テリパラチド酢酸塩静注用100「旭化成」

処方薬注射剤

テリパラチド酢酸塩静注用100「旭化成」の基本情報

印刷する

アクセスランキング(05月24日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • テリパラチド酢酸塩静注用100「旭化成」の画像
    テリパラチド酢酸塩静注用100「旭化成」の画像

作用と効果

合成ヒト副甲状腺ホルモン製剤です。副甲状腺機能の診断薬です。
通常、Ellsworth-Howard試験に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。高カルシウム血症である。

妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、検査時に1回、3分以上かけてゆっくり静脈内に注射します。

正確な診断のため、次の点に注意してください。
(A)標準法
1.リン吸収阻害剤やカルシウム剤を服用しないでください。服用中の場合、服用中止約1週間後に検査を行います。
2.検査前日は乳製品をとらないでください。
3.検査当日の朝食は乳製品を含まない軽食ならばとることができます。
4.午前9時から午後3時まで1時間ごとに飲水があります。成人の飲水量は200mL、小児の飲水量は体重1kg当たり5mL(上限200mL)です。
5.午前10時に完全排尿してください。
6.午前11時から午後4時まで1時間ごとに採尿があります。
7.午後1時に採血があり、そしてその直後にこの薬の注射があります。
(B)乳幼児変法
1.リン吸収阻害剤やカルシウム剤を服用しないでください。服用中の場合、服用中止約1週間後に検査を行います。
2.検査前日は乳製品をとらないでください。
3.検査当日は検査終了時まで食事はできません。
4.午前6時から12時まで1時間ごとに飲水があります。飲水量は体重1kg当たり5mL(上限200mL)です。
5.午前7時に完全排尿してください。
6.午前8時から午後1時まで1時間ごとに採尿があります。
7.午前10時に採血があり、そしてその直後にこの薬の注射があります。

副作用

主な副作用として、ほてり、熱っぽい、動悸、頻脈、血圧降下、吐き気、発疹、蕁麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・顔面蒼白、冷汗、息切れ [ショック]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(7件)

医薬品情報

製薬会社

旭化成ファーマ株式会社

薬価

1瓶あたり19087円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

治療を主目的としない医薬品 > 診断用薬(体外診断用医薬品を除く。) > 機能検査用試薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

テリパラチド酢酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

7223403D1045

レセプト電算コード

620007383

更新日付:2016年10月20日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

テリパラチド酢酸塩に関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

テリパラチド酢酸塩静注用100「旭化成」の他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、旭化成ファーマ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・テリパラチド酢酸塩静注用100「旭化成」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。