大阪医科薬科大学病院(大阪府高槻市)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
大阪医科薬科大学病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
- 消化器内科
- 消化器内科(肝・胆・膵科)
- 一般・消化器外科
- 心臓血管外科
- 腎臓内科
- 泌尿器科
- 整形外科
- リハビリテーション科
- 形成外科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 歯科口腔外科
- 膠原病内科(第1内科)
- 神経内科
- 脳神経外科
- 麻酔科ペインクリニック
消化器内科
分野 |
消化器・一般内科 |
---|---|
特色 |
当科は食道・胃・十二指腸・小腸・大腸に関する疾患を対象とする「胃腸科」、肝臓・胆道・膵臓に関する疾患を対象とする「肝胆膵科」、消化管癌の化学療法や緩和医療を行う「化学療法科」の三診療部門からバランスの取れた形で構成されている。スタッフの全員が消化器病専門医や消化器内視鏡専門医などの資格を有しており、各々の専門分野で高度な診断・治療を行っている ★胃腸科=スクリーニングや二次検診目的の内視鏡検査や各種の精密内視鏡検査、吐下血に対する緊急内視鏡検査と止血術、低侵襲性の内視鏡的治療などに幅広く対応して、最新の医療機器と技術を導入して、安全かつ積極的な診療を行っている。早期癌に対しては癌病巣の広がりや深達度、壁外リンパ節転移などの検索を十分に行った上で、適応症例に対しては内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を積極的に導入して良好な成績をあげている。進行癌に対しては定期的に消化器外科と合同カンファレンスを開催して手術適応症例の検討や術後症例の検証を行い、質の高い医療を行っている。そして、手術適応がないと判断された進行癌症例に対しても、化学療法センターとの連携により治療が行われる。最近では、逆流性食道炎に対する新しい内視鏡治療や、原因不明の消化管出血の一因とされ診断が困難であった小腸病変に対して、カプセル内視鏡とダブルバルーン小腸内視鏡を共に施行できる体制を整えて最先端の診療を行っている。また、増加しつつある胸やけなどを訴える胃食道逆流症、胃痛、胃もたれを中心とした機能性胃症、下痢や便秘を中心とした過敏性腸症候群などのいわゆる機能性の消化管疾患も専門的に扱っておりいろんな医療機関からの紹介が多い ★肝胆膵科=ウィルス性肝炎に対する抗ウィルス療法を行って、肝硬変・肝細胞癌への進展を防止する一方、肝細胞癌症例に対してはラジオ波焼灼療法(RFA)、経皮的エタノール注入療法(PEIT)、肝動脈塞栓療法(TAE)などの集学的治療を行っている。また、肝細胞癌や劇症肝炎などに対しては、消化器外科とも密接に連携して、外科的肝切除や肝移植も積極的に行っている。一方、胆石・胆管炎・膵炎・胆道癌・膵癌に対しては、最新の画像診断をもとに内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)、内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)、胆汁ドレナージ(ENBD、PTCD)、胆管ステント留置などの内視鏡的診断・治療を中心に総合的診療を行っている ★化学療法科=米国MDアンダーソンがんセンターや国立がんセンター中央病院などに留学経験を持つ腫瘍内科専門医を中心に診療が行われ、日本臨床腫瘍学会認定研修施設になっている。手術適応のない進行性の食道・胃・大腸癌に対して、開発中の治験薬の使用も含め延命を目的とした最先端の化学療法が行われ予後の改善が得られている。また、末期癌の方に対してはQOL向上を目的とした緩和ケアも系統的かつ積極的に行われている。以上、三診療部門において、常に新しい知識・技術を導入して科学的な研究にも力を入れ、高度で良質な医療を提供し、信頼されて納得の得られる医療であるようにスタッフ一同研鑽している。また、病院全体としてセカンドオピニオン外来を開設して積極的に対応している。 |
症例数 |
診療実績としては、2008年の年間外来患者総数41,210名、1日平均外来患者152名、病床としては80床を有し、年間入院患者総数1,472名で、1日平均入院患者数74名の実績がある。入院患者の主な疾患別内訳は、①食道疾患:早期食道癌7例、進行食道癌136例、逆流性食道炎14例、食道静脈瘤11例 ②胃疾患:早期胃癌71例、進行胃癌221例、胃潰瘍18例 ③小腸疾患:クローン病64例、小腸出血13例 ④大腸疾患:早期大腸癌16例、進行大腸癌158例、大腸ポリープ93例、潰瘍性大腸炎15例 ⑤胆道疾患:胆管癌8例、胆嚢癌6例 ⑥膵疾患:膵癌20例、急性膵炎5例、などである ★2008年の年間検査処置件数としては、上部消化管内視鏡5,084件、大腸内視鏡検査2,579件、超音波内視鏡検査202件、カプセル内視鏡検査120件、ダブルバルーン小腸内視鏡検査38件、腹部超音波検査5,158件、内視鏡的逆行性胆道膵管造影および関連処置196件、腹部血管造影およびカテーテル処置71件などの実績がある ★特に内視鏡的治療として、早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の施行件数は年間110例と全国でも有数である。その他、食道静脈瘤硬化術・結紮術34例の他、内視鏡的止血術、異物除去、経皮的内視鏡的胃瘻造設術などが行われている ★潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患の難冶例に対しては、顆粒球除去療法(GCAP)や抗TNFα抗体療法などの新しい治療法を積極的に導入している ★肝細胞癌に対しては最適な治療法の選択に留意した集学的治療を継続しており、ハイリスクグループであるウィルス性肝炎に対しても慎重な経過フォローを行っている。胆道・膵疾患に対しては、従来から適応症例に対しては内視鏡的治療を積極的に導入している。また、膵腫瘍性病変などに対しては超音波内視鏡ガイド下穿刺吸引法(EUS-FNA)による病理組織診断も可能である。 |
医療設備 |
電子内視鏡、拡大内視鏡、超音波内視鏡(EUS-FNA可能)、ダブルバルーン小腸内視鏡、カプセル内視鏡、CT、MRI、腹部超音波検査、その他。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
- 消化器内科
- 消化器内科(肝・胆・膵科)
- 一般・消化器外科
- 心臓血管外科
- 腎臓内科
- 泌尿器科
- 整形外科
- リハビリテーション科
- 形成外科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 歯科口腔外科
- 膠原病内科(第1内科)
- 神経内科
- 脳神経外科
- 麻酔科ペインクリニック
消化器内科(肝・胆・膵科)
分野 |
消化器・一般内科 |
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特色 |
本院は、大阪と京都の中間点である高槻市に位置し、阪急高槻市駅とJR高槻駅に歩いて数分の交通至便の地にある。消化器内科(肝胆膵)は、胃腸科・化学療法科とともに合理的に連携をとり消化器内科領域の疾患群に対する専門的診療体系を構築している。外来診察及び入院治療は、新築された消化器内科の専門病棟にて行われており、セキュリティの完備した個室病棟をはじめとし、清潔で広い病室と専門診療に習熟した医療スタッフのもとで、安心して治療に専念できる環境が整っている。消化器内科(肝胆膵科)の診療スタッフは、各専門分野における学会の指導医・専門医が豊富に揃っており、大学病院としての充実した設備と最新の技術により、信頼と安心の診療を提供している。さらに当院は、厚生労働省の大阪府の肝疾患診療連携拠点病院の一つに指定されている。 |
症例数 |
