プレベナー13水性懸濁注

処方薬注射剤

プレベナー13水性懸濁注の基本情報

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作用と効果

このワクチンの接種により13種類の肺炎球菌血清型(1、3、4、5、6A、6B、7F、9V、14、18C、19A、19F、23F)に対する抗体ができ、これらの種類の肺炎球菌による感染症を予防します。
通常、13種類の肺炎球菌血清型による、高齢者または肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者*の感染症の予防および小児の侵襲性感染症の予防に用いられます。
 *肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者とは、以下のような状態の人を指します。
・心臓、肺、肝臓または腎臓に慢性的な疾患がある人
・糖尿病の人
・基礎疾患もしくは治療により免疫不全状態であるまたはその状態が疑われる人
・先天的または後天的無脾症がある人(無脾症候群、脾臓摘出術を受けた人など)
・鎌状赤血球症またはその他の異常ヘモグロビン症がある人
・人工内耳の装用、慢性髄液漏などの解剖学的要因により生体防御機能が低下した人
・上記以外で医師が本剤の接種を必要と認めた人

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。発熱、急性疾患がある。過去に免疫不全と診断されている。近親者が先天性免疫不全症である。心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害などの基礎疾患、けいれんの既往、血液凝固障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

高齢者または肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者(肺炎球菌による感染症の予防):通常、1回筋肉内に注射します。
小児(肺炎球菌による侵襲性感染症の予防):通常、初回免疫として、27日間以上の間隔をおいて、3回皮下に注射し、追加免疫として3回目接種から60日間以上の間隔をおいて、1回皮下に注射します。このワクチンは2か月齢以上6歳未満の間に接種します。標準として2か月齢以上7か月齢未満で接種を開始し、3回目の接種は12か月齢未満までに完了します。追加免疫は、標準として12~15か月齢の間に接種します。

接種前に必ず問診、検温および診察を受けてください。

副作用

主な副反応として、注射部位が腫れる・痛み、注射部位に赤い斑点が出る、筋肉痛、疲労、発熱、傾眠(眠気でぼんやりする)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・顔面蒼白、呼吸困難、じんま疹 [ショック、アナフィラキシー]

・顔や手足の筋肉がぴくつく、意識の低下、手足の筋肉が硬直しガクガクと震える [けいれん]

・あおあざができる、鼻血・歯ぐきからの出血、出血が止まりにくい [血小板減少性紫斑病]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

ファイザー株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > ワクチン類 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体)

この成分で処方薬を探す

YJコード

631140EC1022

レセプト電算コード

000000000

更新日付:2023年11月20日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・プレベナー13水性懸濁注を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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