専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

福田病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

産婦人科・小児科

分野

産婦人科

特色

1907年(明治40年)に福田令寿によって創立され、代々産婦人科医業を営んでいる。2007年で創立100年となる。当時より産婦人科の医療を通して「女性の幸福」を追求し努力している。女性の一生を通して役立つ病院、母性をサポートするウーマンズホスピタルを目指す。診療科目としては、産科、婦人科、小児科(新生児科、小児外科)、生殖内分泌(不妊症)、更年期科、東洋医学漢方など多岐にわたり、女性医師が多いのが特徴である。各々の科の専門医師による優れた医療チームで高度の医療を提供できるようにしている。中でも産科は82年からLDRシステムを導入し、年間3,000件を超える分娩数があり、患者さんのバースプランを尊重しながら取り扱っている。自然分娩を基本としつつ、緊急を要する帝王切開については、手術決定から児娩出まで10分以内という実績や、異常分娩のケースにも対応できる医療体制と技術を持つ。24時間体制で常に同レベルの医療の提供ができるよう努力している。2006年に地域周産期母子医療センターに認定され、母体搬送も受け入れている。NICUも12床併設しており、超未熟児の管理も行っている。また、不妊症の治療にも力を入れ、エンブリオロジスト(生殖補助医療胚培養士)認定者による体外受精、顕微授精などの高度な技術の提供と、不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター認定者による精神面のケアも考慮し、チームで取り組み成果をあげている。その他、医師のチェックのもとに、マタニティスポーツ(スイミング、ビクス、ヨーガ)を主としたメディカルフィットネスの施設が院内にあり、スポーツによる効果はもちろん、産前産後の患者さん情報交換の場として多くの方に利用されている。

症例数

2008年の1日平均外来数は353人、分娩数3,101人、手術件数876例。そのうち腹腔鏡下手術109例、その他、子宮鏡検査・手術241例、不妊治療による妊娠347例のうち、体外受精によるもの妊娠率は、35.8%

周産期=当院の特微として、ハイリスク妊娠・分娩の症状が137件、帝王切開14.7%である。母体搬送も受け入れている。双胎妊娠、骨盤位、前回帝王切開施行例も、いつでも帝王切開ができる体制経膣分娩を試みており、24時間、医師、助産師で対応している。羊水検査等による出生前胎児診断、特殊超音波断層診断検査(カラードプラ、4D超音波検査)も行っている。妊娠30週前後で周産期専門医師によるベビーチェックを行っている。LDRシステム、助産師による周産期生活指導は丁寧をモットーに徹底しており、夫立ち会い分娩数も全体の30%以上と増加している。また、産科出血が予測できる疾患(前置胎盤、多胎妊娠など)、合併症については、自己血貯血法を取り入れている

新生児=NICU12床、GCU29床、妊娠27週以降の新生児、超未熟児、未熟児の診療を行っている。24時間体制で、児の搬送も受け入れている

婦人科=腹腔鏡下手術(卵巣腫瘍・子宮外妊娠・子宮筋腫)、子宮鏡検査(レゼプトコープ)、更年期外来、骨粗鬆症の診断・治療、ホルモン補充療法、乳房検査(高感度超音波断層検査法、マンモグラフィ)を行っている。女性のための女性医師による診察の要望が多く、それに応えるようにしている。また、地域住民の子宮癌検診や基本健康審査など、健康管理にも力を入れている

生殖内分泌外来=子宮卵管造影法、腹腔鏡検査、人工授精、顕微授精、受精卵凍結保存を行っている。最近では泌尿器科と連携をとり、男性不妊治療にも取り組み結果をあげている。2007年の不妊医療の実績として妊娠率は、体外受精40.8%(対移植)顕微受精26.3%(対移植)凍結移植56.2%(対移植)人工授精10.0%であった

東洋医学漢方診療科=婦人科(月経異常、更年期、冷え症など)、周産期にまつわる諸症状、不妊症に対し漢方医療法を行っている

小児科=未熟児医療、新生児定期健診、育児相談を行っている。

医療設備

LDRシステム、4D超音波、腹腔鏡、子宮鏡、骨密度測定器、マンモグラフィ、院内スポーツ施設(プール、スタジオ)などを備えている。

「医者がすすめる専門病院 熊本・鹿児島」(ライフ企画 2009年10月)

漢方科

分野

東洋医学

特色

当院は、産婦人科を中心とした病院。漢方科は02年より併設。エキス剤・煎じ薬を用いた保険診療をしている。西洋医学の併用も行い、不妊症外来、更年期外来、婦人科外来、周産期外来の専門医師と連携しながら治療を行っている。月一度の院内報(コアラジャーナル)には、漢方講座を連載している。ホームページでも閲覧することができる。http://www.fukuda-hp.or.jp/

症例数

気・血・水理論を用い、漢方診察ならびに必要なときは婦人科の診察を行い、詳しく説明した後に処方を行っている。主訴別では、更年期障害13.2%、女性不妊12.3%、生理不順10.4%、冷え9.7%、生理痛9.4%、男性不妊5.5%、月経前緊張症4.9%、不育症3.2%、その他である。生理痛や生理不順で西洋医学やエキス剤で症状改善しない場合は、煎じ薬を使用し、良い成績を得ている。妊娠中の諸症状(むくみ、高血圧など)や合併症(感冒、静脈瘤、パニック症候群、アトピー性皮膚炎など)で、西洋医学が好ましくない場合にも利用されている

★つわりには、当院独自の漢方坐薬を使用している(NAUSEA AND VOMITING OF PREGNANCY vol.1、朝日新聞社「漢方辞典」に掲載)。お産後の乳汁促進にも、当院独自の煎じ薬を利用できる

★他科で明らかな異常を認めないめまい、耳鳴り、下腹痛や尿道のほてり、性交痛などの西洋医学では対応できない症状の方も来院されている

★子宮筋腫、子宮内膜症には、外科的治療、西洋医学療法、漢方療法からの選択や併用も可能。手術が必要な場合は、当院で行っている。不妊症には、体外受精、顕微授精も行っている。精子の運動率低下や量減少がある場合は、男性への漢方療法も行い、良好な成績を得ている。手術、分娩もあるので、電話で確認の上、来院を。

医療設備

X線、マンモグラフィ、骨密度測定器、超音波、心電図、深部体温計などを備えている。

「医者がすすめる専門病院 熊本・鹿児島」(ライフ企画 2009年10月)

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