リウマチ薬による治療に加え、必要のある患者さんに対して生物学的製剤(インフリキシマブ、エタネルセプト、トシリズマブ、アダリムマブなど)による治療を行う。これにより疼痛コントロールのみならず、疾患活動性のコントロールを積極的に行い、関節リウマチの寛解導入を目指している。特に寛解導入療法については、関節リウマチの早期寛解導入のための治療プロトコールを定め、この有用性についての検討を前向き臨床試験として行っている。関節リウマチでは整形外科と連携し、滑膜切除術や人工関節置換術などの関節機能温存術を考慮する ★全身性エリテマトーデスは、確定診断とともに障害のある臓器の特定と重症度を分析し、病態に最も適合する治療方法を選択している。ループス腎炎と呼ばれる腎障害では、腎臓内科と腎免疫カンファレンスなどの症例検討会が開催され、臨床所見や組織所見に基づいて治療方針を決定する。ループス腎炎、中枢神経ループスやその他の重要臓器症状の認められる病型には、シクロホスファミドをはじめとする免疫抑制療法を行い、ステロイド単独療法に頼らず、副作用発現を最少に抑えるようにしている ★血管炎症候群については、尾崎教授が主任研究者である厚生労働省の「難治性血管炎調査研究班」および「ANCA関連血管炎の臨床研究班」において、MPO-ANCA関連血管炎における標準的治療プロトコールの前向き臨床試験をはじめ先進的な治療、病態解明のための臨床研究を実施している ★膠原病関連の間質性肺炎は、多彩な臨床像を呈するが、症状、一般的検査および高分解能CTを用いた画像診断を駆使した評価により、最適な免疫抑制療法の選択を行い、積極的な治療を行っている ★肺高血圧症は、強皮症などにおける重要な臓器合併症だが、近年そのメカニズムの解明といくつかの治療薬が承認され、飛躍的に治療が進歩した。当院においても、病態に応じた治療を積極的に行っている。 |
医療設備 |
特定機能病院であり、診療・治療に関するすべての設備が整っている。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
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- リウマチ・膠原病・アレルギー内科
- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
神経内科
分野 |
神経内科 |
---|---|
特色 |
当科は、①患者さんの自己決定権を尊重した最善の医療を推進する。②神経疾患を克服するための新しい医療の発展と普及に努める。③質の高い神経内科医の育成に努めることを基本方針として、脳卒中、けいれん発作、脳炎・髄膜炎、ギラン・バレー症候群などの神経救急疾患、パーキンソン病、重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症などの神経難病など幅広い疾患に対応している。日常的に生ずる、頭痛、めまい・ふらつき、言語障害、手足のしびれなどがこれらの重大な神経疾患の始まりであることもある。早期の正確な診断と治療が重要。脳卒中には、脳卒中集中治療室(SCU)を設置して24時間365日対応し、高度の合併症を有する脳卒中にも対応可能である。経食道心エコー、経口腔頸動脈エコー、経頭蓋超音波検査など、先進の診断技術により迅速に脳卒中診断を行い、多職種によるチーム医療により、治療効果を挙げている。病棟内にもリハビリテーション室を設け、早期から障害の回復、克服をめざす体制が完備しているのも特徴。地域の救急病院とネットワークを構築して、1人でも多くの脳梗塞患者さんがt-PA治療の恩恵を受けられるような組織作りを行っています。神経内科は1分を争う神経救急疾患から、長い経過をたどる神経変性疾患などの難病まで、幅広い疾患に対応する必要があるため、スタッフ医師が持つ高い専門性に応じてチームを組んで診療に当たっている。パーキンソン病専門外来、頭痛外来を運営し、変性疾患、神経難病の診断治療、新規薬物療法の研究も行っている。 |
症例数 |
一般病床数は46床、SCU4床で、外来患者数は1日約100人。特殊外来ではパーキンソン病外来、頭痛外来がある。11年度の入院患者数は889人でその内訳は、脳卒中370人、脊髄小脳変性症93人、パーキンソン病関連疾患61人、てんかん等機能性疾患56人、髄膜炎等の神経感染症31人、筋萎縮性側索硬化症24人、末梢神経疾患28人、多発性硬化症15人、重症筋無力症など筋疾患11人、物忘れ・認知症10人などである。11年の主な検査件数は、脳血管撮影24件、頚動脈エコー310件、経食道心エコー78件、筋電図182件、囁下機能検査214件 ★脳卒中は、発症4.5時間以内の脳梗塞の場合t-PA静注療法を最優先に行う。11年までのt-PA静注療法施行例数は107例、自宅復帰率は28.6% ★パーキンソン病、重症筋無力症、脊髄小脳変性症・運動ニューロン疾患等のいわゆる神経難病に対し、難病診療中核施設として診断、治療を行っている。重症筋無力症に対する胸腺摘除術、ステロイドパルス療法、免疫抑制療法などを行っている ★末梢神経疾患・神経筋接合部疾患・筋疾患などでは、針筋電図、誘発筋電図を行い、必要に応じて副腎皮質ステロィド療法、ガンマグロブリン大量療法や免疫吸着療法を行っている ★多発性硬化症に対する副腎皮質ステロイド療法、インターフェロン療法、ジレニア療法を行っている ★嚥下障害に対して、多職種による嚥下チームを構成して嚥下ビデオ内視鏡、嚥下造影を行い、嚥下リハビリテーションを行い、嚥下カンファレンスにて食事形体の決定、アドバイスを行っている。ホームページ:http://www.marianna-neurology.jp/ |