年間の消化器内科(肝胆膵科)の外来受診者総数は約15,000人、入院患者総数は約500人である。内容的には、B型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法(核酸アナログ製剤など)患者数、約60人、C型慢性肝炎患者に対する抗ウイルス治療(インターフェロン・リバビリン併用療法など)約80人、肝細胞癌入院患者総数約300人、肝細胞癌に対する超音波ガイド下局所療法件数約150人(うちラジオ波焼却術約60人、エタノール注入療法例約50人)、肝生検数約60人、腹部血管造影約220人、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)約200件、経皮経肝的胆管ドレナージ(PTCD)実施件数約50人、などである ★肝疾患に関して、急性・慢性肝炎、特に肝硬変や肝癌への進展が問題となるB型・C型慢性ウイルス性肝炎に対しては、経験豊富な肝臓専門医が、最新の医療情報に基づいて管理・指導や治療指針を立て、インターフェロンや核酸アナログ製剤などの抗ウイルス療法をはじめとした患者各々に最適な治療法を提供している。その他、自己免疫性肝炎(AIH)や原発性胆汁性肝硬変(PBC)などの自己免疫性肝疾患、ウイルソン病やヘモクロマトーシスなどの代謝性肝疾患にも対応している。近年注目されている脂肪性肝疾患・脂肪性肝炎(NASH)に対しては、基礎にある生活習慣病(肥満・糖尿病・高脂血症など)の是正を関連内科と連携して管理・指導するとともに、病態に応じた治療方針を立てている。肝細胞癌には、豊富な経験と最先端の技術に熟練した専門医が、放射線科など各科との連携により、肝動脈塞栓術(TAE)を含む各種経カテーテル治療(IVR)、造影エコーやリアルタイム仮想超音波を併用したラジオ波焼却術(RFA)及びエタノール注入療法(PEIT)など、最新の機器を駆使した治療を施行している。また、埋め込み型リザーバーによる持続的動注化学療法や分子標的治療、局所的放射線併用治療、さらに経験豊富な肝臓外科医との連携による肝切除術や肝移植も施行している。肝疾患診療においては慢性疾患が多いため、かかりつけ医と専門医療機関の密接な連携が必須であるが、当院では、肝疾患医療に携わる関係各位が協力し、主に府下の北摂地域医療園において肝疾患拠点病院としての専門的診療や情報提供、啓蒙活動などの責務を果たすとともに、近隣の医療機関との地域医療ネットワークを形成して、肝疾患に対する専門医療を提供している ★胆道疾患に関しては、腫瘍や結石を原因とする黄疸や炎症に対して、各種内視鏡治療と超音波穿刺治療を組み合わせた診断・治療体系を構築している。胆嚢癌や胆管癌では、病変の範囲や程度を、各種画像診断にて総合的に判断し、胆道ファイバーなどの情報収集より手術の可否を判断している。手術不能例に対しては、ステント留置を中心に黄疸回避のドレナージ術とともに、抗癌剤治療の可能性を検討している。また胆管結石による胆管炎は、迅速な胆管ドレナージを施行している ★膵疾患に関しては、急性膵炎では、血液浄化療法や血管造影下治療を組み合わせて、集中治療室(ICU)と連携した集学的治療を行っている。膵のう胞性疾患のうち、適応症例に対しては内視鏡を用いた経胃的ドレナージも施行している。慢性膵炎に伴う膵石症の膵液流出障害に対しては、体外的衝撃波による結石破砕術を行っている。膵臓癌に対しては、外科的切除術の他、内科的抗癌剤治療、黄疸に対するステント留置術、疼痛に対する緩和療法など、各種治療法を状態に応じて適切に行っている。 |
医療設備 |
US、CT、MDCT、MRI、DSA(血管造影)、RVS(リアルタイム仮想超音波)、RFA(ラジオ波焼却装置)、Fibroscan(非侵襲的肝繊維化測定器)、EUS(超音波内視鏡)、胆道ファイバー、ESWL(体外的衝撃波結石破砕装置)など。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
- 消化器内科
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- 形成外科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 歯科口腔外科
- 膠原病内科(第1内科)
- 神経内科
- 脳神経外科
- 麻酔科ペインクリニック
一般・消化器外科
分野 |
消化器・一般外科 |
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特色 |
悪性腫瘍では食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、胆道癌、膵癌など、すべての消化器癌と乳癌を扱う。胃癌・大腸癌では腹腔鏡下手術を積極的に導入しQOLを重視した機能温存手術(縮小手術)を施行、同時にクリニカルパスを用いて入院期間の短縮を図っている。高度進行癌では術前・術後の化学療法や放射線療法に拡大手術を組み合わせることもある。厚生労働省から高度先進医療として認可された抗癌剤感受性試験及び腹腔鏡下肝切除術を行って、合理的な治療を施行している。良性疾患では胆石症、炎症性腸疾患、イレウスの症例も多く、腹腔鏡下に手術を行うことが多い。一般・乳腺・内分泌外科として乳癌の症例も多く、センチネルリンパ節生検によりリンパ節郭清を効率化し、乳房の温存を心がけている。また、血管外科(ASO、下肢静脈瘤)、肛門疾患、ヘルニアなどの領域の症例数も多い。 |
症例数 |
年間の全手術症例数は約850例 ★食道癌は年間約50例。進行癌では術前放射線化学療法の後に手術を行っている。こうして腫瘍進展が抑制され、術後合併症も大幅に減少している。頸部食道癌は顕微鏡下手術で血管吻合を行う遊離小腸移植で再建を行っている ★胃癌は年間約220例。早期胃癌の内視鏡的粘膜切除術の適応は胃癌治療ガイドラインに従うが徐々に拡大している。この適応外の早期胃癌は術前進行度診断を十分に行った後、腹腔鏡下に手術を施行。すなわち、自律神経温存、大網温存を行いながら腹腔鏡下に幽門側胃切除術、幽門保存胃切除術、噴門側胃切除術、胃全摘術まで行い、術後QOLを重視した再建法を施行。進行胃癌では根治手術が可能であれば拡大手術も行うが、抗癌剤治療と組み合わせることでより効果的な治療を心がけている。特に、抗癌剤感受性試験に基づいた補助化学療法を広く行っている。5年生存率=StageI:96%、II:73%、III:46%、IV:10% ★大腸癌は年間400例強。腹腔鏡下手術を早くから導入し、現在日本でも屈指の手術症例数である。全結腸・直腸の進行癌症例にも開腹術と同等のリンパ節郭清を行っており、良好な成績を収めている。肛門に非常に近い直腸癌では術前CRT導入、経肛門吻合を行い、できる限り自然肛門温存、自律神経温存を行っている。進行・再発症例では抗癌剤感受性試験に基づいた化学療法を行っている。5年生存率=Stage0:100%、I:98%、II:88%、IIIa:85%、IIIb:71%、IV:18% ★肝癌は年間約50例。肝切除術を第一選択とし、切除不能例には、肝動脈塞栓療法やマイクロ波療法、エタノール注入を行っている。01年から生体肝移植を導入し、肝癌に対しても適応を拡大している ★膵・胆道癌は年間約40例。最新の診断技術を駆使して進行度診断を行い、積極的に手術を行っている。根治性を損なわない限り全胃温存膵頭十二指腸切除術を行うことが多い ★胆石症は年間約100例。有症状者を手術適応とし胆嚢結石では腹腔鏡下胆嚢摘出術を行い、胆管結石や肝内結石では内視鏡的切石術を第一選択とし、必要に応じて腹腔鏡あるいは開腹下に胆管結石切石術や肝切除を行っている ★炎症性腸疾患は年間20例。潰瘍性大腸炎とクローン病は、内科治療に抵抗する症例や緊急症例を手術適応としている。潰瘍性大腸炎は、全大腸切除・回腸肛門管吻合を第一選択とし、クローン病は必要最小限の腸切除と狭窄部形成術を第一選択とし、いずれも腹腔鏡下手術にて行っている ★乳癌は年間約115例。60%は乳房温存手術を行っている。5年生存率=StageI:98%、II:84%、IIIa:68%、IIIb:65%、IV:15% ★急性腹症の手術症例は年間約50例。 |
医療設備 |
腹腔鏡下手術装置、ハーモニック・スカルペル、リガシュアー、顕微鏡手術装置、消化管電子内視鏡、超音波内視鏡、MRI、3D-CT、DSA、放射線治療、放射線術中照射、マイクロ波装置、超音波外科吸引装置、ソフト凝固止血装置。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
- 消化器内科
- 消化器内科(肝・胆・膵科)
- 一般・消化器外科
- 心臓血管外科
- 腎臓内科
- 泌尿器科
- 整形外科
- リハビリテーション科
- 形成外科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 歯科口腔外科
- 膠原病内科(第1内科)
- 神経内科
- 脳神経外科
- 麻酔科ペインクリニック
心臓血管外科
分野 |
心臓血管外科 |
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特色 |
55年の開設以来、豊富な心臓手術の蓄積経験から、最も信頼性の高い術式を抽出、自己改良し、日々の診療で実践している。成人疾患では、近年急増している大動脈瘤の専門外来を設置し、手術の時期、方法、予後判定等を行っている。府外からの重症患者、マルファン症候群などの積極的診療も行っている ★特に、広範囲大動脈置換が必要となるマルファン症候群では、全大動脈置換の成功例も含め根治性の高い治療を実践している。また、慎重な適応基準の下、ステントグラフト治療も導入している ★弁膜症の治療では、弁形成手術を常に基本術式とし、人工弁置換手術の適応を限定することにより、患者の生活の質の向上を期す。特に、僧帽弁閉鎖不全症では病変によらず形成手術を第一選択とする ★冠動脈疾患では、人工心肺装置を用いないバイパス手術(OPCAB)や、内視鏡を用いた小切開手術を導入し、患者の早期退院に貢献している。また、血液透析や高齢などのハイリスクの症例にも、患者別に多様な手技を組み合わせることで対応し、重症患者専科としての需要に応じている ★先天性心疾患では、小児患者の無輸血手術と早期退院プログラムを積極的に実践しており、患児の術後生活の質の向上を図っている ★末期心不全患者に対する、心室形成手術(バチスタ型手術、SAVE手術)は、両心室ペーシング、弁形成手術などとの複合治療の一部として導入しており、慎重な適応の下施行されている ★ペースメーカー、ICD植え込みは、膨大な経験症例から、独自の植え込み方法を開発し、外科ならではの多様な患者さんへの対応を行っている。ホームページ:http://www.osaka-med.ac.jp/deps/tho/index.html |
