ノイアート静注用500単位

処方薬注射剤

ノイアート静注用500単位の基本情報

印刷する

アクセスランキング(05月28日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • ノイアート静注用500単位の画像
    ノイアート静注用500単位の画像

作用と効果

アンチトロンビンIII製剤で、血液が過剰に固まることを阻害し血液凝固機能を正常に戻します。
通常、先天性アンチトロンビンIII欠乏症による血栓形成傾向、アンチトロンビンIII低下に伴う汎発性血管内凝固症候群(DIC)の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アンチトロンビンIII製剤を使用した後でショックを起こした既往歴がある。溶血性・失血性貧血、免疫不全、免疫抑制状態がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

先天性アンチトロンビンIII欠乏に基づく血栓形成傾向:通常、ゆっくり静脈内に注射、または点滴で静脈内に注射します。
汎発性血管内凝固症候群(DIC):通常、ゆっくり静脈内に注射、または点滴で静脈内に注射します。産科的、外科的DICなどの緊急処置では、1日1回注射します。

使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

副作用として、発疹、吐き気、肝機能異常、頭痛、発熱、蕁麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、胸内苦悶、喘鳴(ヒューヒュー音) [ショック、アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

この薬は、日本で採血された血液が原料となっています。血液を原料とした製剤であることから、ウイルスを不活化するための加熱処理やウイルスを取り除く処理を行っており、現在までにこの注射によるウイルス感染は確認されていません。しかしながら、血液を原料としていることによるウイルス感染などの可能性を完全に否定することはできません。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(157件)

医薬品情報

製薬会社

一般社団法人 日本血液製剤機構

薬価

1瓶あたり21098円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > 血液製剤類 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

乾燥濃縮人アンチトロンビンIII

この成分で処方薬を探す

YJコード

6343424D2080

レセプト電算コード

621159207

更新日付:2015年11月16日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ノイアートに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

ノイアート静注用500単位の他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、一般社団法人 日本血液製剤機構の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ノイアート静注用500単位を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。