ハラヴェン静注1mg

処方薬注射剤

ハラヴェン静注1mgの基本情報

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作用と効果

がん細胞の細胞分裂を停止させてアポトーシスによる細胞死を誘導し、腫瘍増殖抑制作用を示します。
通常、手術不能または再発乳がん、悪性軟部腫瘍の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄機能が低下している(熱がある、皮下出血)、肝臓の機能が低下している。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日1回静脈内に週1回注射し、これを2週連続で行い、3週目は休薬します。これを1サイクルとして、注射を繰り返します。

副作用の有無、効果の出方、患者さんの状態により異なりますので、具体的な使用期間につきましては、医師にお尋ねください。

副作用

主な副作用として、脱毛、疲労、食欲減退、吐き気、口内炎、味覚異常、発熱、末梢神経障害、嘔吐、頭痛、下痢、倦怠感、発疹、筋肉痛、便秘、貧血、鼻咽頭炎、上気道感染、肝機能障害などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・いつもより体がだるく熱っぽい、皮下出血がある [骨髄抑制]

・寒気がする、ふるえを伴う急激な高熱がでる、脈拍が増加する、咳や痰が出る、息切れがする [感染症(敗血症、肺炎など)]

・手足のしびれ、手足の痛み、感覚が麻痺する [末梢神経障害]

・だるさ、はきけがする、食欲がない、白目や体が黄色くなる [肝機能障害]

・発熱、から咳がでる、息苦しくなる [間質性肺炎]

・発熱、だるさ、皮膚の赤い斑状発疹 [皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

エーザイ株式会社

薬価

1瓶あたり66857円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

エリブリンメシル酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

4291420A1022

レセプト電算コード

622085201

更新日付:2016年03月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ハラヴェンに関する医師Q&A

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ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、エーザイ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ハラヴェン静注1mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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