症例数 |
総手術例は年間約460例。このうち心臓大血管手術は約350例、ペースメーカー、ICD植え込みが約110例。心臓大血管手術のうち約15%は緊急手術。また全心臓大血管手術の院内死亡率は0.9%(2009年)であった。2009年の待機的手術290例のうち死亡は1例(院内死亡率0.3%)であった ★大動脈瘤に対する手術=胸部および胸腹部大動脈瘤、腹部大動脈瘤に対する手術は94例。院内死亡は1例(1%)であった。胸部および胸腹部大動脈瘤の手術では、全例において深低体温循環停止法が用いられ、低い脳神経障害合併率である。また、手術年齢は94歳まで及び、他施設での手術不能例の手術依頼も受けている ★心臓弁膜症に対する手術=65歳以上の弁置換手術では、新型生体弁を用いた手術を基本とし、術後の抗凝固療法を極力回避している。僧帽弁閉鎖不全症に対しては、単独罹患の場合例年90~100%の弁形成率である。また、過去3年間の僧帽弁形成手術後の弁逆流再発に対する手術例は0例(0%)である ★冠動脈疾患に対する手術=冠動脈バイパス手術が77例に施行された。07年より手術は低侵襲化しており、内視鏡を用いたバイパスグラフト採取法も導入されている ★先天性心疾患に対する手術=全76例のうち学童期以下の小児例ではほぼ全例が無輸血で施術された ★末期心不全患者に対する集学的治療=心臓移植あるいは人工心臓装着等の適応患者に対し心室縮小手術(SAVE手術)と両心室ペーシング療法、僧帽弁形成手術などの複合療法を行い全例が社会復帰した ★ペースメーカー、ICD植え込み=ペースメーカー植え込み107例、ICD植え込み11例、これらのうち6例が両心室ペーシング機能を併設されている。病院内死亡0例(0%)、感染を含む主合併症0例(0%)であった。 |
医療設備 |
ICU、CCU、新生児ICU、シネアンギオ室、MRI、CT、心エコー、人工心肺装置、PCPS、IABP、自己血回収装置など。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
- 消化器内科
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- 泌尿器科
- 整形外科
- リハビリテーション科
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- 眼科
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- 歯科口腔外科
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- 神経内科
- 脳神経外科
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腎臓内科
分野 |
腎臓内科 |
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特色 |
大学病院としての専門性と北摂地域の中核病院としての地域密着性を両立し、腎炎・ネフローゼから保存期、透析導入期の腎不全といった腎疾患をはじめ、高血圧、電解質・酸塩基平衡異常なども診療する。血液浄化センターでは血液透析のみならず、膠原病などに対する血漿交換、白血球除去療法などアフェレシス療法も積極的に行う。日本内科学会教育施設、日本腎臓学会研修施設、日本透析医学会認定施設、日本アフェレシス学会認定施設。患者の受け入れ、逆紹介に際しては、病院医療相談部医療連携室が窓口となる。 |
症例数 |
早期診断と科学的根拠に基づいた治療を行うことを意識しているが、医師の自己満足に陥らぬよう患者の自己決定権も尊重する ★腎生検は年間約50例、全例、光学顕微鏡に加え、蛍光抗体法、電子顕微鏡による診断を行っている ★大学病院ゆえ各診療科とも充実しており、耳鼻咽喉科との連携によるIgA腎症における扁桃摘出術+ステロイド療法など総合的な診療を行っている ★血液透析導入は年間約60例。血液浄化センターでは腎臓内科だけでなく泌尿器科、膠原病内科とも協力し、より広い視点に立った診療を行っている。血液透析の新規導入のほか、他科で入院となった患者の透析を行っている。外来患者の受け入れは行っていないが、近隣の維持透析施設と協力し、退院後の治療が円滑に進むよう配慮している ★腎臓内科外来=月~土(予約制)。初診患者は原則として紹介状が必要。 |
医療設備 |
病床数935床の大学病院であり一般的な医療設備はすべて整っている。透析ベッド12床のほか、アフェレーシス治療ベッドも血液浄化センター内に設けている。 |
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- 歯科口腔外科
- 膠原病内科(第1内科)
- 神経内科
- 脳神経外科
- 麻酔科ペインクリニック
泌尿器科
分野 |
泌尿器科 |
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特色 |
前立腺癌、膀胱癌、腎癌などの尿路癌の治療には定評があり、病期の進んだ進行癌患者に対する集学的治療に積極的に取り組んでいる。近年患者が急増している前立腺癌では、年間80例以上を手がけ、体にやさしい低侵襲、腹腔鏡下前立腺摘除術、およびミニマム創前立腺全摘術をはじめ、勃起神経を温存する神経温存手術や、放射線組織照射療法など、数多くの治療法の中から個々の患者に最適な治療を選択する「ケーステラピー」を提供している。内分泌抵抗性前立腺癌と言われる通常の内分泌療法では反応しなくなった症例に対して抗癌剤を併用した内分泌化学療法により、これまで多くの患者さん達を救済してきた。膀胱癌では、表在性癌に対する内視鏡治療は一般に良好な成績であるが、通常は膀胱摘除を余儀なくされる浸潤性膀胱癌に対して特殊な集学的治療法「血液透析併用抗癌剤動注放射線療法」を考案し、手術することなく根治に導いている。この治療方法は、全身の副作用をほとんど生じることなく、癌細胞に対して通常の30倍以上の高濃度での抗癌剤投与が可能な方法で、高い評価を得て近年各地から患者が集まっている。 |
症例数 |
年間の全入院患者数は約900例、全手術件数は約600例。1日の平均外来患者数は約100人 ★前立腺癌=年間の前立腺針生検数は約500例を超え、1年間に診断される前立腺癌は約150例である。根治手術80例以上、神経温存手術60例、放射線療法30例など、根治を目指した局所治療に積極的に取り組んでいる。近く密封小腺源療法も開始予定である。内分泌不応癌に対する内分泌化学療法は年間20例に及んでいる ★膀胱癌=年間症例数は150例を超え、最近20年間で2,000例以上の治療経験を有している。表在性膀胱癌に対する内視鏡手術は年間150例を超える。浸潤性膀胱癌に対しては、特殊な集学的治療法を行い、積極的に膀胱温存を試みている ★副腎腫瘍=年間症例数は約15例。治療は体腔鏡による手術を積極的に行っている ★腎癌=年間症例数は約40例。最近20年間だけでも1,000例以上の治療経験を有している。手術は原則として体腔鏡による手術を行い、入院期間は4~7日。進行例に対してはインターフェロン、インターロイキンによる療法や分子標的薬という新しい薬剤を積極的に導入している ★腎盂・尿管癌=年間症例数は約25例。治療は体腔鏡手術を含め、腎尿管全摘+膀胱部分切除を原則とするが、ハイリスク症例に対しては術後に多剤併用全身化学療法、あるいは放射線療法を行い、予後の改善を図っている ★精巣腫瘍=当院で1年間に診断される症例は5~10例であり、過去20年間では約150例である。進行例に対する多剤併用抗癌化学療法、および残存腫瘍に対して手術療法を含む集学的治療を積極的に行っている ★尿路結石=受診する患者数は年間500例程度。外来通院による体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を施行している。ESWLにて破砕困難な場合にはTUL、PNLといった内視鏡手術を併用している。尿路結石に対する内視鏡手術の件数は年間10~20例 ★排尿障害=ウロダイナミック検査や経直腸的超音波検査などにより、体系的に神経因性膀胱や前立腺肥大症などの診断を行っている。前立腺肥大症に対しては薬物療法、経尿道的前立腺切除術など症例に応じて選択しており、年間の経尿道的前立腺切除術は約80例である。婦人泌尿器、特に尿失禁や骨盤臓器脱の診療にも力を入れている ★腎不全=ブラッドアクセスの造設手術を年間約60例に、CAPD患者カテーテル挿入術を15例に行っている。また、生体腎移植を行っており、ドナーの腎臓摘出に腹腔鏡下手術を導入し、手術の低侵襲化や入院期間の短縮を目指している ★男性不妊外来=精巣内精子採取(TESE)による顕微授精(ICSI)は良好な成績を収め、他施設からの紹介も多い ★性機能外来=勃起不全に対しては、機能的あるいは器質的原因の鑑別診断検査を行い、治療は薬物療法を中心に、無効例には陰茎海綿体への血管作動薬の注入を指導している。 |
