ノバスタンHI注10mg/2mL[ヘパリン起因性血小板減少症II型(発症リスクのある場合を含む)における経皮的冠インターベンション施行時の血液の凝固防止]

処方薬注射剤

ノバスタンHI注10mg/2mL[ヘパリン起因性血小板減少症II型(発症リスクのある場合を含む)における経皮的冠インターベンション施行時の血液の凝固防止]の基本情報

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作用と効果

血液凝固に関与する酵素(トロンビン)を阻害することにより、血液を固まりにくくし、血管の中に血栓ができるのを防止します。
通常、ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)II型(ヘパリンの使用により血小板が減少し、さらに血管の中に血栓ができる症状を起こす疾患)(発症リスクのある場合を含む)における、経皮的冠インターベンション(血管の中から冠動脈を拡げる手術)施行時の血液の凝固防止に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(血小板減少性紫斑病、血管障害による出血傾向、血友病その他の凝固障害、月経期間中、消化管出血、尿路出血、喀血、流早産・分娩直後など性器出血を伴う妊産婦など)。出血の可能性がある(胃潰瘍、十二指腸潰瘍、大腸炎、細菌性の心内膜炎、脳出血を起こしたことがある、高血圧、糖尿病など)。肝臓が悪い。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、静脈内に持続注射します。

症状をみながら使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、凝固時間の延長、出血、血尿、貧血、皮疹、かゆみ、じん麻疹、嘔吐、下痢、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・頭痛が続く、片側または両方の手足が動かなくなる、腹痛、血を吐く・便に血が混じる(黒い便が出る) [脳出血、消化管出血]

・じん麻疹、顔色がそう白になる、呼吸困難 [ショック・アナフィラキシーショック]

・全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

田辺三菱製薬株式会社

薬価

1管あたり1364円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > その他の循環器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アルガトロバン水和物

この成分で処方薬を探す

YJコード

2190408A2034

レセプト電算コード

620002974

更新日付:2013年05月11日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ノバスタンに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ノバスタンHI注10mg/2mL[ヘパリン起因性血小板減少症II型(発症リスクのある場合を含む)における経皮的冠インターベンション施行時の血液の凝固防止]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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