アトガム点滴静注液250mg

処方薬注射剤

アトガム点滴静注液250mgの基本情報

印刷する

アクセスランキング(05月23日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • アトガム点滴静注液250mgの画像
    アトガム点滴静注液250mgの画像

作用と効果

免疫抑制剤と呼ばれるグループに属する薬で、体内の免疫反応を抑制します。
通常、中等症以上の再生不良性貧血の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。重症感染症を合併している。肝炎ウイルスの感染または既往がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日に1回点滴で4時間以上、12~18時間かけて緩徐に静脈内に注射します。使用期間は4日間です。

インフュージョン・リアクション(薬剤注入に伴う反応)を防ぐために、この薬を使用する前に、副腎皮質ホルモン剤や抗ヒスタミン剤などが使用されることがあります。

この薬を使用する前に、皮膚試験が行われることがあります。

副作用

主な副作用として、腹痛、異常感、注入部位血管外漏出、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・関節痛、発熱、冷汗、めまい [インフュージョン・リアクション(薬剤注入に伴う反応)]

・発熱、寒気、体がだるい [感染症]

・発熱、寒気、喉の痛み [骨髄抑制]

・吐き気、吐いた物や便に血が混じる、鼻血 [出血]

・尿量が減る、むくみ、体がだるい [腎機能障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

この薬を使用している間は、生ワクチンの接種をしないでください。生ワクチンの接種により発症する恐れがありますので、接種を希望する場合には、必ず医師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(218件)

医薬品情報

製薬会社

ファイザー株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > その他の生物学的製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

抗ヒト胸腺細胞ウマ免疫グロブリン

この成分で処方薬を探す

YJコード

6399413A2021

レセプト電算コード

622944201

更新日付:2024年02月28日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

に関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、ファイザー株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・アトガム点滴静注液250mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。