医療設備 |
軟性内視鏡、超音波装置、尿流動態検査装置、ESWL、泌尿器科専用撮影装置、高線量率組織内照射装置。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
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整形外科 |
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特色 |
整形外科領域(四肢・脊椎)の疾患と外傷すべてを扱うが、慢性疾患、腫瘍、他院で治療に難渋した症例が多い。外来での初診は助教以上が行い、再診は疾患別に各分野での専門医により行う。得意とする疾患は、教授が専門とする足の外科、スポーツ外傷と障害の他、手・肘・肩の外傷や疾患、四肢の骨延長、脊椎脊髄疾患、側彎症、関節リウマチ、変形性関節症、難治性の骨折などである。診断は最新の機器を駆使して行うが、患者に負担の少ない超音波診断を積極的に取り入れている。骨軟部悪性腫瘍では、骨軟部タリウムシンチやダイナミックMRIを用い鑑別に役立てている。治療は最先端の方法を取り入れているが、侵襲が少なく早期に社会復帰ができる関節鏡視下手術には定評があり、肩、肘、手関節、膝、足関節に行われている。リハビリテーション部門との連携を緊密に取り、理学療法、運動療法などの保存的治療はもちろんのこと、術前評価から後療法まで一貫した治療を行っている。当科の基本理念はコメディカルスタッフと協調して、患者さんの立場に立った医療を行うことである。 |
症例数 |
年間の初診患者数は約4,500人、入院患者数は約800人、手術件数は約700~800件 ★足の外科は約130例。スポーツによる靱帯損傷の再建術、先天性内反足の矯正術、外反母趾手術。リウマチや変形性足関節症に対する関節固定術、アキレス腱断裂や成人扁平足障害に対する新しい治療法を開発し、早期の社会・スポーツ復帰が得られている ★手の外科関係の手術は約130例であり、腱、神経損傷、リウマチ手、陳旧性の骨折の手術が多く、いずれも好成績。肘の手術は野球肘、拘縮、陳旧性骨折・脱臼の他、前腕回旋障害の治療も多い。末梢神経関係は高度の上肢麻痺を来す腕神経叢損傷例に対し、神経移行・筋移行による機能再建術で好成績。手根管症候群では鏡視下開放術も多い ★脊椎脊髄の手術は約130~140例。頸椎症、脊柱管狭窄症、腰椎分離・すべり症などの変性疾患が多い。これらの疾患では各種インスツルメントを使った手術により早期離床を図っている。腰部椎間板ヘルニアでは最小侵襲での髄核摘出術を行っている ★側彎症の患者は年間延べ1,000人を超え、軽症例には治療体操と装具による治療、高度彎曲例には矯正手術を行う。手術は25年以上の経験を有し、計400例以上の実績がある ★リウマチ・関節疾患の手術は約160例。股関節、膝関節の人工関節の他、骨切り術も好成績。人工関節では再置換例や感染例などの難しい症例も多い。スポーツによる膝靱帯損傷に対し、関節鏡視下での再建手術を行い早期の社会・スポーツ復帰が得られている ★腫瘍は悪性の骨軟部腫瘍と転移性脊椎腫瘍が約60例。四肢の原発性骨・軟部悪性腫瘍は抗癌剤による化学療法を駆使して患肢温存療法を行っている。脊椎に多い転移性腫瘍では脊椎固定器具を使った手術(インスツルメンテーション手術)で患者さんのQOLを高める治療を心がけている ★肩疾患は腱板断裂と反復性肩関節脱臼、スポーツによる肩障害が多い。いずれに対しても、関節鏡視下手術によって早期の社会・スポーツ復帰を目指している ★骨延長は年間約15例。緩徐骨延長法では10cm以上の延長も可能。骨延長は先天異常例だけではなく、外傷後の下肢短縮、難治性骨髄炎の治療に応用されている ★自己血輸血:事前に出血が予想される患者は術前に自己血を貯血し、同種血輸血を行わない方針 ★専門外来(予約制):月=手・肘の外傷と疾患、脚延長。火=リウマチ・関節疾患、膝靱帯損傷。水=脊椎脊髄疾患と外傷。木=足の疾患と外傷、小児疾患。金=側彎症。土=肩の外傷と疾患、骨軟部腫瘍。 |
医療設備 |
無菌手術室、手術用顕微鏡、3次元ヘリカルCT、MRI、骨塩定量(DEXA)、骨シンチ、骨軟部タリウムシンチ、超音波断層装置、レーザー、関節鏡、筋電計。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
- 消化器内科
- 消化器内科(肝・胆・膵科)
- 一般・消化器外科
- 心臓血管外科
- 腎臓内科
- 泌尿器科
- 整形外科
- リハビリテーション科
- 形成外科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 歯科口腔外科
- 膠原病内科(第1内科)
- 神経内科
- 脳神経外科
- 麻酔科ペインクリニック
リハビリテーション科
分野 |
リハビリテーション科 |
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特色 |
障がい者(児)や高齢者の日常活動と社会参加の自立およびQOL(人生・生活の質)の向上を目的に、科学的根拠に基づいたチーム医療を実践し、地域に根ざしたリハビリテーション(以下、リハ)を展開している。すなわち、リハ科医師のみならず、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士、医療ソーシャルワーカー、看護師、他科医師など多職種の参加・連携によるチーム・アプローチによって、常に患者様の家庭復帰あるいは社会復帰の実現を念頭に置いたリハ医療を展開している。関連各科から当科への診療依頼を幅広く受け入れ、主に急性期のリハ医療に力を入れている。当科スタッフがICUや各科病棟を訪床し、リハ処方当日から早期リハを実践している。また、病院医療相談部と連携して、介護保険法や障害者自立支援法などの社会資源を活用することによって、患者様の在宅・社会復帰の支援にも努めている。特定機能病院、臨床研修指定病院、日本リハ医学会認定研修施設である。 |
症例数 |
★理学療法=起居・移動能力の獲得を主たる目標に、 ICUも含むベッドサイドから可及的早期に治療を開始し、早期退院(在院日数の短縮化)に努めている。脳血管疾患や運動器(骨関節)疾患はもとより、呼吸器・循環器疾患、糖尿病、悪性腫瘍などに対しても積極的に取り組んでおり、すでに呼吸療法認定士(日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会の3学会認定)2名、糖尿病療養指導士(日本糖尿病学会認定)2名、心臓リハ指導士(日本心臓リハ学会認定)4名の有資格者を擁する ★作業療法=手の障害に対する手術前後の治療(ハンドセラピー)に加え、可及的早期に多様化する障害像に合致したADL(日常生活活動)能力の再獲得を目的に、特殊ADL評価技術(AMPS)資格を4名が取得し、早期ADLの獲得、早期退院に努めている。さらに、2名が認定作業療法士(日本作業療法協会認定)の資格を取得し、院内外の後進の育成に努めている ★言語聴覚療法=脳血管疾患による失語症、高次脳機能障害、構音障害の治療に加え、近年、耳鼻咽喉科や神経内科疾患による嚥下障害の治療にも積極的に取り組んでいる。さらに、当院の栄養サポートチーム(NST)に参加し、看護師や栄養士の協力のもとに、患者様の早期退院を目指している。当院の入院患者様を中心に年間約2,000例の新患症例を扱っている。ほぼ全診療科の症例(脳血管疾患・脳外傷・その他脳疾患など290例、脊髄損傷・脊椎脊髄疾患・二分脊椎など155例、リウマチを含む骨関節疾患・骨折・外傷・切断など667例、脳性麻痺・その他小児疾患23例、神経筋疾患149例、呼吸器疾患・循環器疾患305例、その他の疾患(悪性腫瘍、熱傷など)451例、計2,080例)を扱うが、なかでも脳血管疾患、運動器(骨関節)疾患、神経筋疾患、脊椎脊髄疾患、閉塞性肺疾患、廃用症候群、糖尿病、小児肥満症、構音・嚥下障害、開胸・開腹手術後症例は豊富である ★一般外来のほか、特殊外来として、義肢装具診や障害児補装具診、ボトックス療法など痙縮外来、糖尿病、癌術後のリンパ浮腫、関節リウマチのリハを実施している。各療法別の年間の担当件数(入院、外来)は、理学療法35,821件(入院29,406件、外来6,415件)、作業療法11,699件(入院9,627件、外来2,072件)、言語聴覚療法7,553件(入院7,121件、外来432件)、計52,569件である(08年度の診療実績より)。 |