医療設備 |
CT、MRI、MRA、脳血管撮影、SPECT、超音波検査(頚動脈・経食道)、脳波、誘発筋電図、針筋電図、経頭蓋磁気刺激装置など。 |
- セカンドオピニオン受入 △
- 初診予約 △
- 主治医指名 ×
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
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脳神経外科
分野 |
脳神経外科 |
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特色 |
脳腫瘍、脳血管障害、小児脳神経外科疾患、頭部外傷、脊椎・脊髄疾患など、脳神経外科疾患全般についての専門的高度医療を行っている。特に救命救急センターが併設され、脳卒中ケアユニットがあり、24時間365日対応しているためか、脳血管障害や頭部外傷が他施設に比較して多いのが特徴である。常に、あらゆる脳神経外科疾患において患者さんの立場で治療を考え、病棟内にリハビリテーション施設を併設し、早期リハビリ、QOL(生活の質)の維持と改善に努めている。またメディカル・サポート・センターを通じて地域医療との連携を円滑に行い、患者さんの在宅医療や介護福祉サービスの提供、医療相談・看護相談の専門スタッフによる患者さんの社会的・心理的なサポートに努めている。 |
症例数 |
病床数は約40床で、脳卒中集中治療室(SCU)4床を有している。11年度の年間手術件数は194件である。手術の内訳は、脳腫瘍53件、脳動脈瘤30例、その他の脳血管障害29例、頭部外傷64例などである ★脳腫瘍=手術治療が中心となる髄膜腫、下垂体腺腫、神経鞘腫などの良性腫瘍は、最新型の神経モニタリング装置を用いて、安全な手術に努めている。神経膠腫では、術中のナビゲーションを使用し、可能な限り積極的に全摘手術に努めている。しかし手術のみで完結できない悪性脳腫瘍に対しては、放射線照射、化学療法の集学的治療を行っている。また、他施設では行われていない治療法として、悪性脳腫瘍に対して高気圧酸素治療装置を用いた抗癌剤化学療法は副作用が少なく、腫瘍縮小効果が期待でき、高齢者や再発症例にも行うことができる ★脳血管障害=脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血では、全身状態や重症度に合わせて原則として早期手術を行っている。血管内治療と開頭手術のどちらの治療法を選択するかについては専門医の間で十分検討し、症例に応じた治療法を選択している。近年、術中蛍光血管撮影が可能な手術顕微鏡を導入し手術成績が良くなっている。脳動静脈奇形は若年者に発症する脳出血であるが、外科手術、血管内治療、ガンマナイフを組み合わせた適切な治療を選択している。高血圧性脳内出血の手術適応例では、開頭手術ではなく機能予後を重視し、内視鏡下血腫除去やCTガイド下血腫除去を第一選択としている。虚血性脳血管障害は、神経内科と協力して治療に当たっているが、慢性期の虚血性脳血管障害にはバイパス手術による血行再建を行っている。また、近年頸動脈狭窄症が増加しており、頸動脈内膜はく離術やステント留置術を行っている ★脊椎・脊髄疾患=脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの脊椎疾患に対して、QOLを重視し、早期離床、入院期間の短縮が可能な低侵襲手術を行っている ★小児脳神経外科疾患=当院は川崎市の新生児奇形を多数収容しており、水頭症や髄膜瘤など小児奇形疾患が多く、水頭症に対する第3脳室開窓術などの神経内視鏡手術を積極的に行っている ★神経外傷=当院は救命救急センターが充実しており、神経外傷の3次救急患者を積極的に受け入れている。周術期管理に力を入れており、種々のモニタリングを駆使し、低体温療法など集学的治療を行っている。また、急性期を乗り越え高次機能を後遺する患者様には、関連施設との連携で高次機能障害のリハビリテーションを行っている。いずれの疾患においてもリハビリテーション科との連携により、回復期の患者さんには、病棟内に併設されているリハビリ施設で早期リハ、早期離床を目指している。 |
医療設備 |