医療設備 |
リハセンターは当院6号館1階のうち1,200m2を占め、診察室、運動療法室(トレッドミル、エルゴメーターなど)、水治療室(プール、ハバードタンク、上・下肢浴など)、作業療法室、言語療法室、物理療法室、義肢工房、検査室(3次元動作解析装置、床反力計、重心動揺計、筋電計、超音波診断装置、オートスパイロなど)を有する。 |
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形成外科
分野 |
形成外科 |
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特色 |
開設は83年で、クラニオフェイシャルサージャリー、顎顔面外科、顔面骨骨折、唇顎口蓋裂をはじめとする形成外科全般の治療を行っている。画像解析ソフトを利用した顔面骨の骨切り術、骨延長器を利用した顔面骨の骨切り術や、骨延長器を用いた頭蓋骨縫合早期癒合症に対する治療、マイクロサージャリーを駆使した頭頚部再建、小耳症手術、顔面神経麻痺の治療、組織拡張期による再建などを特色としている。低血圧麻酔、自己血の貯血を行い、積極的に無輸血手術を行っている。レーザー外来では、アザ、血管腫の治療を、IPL外来ではシミの治療を行っている。また試験的な治療として本人の線維芽細胞で作成した自家培養真皮を用いた小児広範囲熱傷瘢痕の治療や口蓋裂手術を行っている。形状記憶合金を用いた陥入爪の治療も行っている。 |
症例数 |
2007年の初診患者総数は約1,300人、外来患者総数は約12,000人、年間手術数は916件で、そのうち入院手術は470件、外来手術は446件である ★先天異常=唇裂・口蓋裂の症例は年間約40例、その他の先天以上は60例である。唇裂の外鼻形成は外側に瘢痕が見えない逆U切開を特色とし、顎裂に対して腸骨の髄質骨を移植している。術後の評価は被爆量の少ないコーンビームCTを用いている。言語外来を併設している。小耳症に対して永田法をもとに改良した方法を行っている。頭蓋骨縫合早期癒合症に対しては3次元モデルで手術計画を立て、中顔面の骨切りに対してはREDシステムと内固定型の延長器を組み合わせて骨延長を行っている。中顔面および下顎の低形成による無呼吸発作に対して、アプノモニターで術前の検査を行い、骨延長術を中心とした治療を行っている。手足の先天異常は母指多指症、多指症、合指症が中心である ★顔面骨骨折や顎変形症=年間60例で、64列ヘリカルCTで作成した3DCT画像を画像解析ソフトを用いて術前のシミュレーション手術を行い、手術時間の短縮と出血量の軽減に努めている。顔面の多発骨折や上顎骨折、頬骨骨折、下顎骨折、眼窩吹き抜け骨折も数多くてがけ、吸収性プレートも積極的に使用している ★母斑・血管腫・良性腫瘍=約370例で切除術が中心であるが、必要に応じて組織拡張器を使用、皮弁による修復を行い、目立たない瘢痕になるようにしている。また適応のあるものはレーザー治療を行っている。動静脈奇形の治療は、脳神経外科・放射線科と共同して塞栓術を行い、早期に切除している ★悪性腫瘍に関連する再建=約100例で、耳鼻科や一般消化器外科、皮膚科、脳神経外科と共同で手術を行っている。マイクロサージャリーによる遊離皮弁や穿通枝皮弁、筋膜皮弁や局所皮弁、植皮を行っている。皮弁の選択はオーソドックスでかつ安全、治療成績が高く、犠牲の少ない方法を選択している。骨組織を再建する際は、3次元モデルを駆使し、最小限の骨切除にとどめて、症例に応じて人工骨を使用している ★熱傷・ケロイド・肥厚性瘢痕・瘢痕拘縮=約80例で、皮弁法、組織拡張器、植皮術を個々の症例に合わせた術式を選択している ★顔面神経麻痺=陳旧例の動的再建は眼に対して側頭筋移行術を、頬部に対して遊離広背筋による一期的再建を行っている。早期の症例では症例に応じて、交差神経移植や舌下神経のバイパス手術を症例に応じて選択している ★リンパ浮腫=赤外線カメラを購入し、リンパ管静脈吻合を行っている。 |
医療設備 |
MRI、64列ヘリカルCT、320列ADCT、3次元画像解析ソフト・リアルインテージ、筋電図、無呼吸発作アプノモニター、コーンビームCT、リンパ浮腫用赤外線カメラ、手術用顕微鏡、骨延長用REDおよびBlueシステム、形成外科内視鏡システム、IPL、Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー、ダイレーザー、など。 |
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眼科
分野 |
眼科 |
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特色 |
各領域で高度の医療を提供できる専門スタッフを配置。特に池田教授を中心とする網膜硝子体分野は日本のトップレベルの診療を行っており、全国から重症患者が紹介されてくる。菅澤准教授、奥診療准教授中心の神経眼科、斜視弱視、清水講師中心の角膜、杉山講師中心の緑内障も評価が高く、近畿一円から紹介患者がある。その他角膜移植の手術例も多く、最近は最先端の角膜内皮移植を積極的に行っている。 |
症例数 |
年間の手術件数は約2,000件であり、このうち白内障手術が約1,000件、網膜硝子体手術が600件、斜視手術が150件を占める ★網膜硝子体疾患=糖尿病網膜症、網膜剥離、加齢黄斑変性、黄斑円孔、黄斑上膜などの難治性疾患が多い。特に力を入れているのは糖尿病網膜症で、高度の技術を必要とする硝子体手術により、最重症例が大半を占めるにもかかわらず、約8割が視力改善という良好な手術成績をあげている。最近、増加している加齢黄斑変性に対しては光線力学的療法および抗血管新生療法を中心とした最先端の治療を行っている。網膜剥離もほぼ100%近い復位率で、黄斑円孔の手術成績も良好である ★白内障=超音波水晶体乳化吸引術と眼内レンズ挿入術の併用手術をスタンダードとして、常に安全で確実な手術を目指している。また、緑内障や網膜硝子体疾患が合併した難治性白内障の手術にも積極的に取り組んでおり、良好な治療成績をあげている ★緑内障=薬物とレーザーを中心に治療を行うが、これらの効果が無効な例に対しては積極的に手術治療を行っている。トラベクレクトミー、トラベクロトミーなどの術式の他、レーザー毛様体凝固術などを併用し、難治例に対して良好な手術成績を得ている。また診断には各種視野検査に加えてレーザースペックル眼血流装置を用い、病態の解明に努めている ★斜視弱視=専門の視能訓練士による質の高い検査結果をもとに、的確な手術法を選択し良好な結果を得ている。弱視治療では小児に適した眼鏡を勧め、アイパッチの他、点眼薬を用いたMoore-/Johnson変法も行い、良好な結果を得ている。視覚障害者に対してはQOLを向上させる目的でロービジョンケアを積極的に行っている ★神経眼科=頭部MRIや網膜電図、視覚誘発電位などの電気生理学的検査を駆使して、診断の難しい脳内病変、神経疾患を正確に診断することを得意としている。また、眼球電図やビデオを用いた眼球運動の解析も行っている ★角膜疾患=角膜変性疾患、水疱性角膜症などに対して角膜移植を行い、安定した手術成績を得ている。難治例に対しては羊膜移植を併用した角膜移植術を積極的に行っている ★ぶどう膜=各種のぶどう膜炎に対して種々の薬物治療を中心に治療を行っているが、原因を的確に究明すべく、最新の検査を駆使して診断に努めている。また、薬物治療に反応しない難治例に対しては、硝子体手術を施行することで良好な結果を得ている ★コンタクトレンズ=きめの細かい診察により、安全に使用できるコンタクトレンズを処方している。また円錐角膜に対しても積極的に治療を行っている ★眼形成・涙道外来=内視鏡を用いた涙道鼻腔吻合術を積極的に行い、良好な成績をあげている ★電気生理=網膜変性疾患の診断に、各種網膜電図を用いて的確な診断を行っている。 |
医療設備 |
レーザースペックル眼血流測定装置、光学的干渉断層検査(OCT)、マルチカラーレーザー凝固装置、自動視野計測装置、超音波生体顕微鏡、角膜形状解析装置、角膜バリアー測定装置、走査レーザー検眼鏡、超音波水晶体乳化吸引装置、硝子体手術装置など。 |
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- 耳鼻咽喉科
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- 膠原病内科(第1内科)
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耳鼻咽喉科
分野 |
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 |
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特色 |
当科では、耳鼻咽喉科領域の疾患に対して幅広く対応し、しかも高度な医療を提供できるよう努力している。手術は、耳科、鼻科、頭頸部腫瘍手術を中心に年間600例以上を手がけており、さらに内科的なアレルギー性鼻炎、めまい、難聴、顔面神経麻痺などについても専門的な診断・治療を行っている。日本耳鼻咽喉科学会認定専門医研修施設。 |
症例数 |
年間手術件数は約900件、内訳は、耳の手術180件、鼻の手術220件、咽頭・喉頭の手術150件、頭頸部腫瘍の手術が330件 ★慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎には積極的に鼓室形成術を行っている。真珠腫性中耳炎には段階手術を行っている(通常2回目の手術は約1年後に行う)。入院期間は約2週間(接着法による鼓膜形成術は3日間)、術後の聴力改善成績は75~95%。耳硬化症には積極的にアブミ骨手術を行い、良好な成績を得ている。保存的治療にて治癒しない小児滲出性中耳炎は入院の上、鼓膜換気チューブを留置し必要に応じてアデノイド切除も施行している ★突発性難聴には基本的に入院(6日間)による加療を勧めている。ステロイド、プロスタグランジン製剤などによる保存的療法を行っている ★顔面神経麻痺にも基本的に入院(6日間)による加療を勧めている。ステロイド、抗ウイルス剤、グリセロールなどによる保存的療法を行っている。誘発筋電図検査にて予後不良が疑われる症例には積極的に顔面神経減荷術も行っている ★めまい外来では、メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎などが対象疾患である。中枢性めまいが疑われた場合はすぐに脳神経外科にコンサルトし、迅速に対応している ★幼児難聴外来では、新生児期、幼児期、小児期に難聴が疑われる場合の聴覚スクリーニングから補聴器フィッティングまでを行っている。難聴が発見された場合は、聴覚学習(ことばの獲得のための訓練など)を療育機関と連携をとりつつ進めるとともに、聴覚の長期管理を続けている。なお、言語発達遅滞児については、当院小児科の小児神経外来との密接な連携を取りつつ、聴覚障害の検出にあたっている ★副鼻腔炎は、内視鏡下鼻内手術が中心であり良好な成績を得ている。両側手術症例でも一度に手術を行うことにより、入院期間の短縮を図っている。入院期間は約1週間 ★アレルギー性鼻炎は、外来での減感作療法の他にも3日間の入院での急速減感作療法を行っており良好な成績を得ている。その他、炭酸ガスレーザー手術、下鼻甲介切除術、鼻中隔矯正術も積極的に行っている ★音声障害に対する治療方針は、喉頭ストロボによる観察、発声機能検査の結果などをもとに決定。治療は、手術療法のほかに薬物療法(投薬、ネブライザー療法など)、音声リハビリなどを随時選択している ★睡眠時無呼吸症候群、いびきについては呼吸器内科と相談の上、適応があれば咽頭形成術、鼻中隔矯正術などを施行している ★頭頸部腫瘍については、口腔癌、上咽頭癌、中咽頭癌、下咽頭癌、喉頭癌、鼻・副鼻腔癌、甲状腺癌、唾液腺癌などの悪性疾患の他に良性腫瘍(甲状腺、唾液腺、その他)、のう胞性疾患、頸部リンパ節腫脹を対象としている。頭頸部癌に対しては、手術治療、放射線治療、化学療法(抗癌剤)による集学的治療を行っている。症例により放射線科、形成外科、外科も共同で治療に当たっている。喉頭早期癌の放射線治療は外来照射で行っている。悪性リンパ腫と診断された症例は血液内科にて治療。ここ数年、透析症例の二次性上皮小体機能亢進症に対する上皮小体摘出手術も増えてきており、良好な成績を得ている ★専門外来は、アレルギー外来、鼻・副鼻腔外来、腫瘍外来、難聴外来、中耳・伝音外来、めまい外来、喉頭外来、幼児難聴外来、いびき外来、補聴器外来と細分化され、それぞれ高い専門性をもって診療にあたっている。また、当科では他科に先駆けてFAX予約を導入するなど、従来から病診・病病連携に力を入れている。 |
医療設備 |
MRI、CT、核医学、超音波エコー、内視鏡、Xナイフ、炭酸ガスレーザー、マイクロデブリッダー、ABR、幼児聴力検査など。 |
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- 耳鼻咽喉科
- 歯科口腔外科
- 膠原病内科(第1内科)
- 神経内科
- 脳神経外科
- 麻酔科ペインクリニック
歯科口腔外科
分野 |
歯科口腔外科 |
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特色 |
当院は日本口腔外科学会認定研修機関、日本顎関節学会認定研修機関、厚生労働省歯科研修指定機関、特定機能病院、日本がん治療認定医機構認定研修施設である。また、高槻市、茨木市、摂津市、枚方市、長岡京市とその近隣地域における歯科口腔外科の中核施設である。口腔腫瘍、顎顔面外傷、嚢胞性疾患、唾液腺疾患、顎変形症、歯性感染症、全身管理を必要とする歯牙疾患の処置、睡眠時呼吸障害の歯科的処置、インプラント(人工歯根)、唇顎口蓋裂の歯科的処置など、すべての顎口腔領域の疾患の処置を取り扱っている。近年各種全身疾患患者の口腔ケアも行っている。専門外来としては、口腔腫瘍、顎変形症、インプラント、顎関節症、唾液腺疾患、睡眠時呼吸障害、口腔ケアなどである。 |
症例数 |
年間の外来初診患者数は約4,500名、1日平均外来患者数は約110名である。埋伏歯(智歯)抜歯、嚢胞摘出、歯根端切除、良性腫瘍などを中心とした外来小手術は年間約1,500症例である。年間の入院患者数は約310名で、その主なものは腫瘍、外傷、嚢胞、唾液腺疾患、有病者の外科的処置などである ★口腔領域悪性腫瘍=診断にはMRI、各種CT、超音波診断、核医学検査などにより行っている。治療は初期癌では外科療法を、進行癌では、化学療法、放射線療法、外科療法の3者併用療法を行っている。手術に際し顎骨に浸潤している症例では、ヘリカルCT-/Tooth Pixにより浸潤状態を詳細に観察し、切除範囲を決定している。広範な切除を要する症例では、顎顔面口腔領域の機能ならびに形態回復のため形成外科と協同で即時再建手術を施行している。術後には顎補綴、インプラントを応用し機能回復を図っている。いずれの症例にもQOLの維持を考慮し、各症例応じた処置を行っている。また総合病院の特徴を生かし、症例により耳鼻咽喉科など各関連科の協力を得ている。病期別5年生存率はI期90%、II期75%、III期60%、IV期は45%である ★顎顔面外傷=手術を行う必要のあるものは、チタン製ミニプレートを使用し、早期より食事摂取可能にするとともに入院期間の短縮を図っている。最近は顎間固定は歯周囲組織への影響を軽減するために、矯正用スクリューを応用し好成績をあげている ★歯科インプラント(人工歯根)=一般的な歯の欠損に応用するだけでなく、外傷による歯の欠損、悪性腫瘍術後の機能回復のためにも応用している。インプラントの適応の決定には、複雑な症例ではヘリカルCT-Tooth Pixならびにエンドプランシステムによる実体モデルを作製し、良好な結果を得ている。なお症例により骨移植、上顎洞底挙上術、オトガイ神経移動術などを行った後、インプラント治療を行っている ★顎変形症=複雑な症例では、エンドプランシステムによりプリウレタン樹脂性実体モデルを作成し利用している。このモデルを利用することにより手術計画の立案、患者への説明、術前に模擬手術を行うことができ、さらに手術時間の短縮がみられ、出血量も少なくなっている。なお、術前、術後矯正には3人の矯正専門医(日本矯正歯科学会認定医・指導医)が担当している ★顎関節症=各種スプリント療法ならびに低周波通電と鍼治療の利点を生かしたSSP療法(有効率約80%)を中心に保存療法を行い、良好な結果を得ている ★睡眠時呼吸障害の歯科的治療=年間150症例で、主に当病院耳鼻咽喉科で診断された症例、その他近隣の病院から紹介された症例である。当科での治療は歯科矯正装置を応用したProsthetic Mandibular Advancementを用いて行っている。材料はポリカーボネイトとエチレンビニール酢酸の複合熱可塑性樹脂剤を使用しているため、装着感が安定しており、装着者では100%に近い効果をあげている。 |
医療設備 |
MRI、各種CT、超音波診断装置など、高度医療を行う最新の医療設備を整備。 |
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- 消化器内科(肝・胆・膵科)
- 一般・消化器外科
- 心臓血管外科
- 腎臓内科
- 泌尿器科
- 整形外科
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- 形成外科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 歯科口腔外科
- 膠原病内科(第1内科)
- 神経内科
- 脳神経外科
- 麻酔科ペインクリニック
膠原病内科(第1内科)
分野 |
リウマチ・膠原病内科 |