MRI、MRA、MRS、3DCT、放射線治療計画装置、放射線治療装置(リニアック)、脳血管撮影装置、脳シンチグラフィー(SPECT)、脳血流測定装置、高気圧酸素治療装置、手術ナビゲーションシステム、術中神経モニタリング装置、超音波メス、電磁場メスなど。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 ○
- 執刀医指名 ○
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
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- 神経内科
- 脳神経外科
- 神経精神科
神経精神科
分野 |
精神科 |
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特色 |
神経精神科は精神科医師と臨床心理士の専任スタッフによって構成され、思春期から老年期における、あらゆる神経精神科疾患を対象とする。 |
症例数 |
★外来診療=11年度の1日平均外来患者数は134.4人、そのうち初診患者数は7.3人、再診患者数は137.1人であった ★入院治療=11年度の入院患者数は507人(男性174人、女性350人)であり、平均在院日数は27.3日であった。その内訳は、認知症圏198例、気分障害(うつ、躁、双極性)167例、統合失調症圏90例である。入院施設は48床の閉鎖病棟であり、特定機能病院のなかの精神科病棟として、急性期の治療、難度の高い病態の診断や治療、ならびに精神障害に合併した身体疾患の急性期治療を身体診療各科と協力して行っている。病棟診療は4つ診療班で行っているが、すべての診断および治療は診療班主治医のみならず、全医員参加型の病棟会議や回診で検討され、合意のもとで治療が行われている。薬物療法に抵抗性のうつ病に対する寛解維持目的の電気けいれん療法も、原則として全身麻酔下で行っている。高齢者や身体的ハイリスク患者に対しても麻酔科医管理のもと、全身麻酔下無けいれん電気けいれん療法を行うことができる。11年度には全身麻酔下無けいれん電気けいれん療法を42症例に対して行った。もの忘れや認知症に対する1日検査入院(日帰り)も実施している ★特殊外来=当神経精神科では認知症疾患医療センター(川崎市)の一環として、もの忘れ専門外来「認知症診断外来」を開設している。まず一般外来を受診して頂き、1日検査入院(日帰り)等を行い、カンファレンスにて検査結果を検討し、「認知症診断外来」にて結果説明を行っている。その他に聖マリアンナ医大式コンピューター化記憶機能検査(STM-COMET)による極めて早期の段階の認知症の診断、家族を対象とした認知症講座、音楽専門家の指揮のもと認知症の皆様によるコーラスグループ活動などを行っている ★心理検査=常勤臨床心理士、非常勤臨床心理士により外来患者、入院患者に対して心理検査を行っている。11年度には合計1,204件の心理検査を行った。その内訳は、性格検査304件、知能・発達検査252件、神経心理学的検査648件であった ★大学病院診療施設=聖マリアンナ医科大学病院には、診療施設として3つの精神科関連のセンターがあり、研究・治療・啓発など活発な活動と業績をあげている。「認知症(老年期精神疾患)研究治療センター」では、増加しつつある認知症患者、特にアルツハイマー病に焦点を当て、早期より適確に診断を下し、治療介入することによる日常生活機能維持の追求ならびに予防医学に関する知見の集積を行っている。「統合失調症治療センター」では最新の知見を基に、より有効性の高い薬物療法を行い、患者様の社会復帰を支援するとともに統合失調症についての研究、新薬の臨床治験を行っている。「精神療法・ストレスケアセンター」では、教育・研修プログラムや中久喜雅文客員教授をスーパーバイザーとして迎えた中久喜ゼミ(力動的精神療法セミナー)を通じて精神療法の発展に寄与するとともに、心理検査、音楽療法、箱庭療法などを行っている。 |
医療設備 |
各種心理検査、認知機能検査、MRI、CT、SPECT、脳波、その他生理学的検査、生化学的検査が施行できる。また、他診療科との協力により様々な身体的検査を行っている。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
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○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
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診療科目:脳神経外科
30~40代女性 2017年09月06日投稿
他の病院からの紹介で受診しました。 初診の時から先生がとても感じの良い先生でした。 (後程、この方が名医と気づきました。) 執刀医もこの方がなさって下さるとのことで、全…続きをみる