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特色 |
日本リウマチ学会認定施設。第1内科には膠原病内科の他に代謝・内分泌内科、循環器内科、神経内科、呼吸器内科、血液内科の計6グループがあり、これらグループと第3内科に属する腎臓内科、第2内科に属する消化器内科とも緊密に連携をとり全身性疾患として膠原病に対処している。疾患では重篤で強力な免疫抑制療法を必要とする全身性エリテマトーデス、血管炎、多発性筋炎/皮膚筋炎と、科長の槇野が間質性肺炎も専門とする関係で、膠原病性間質性肺炎の診療を積極的に行っている。また、関節リウマチに関しては抗TNF-α剤、白血球除去療法、免疫抑制剤プログラフなどの新しい治療法を積極的に導入している。 |
症例数 |
膠原病内科の外来患者数は09年12月時点で月間1,000人程度、新患者数は月間40-50人である。管理患者数は約1,600人で、全身性エリテマトーデス約250人、関節リウマチ約400人、強皮症・混合性結合組織病約300人、血管炎約85人、多発性筋炎/皮膚筋炎約70人などである。入院患者数は年間で約350人。5年前の04年末には、外来患者数は月間550人、新患者数30人弱、管理患者数は約780人、入院患者数は年間約170人であったことから、5年でほぼ2倍の規模に拡大している。当科の患者層の特徴として全身性エリテマトーデス、血管炎、多発性筋炎/皮膚筋炎と膠原病性肺疾患が多いことがあげられる ★治療については、膠原病は全身性疾患で病変が多臓器にわたるため、どの臓器病変を治療の主たる対象にするかを臨機応変に決定する必要がある。同一病名であっても患者さんに応じ、強力な免疫抑制療法から症状に応じた対症療法のみまで、幅のある治療選択が必要である。当科は他の診療科とも緊密な連絡をとりながら、患者一人ひとりに適切な治療法を考えていくのが基本的スタンスである。また、抗TNF-α剤、抗IL-6剤などの生物学的製剤や免疫抑制剤を関節リウマチや全身性エリテマトーデスに対して積極的に使用している。また当科では、メンバーの鍵谷が血液浄化療法センターにも所属し、白血球除去療法(LCAP)や二重膜ろ過血漿交換療法(DFPP)といった血液浄化療法を積極的に行っている。前者は関節リウマチや血管炎に、後者は全身性エリテマトーデスや血管炎の治療に活用している ★個々の疾患では、致死率の高い多発性筋炎/皮膚筋炎に伴う亜急性進行性の間質性肺炎に対して、当科ではシクロスポリンの早期十分量投与治療を積極的に行っている。顕微鏡的多発血管炎をはじめとするANCA陽性血管炎に対しては、早期にエンドキサンパルスやDFPP・LCAPで介入する療法を行っている。関節リウマチに関しては、近年導入された抗TNF-α剤(レミケード・エンブレル・ヒュミラ)、抗IL-6剤(アクテムラ)、免疫抑制剤プログラフ、白血球除去療法になどを積極的に導入している ★治療成績=多発性筋炎/皮膚筋炎に伴う亜急性の間質性肺炎では80%以上の患者の救命に成功している。ANCA陽性血管炎では、年々死亡率の低下を得ているが、高齢者が多く、感染症死はまだある。関節リウマチに関しては、新しい治療法の導入で患者のQOLが非常に良好に保たれるようになりつつある。また間質性肺炎合併の関節リウマチや強皮症では、免疫抑制剤を積極的に使用し良好な制御を得ている ★外来診療は原則としてすべて予約外来。初診も原則として当院医療連携室を通して予約をしてもらうシステムを取っており、毎日午前午後、各1-2名受け入れている。かかりつけの先生より当院医療連携室を介して初診の予約を取っていただくことをお勧めしている。 |
医療設備 |
各種X線装置、CT、MRI、各種X線造影、RI検査、各種内視鏡、超音波検査、手術室、無菌室、ICU、NICU、透析、血漿交換装置、リハビリテーション室など。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
- 消化器内科
- 消化器内科(肝・胆・膵科)
- 一般・消化器外科
- 心臓血管外科
- 腎臓内科
- 泌尿器科
- 整形外科
- リハビリテーション科
- 形成外科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 歯科口腔外科
- 膠原病内科(第1内科)
- 神経内科
- 脳神経外科
- 麻酔科ペインクリニック
神経内科
分野 |
神経内科 |
---|---|
特色 |
京都と大阪の中間にある高槻市に位置している。74年に発足し、すでに30年以上の歴史を持つ関西でも屈指の神経内科。治療を重視した「治る神経内科」をモットーに、神経難病から頭痛まで、幅広く神経内科疾患に対応している。また、大学病院の特性を生かし、脳神経外科、整形外科、精神科、リハビリテーション科などとも密に連携をとりながら診療を行っている。当科は大阪神経難病医療ネットワーク幹事施設。体制感覚誘発電位や筋電図検査、脳血流シンチグラフィ、筋(神経)生検、などの特殊検査を実施している。 |
症例数 |
年間神経内科初診患者約1,000人、延べ外来患者数7,800人。年間神経内科入院患者数は約250人、多い入院患者疾患は、脳血管障害、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脳脊髄膜炎、多発性硬化症である。その他、アルツハイマー病などの認知症、脊髄小脳変性症などの神経難病、神経免疫疾患(重症筋無力症、多発性筋炎、ギラン・バレー症候群など)、片頭痛など。主な症状としては、頭痛、もの忘れ、しびれやめまい、勝手に手足や体が動いてしまう、ふるえ(不随意運動)、うまく力が入らない、歩きにくい、ふらつく、つっぱる、むせ、ろれつがまわらない、ひきつけやけいれん、ものが二重にみえる、意識障害やてんかんなどである。月曜日の総合症例検討、火曜日教授回診と新患紹介重点患者症例検討会、水曜日講師回診、金曜日講師回診など、頻回に回診と勉強会によるチーム医療を進めている ★脳血管障害=当院救急部および大阪府三島救命救急センターとタイアップして、日本で初めての『医師会主導型脳卒中地域連携パス』による地域連携を図り、急性期からの治療と社会復帰へ向けての早期リハビリテーション導入を行っている。神経内科専門医の立場から入院外来の専門診療を行うのはもちろんのこと、在宅や長期療養での問題点を取り上げ、患者家族のQOL向上を図っている ★筋強直性ジストロフィー症=筋強直性ジストロフィー症(DM)はその原因遺伝子は明らかになっているが、その治療法は未だ確立されていない。我々は、副腎アンドロゲン、dehydroepiandrosterone(D)およびD-/sulfate(DS)が、DMにおいて血中では低値であることを見出し、そのDS製剤を補充療法としてDM患者に投与することにより、主な臨床症状である筋力低下やミオトニアの軽減による日常活動動作(ADL)が改善されることをいち早く突き止めている(Neurology 1998) ★筋萎縮性側索硬化症(ALS)=当院神経内科部門開設以来取り組んでおり、臨床的検討を行ってきた。ALS症例は200例を超える症例集積があり、これらの結果はNeurology(2006)に発表している。今後これらデータベースを基に、現在行われている治療(非侵襲的陽圧換気・経皮的内視鏡下胃瘻形成術)を積極的にすすめ、その効果を確認している ★大阪神経難病ネットワークに加盟し、保健所と密に連絡を取りながら地域における神経難病患者の診療レベル向上に努力している。その他、パーキンソン病における非運動障害として昼間の眠気および脳血流の評価を行っている ★頭痛は最も多い訴えの一つである。頭痛は器質性頭痛と機能性頭痛に分けられる。器質性頭痛は脳血管障害や脳腫瘍など、重大な病気が潜んでいる可能性がある。機能性頭痛とは脳に障害がないにも関わらず習慣的におこるもので、主に片頭痛、緊張型頭痛と神経痛性頭痛。専門医による的確な診断治療が必要である ★アルツハイマー型痴呆=放射線画像情報やアセチルコリンエステラーゼ阻害剤を含めた中枢神経系賦活療法による治療法の有効性や治療の評価方法の検討、さらに予備軍となるMCI(軽度認知機能障害者)への積極的治療による痴呆の予防、予後改善への取り組みを行っている ★パーキンソン病=神経内科において最も重要かつ治療可能な疾患である。多くの薬剤が開発され治療により劇的な効果を上げる場合もある。一人ひとりの患者さんの病態に合わせた治療を行っている。またパーキンソン病における浮腫・肺塞栓の病態解明や脳血流パターン分析に力を注いでいる ★外来診療=月~金と第1・3・5土。再診は全予約制。セカンド・オピニオン=神経に関するあらゆる疾患を受け付けている。申し込み方法などは大阪医科大学ホームページをご覧下さい。 |
医療設備 |
MRI、MRA、CT、SPECT、頸動脈エコー、経食道エコー、末梢神経伝導速度、筋電図、誘発筋電図、脳波、針筋電図、筋生検、神経生検など。 |
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脳神経外科
分野 |
脳神経外科 |
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特色 |
脳腫瘍、脳血管障害、頭部外傷、水頭症、奇形、脊椎・脊髄疾患など、脳神経外科疾患全般を対象に専門的かつ高度な医療を行っている。QOL(生活の質)の維持と改善を重視した治療を目指すとともに、侵襲の少ない治療法の開発に努めている。脳腫瘍の手術では、脳機能を詳細に評価してこれを保護することに努めつつ腫瘍を可及的に摘出、その後の補助療法として従来の放射線療法に加えてXナイフや中性子捕捉療法など多彩な選択肢を持っている。また、腫瘍の遺伝子を解析するなどして最良の化学療法を決定、個々の患者さんに適したテ-ラ-メイド治療を行っている。放射線療法の中でも特に中性子捕捉療法では、日本で最初に熱外中性子を用いて良好な結果を得ており、欧米からの紹介患者さんもある。低侵襲であるカテーテルによる血管内治療も盛んで、脳動脈瘤や血管狭窄に対して、これを用いた治療を積極的に行っている。クモ膜下出血や水頭症の治療でも全国的に高い評価を得てきた。 |
症例数 |
2009年1年間の外来患者数は8,538人、入院患者数は555人(病床数45床)、手術件数は304件であった。手術件数の内訳(血管内手術35件、Xナイフ44件を含む)は、脳腫瘍161件、脳動脈瘤17件、脳内出血3件、血栓内膜剥離術・ステント12件、血管吻合術5件、頭部外傷5件、慢性硬膜下血腫18件、シャント術26件などである ★悪性脳腫瘍、特に神経膠腫の手術では蛍光色素やナビゲ-ション装置などで腫瘍の範囲を正確に同定し、脳機能も評価して症状を悪化させることなく最大限摘出している。この方法によって摘出率は向上し、生存期間は延長した。前記したように、術後の放射線・化学療法は個々の患者さんに最も適したものを選択している。転移性脳腫瘍は原則的にXナイフで治療し、全例で腫瘍の縮小・消失が得られている。必要に応じ、神経内視鏡を用いて低侵襲での診断と治療を行っている ★良性脳腫瘍は全摘出を目指すが、合併症の危険があれば亜全摘出して残存腫瘍にXナイフを照射している。手術は、最新の診断・手術機器を用いて安全かつ的確に行っている。出血が予想される腫瘍では、術前に塞栓術を行って術中出血量を減らしている。前庭神経鞘腫の手術では、顔面神経機能は全例で温存されている。下垂体腺腫は原則として経鼻的に行っている ★破裂脳動脈瘤によるクモ膜下出血症例では早期の直達手術を原則としているが、症例によってはより侵襲の少ない血管内手術(動脈瘤内コイル塞栓術)を行っている。脳ドックなどで偶然発見された未破裂脳動脈瘤に対する手術適応は、患者さんの年齢・脳動脈瘤の発生場所と大きさや形など、複数の要因から慎重に決定している ★脳動静脈奇形例では血管内手術で流入血管を閉塞し、できるだけ安全な状態で全摘出している。脳深部に存在する例は、原則的にXナイフで治療している ★脳内出血例は、通常は小さな穴から定位的血腫除去術を行っているが、大きな血腫では緊急開頭術を行う ★脳血管閉塞例で発症後早期に受診した場合には、血栓溶解剤であるt-PA製剤を積極的に投与し、脳梗塞の範囲を最小限に押さえている。その後は早期にリハビリを開始するが、後送病院も充実している。慢性期症例では脳血流検査などで血管吻合術の適応を決定している。頸部内頸動脈狭窄例では血栓内膜剥離術を行うが、高齢者や全身合併症を有する例では侵襲の少ないステント留置術で血管を拡張している ★機能脳神経外科として、三叉神経痛・顔面痙攣に対して神経血管減圧術、パ-キンソン病・意識障害症例に対して電極埋め込み術などを行い、良好な成績を得ている ★水頭症に対してはシャント術あるいは神経内視鏡による第三脳室開窓術を行っており、認知症を呈する正常圧水頭症の治療では定評がある ★頭蓋先天奇形例に対しては、形成外科と共同で手術を行っている ★脊髄・脊椎疾患として、腫瘍・血管障害・脊椎症および椎間板症などに対して幅広く手術を行っている。 |
医療設備 |
最新診断機器(320列CT、3T-MRI、脳血管撮影装置、脳血流測定装置、経頭蓋ドプラ装置、脳シンチグラフィ-SPECT)と最新手術機器(蛍光手術顕微鏡、ナビゲ-ション装置、神経内視鏡、神経モニタリング装置、超音波吸引装置、定位脳手術装置、Xナイフ)が完備。 |
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- 麻酔科ペインクリニック
麻酔科ペインクリニック
分野 |
ペインクリニック |
---|---|
特色 |
大阪医科大学麻酔科ペインクリニックは、66 年(昭和41年)に痛みの治療を専門とする外来として、東京大学についで全国で2番目に開設された。各種難治性疼痛の治療に、神経ブロック療法などの西洋医学だけではなく、鍼、漢方薬などの東洋医学を取り入れて痛みの緩和を図るのが当科のペインクリニックの特徴といえる。ホームページhttp://www.osaka-med.ac.jp/deps/ane/Ane-index-J.html |
症例数 |
★症例数=09 年度の年間の初診外来患者数は883 人、再診外来延患者数は15,805人 ★治療=ブロック療法(星状神経節ブロック、硬膜外ブロック、トリガーポイントブロック、肋間神経ブロック、神経根ブロック、三叉神経ブロック、腰部交感神経節ブロック、腹腔神経叢ブロック、くも膜下ステロイド注入療法、椎間関節ブロック、腕神経叢ブロック、椎間板ブロック:椎間板加圧注入術など)、手術療法(経皮的脊髄電極埋め込み術、胸腔鏡下交感神経切除術など)、その他の治療(電気痙攣療法、ボツリヌス毒素注射療法、経皮的電気刺激療法、レーザー療法など)、薬物療法(非ステロイド抗炎症薬、麻薬性鎮痛薬、向精神薬、抗痙攣薬、ステロイド薬、抗不整脈薬、NMDA 受容体拮抗薬など)、および東洋医学的治療(漢方薬、鍼、低周波治療など)を組み合わせた治療を行っている ★代表的な治療=腰椎の疾患(腰部捻挫:いわゆるギックリ腰、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離・すべり症など)に対してトリガーポイントブロックや腰部硬膜外ブロックを行い症状が軽快しなければ、手術室で神経根ブロックや椎間板ブロックなどを行う ★頚椎の疾患(頚椎椎間板ヘルニアや変形性頚椎症などによる後頚部痛、頚部痛、背部痛、上肢痛、上肢のしびれ)に対してトリガーポイントブロック、星状神経節ブロック、頚部硬膜外ブロックや手術室で神経根ブロックや腕神経叢ブロックなどを行っている ★三叉神経痛(三叉神経の支配領域(顔面)に発作性に生じる激しく、短い電撃痛)に対して抗痙攣薬のテグレトールの内服や眼窩上神経ブロック、眼窩下神経ブロック、下顎神経ブロックなどを行っている。それでも十分な除痛効果が得られない場合はガッセル神経節ブロックを施行する ★帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛(水痘:水ぼうそう、ウイルスによる神経の炎症)に対して硬膜外ブロックや星状神経節ブロックの他に点滴、種々の内服薬(鎮痛薬、抗うつ薬や抗けいれん薬など)、レーザーなどを組み合わせて治療をする。難治性の帯状疱疹後神経痛に対してくも膜下ステロイド注入療法を行っている ★反射性交感神経性ジストロフィー・カウザルギー(骨折や捻挫などの外傷の後に、外傷の程度とは不釣合いな強い痛みが出現、遷延し、軽く触れただけでも痛みを生じるアロディニアという症状を伴うことがある)に対して神経ブロックや薬物療法を組み合わせてリハビリテーションがスムーズに行えるようにサポートしている。治療に抵抗し難治性の場合、脊髄電気刺激療法を試みることがある ★特徴的な治療=腰椎症、頚椎症に対する神経ブロック療法を中心とした集中的保存治療。鍼灸部門での鍼治療や低周波治療の併用。四肢の難治性疼痛に対する経皮的脊髄電気刺激療法。多汗症に対する胸腔鏡下交感神経節切除術。帯状疱疹後神経痛に対するくも膜下ステロイド注入療法。慢性疼痛症候群に対する電気痙攣療法(精神科と連携)。眼瞼けいれん、顔面けいれんに対するボツリヌス毒素注射療法 ★主なブロックの件数=トリガーポイントブロック4,239件、硬膜外ブロック1,484件、星状神経節ブロック629件、神経根ブロック52件、くも膜下ステロイド注入療法42件、ボツリヌス毒素注射療法85件(09年度)。 |
医療設備 |
MRI、CT、高周波熱凝固装置、神経刺激装置、サーモグラフィー、レーザー治療器、良導絡測定装置ほか。 |
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- 名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。
診療科目:内科
2016年12月08日投稿
総合病院で、体調不良の際は内科を、花粉症のシーズンには眼科と耳鼻科の両方を受診しました。 数年前、過労から肺炎を発症した時はこちらに入院しました。 担当のお医者さんは少…続きをみる