テリボン皮下注28.2μgオートインジェクター

処方薬注射剤

テリボン皮下注28.2μgオートインジェクターの基本情報

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作用と効果

合成ヒト副甲状腺ホルモン製剤です。骨を作る細胞の働きを高めて、骨の量を増やし、骨折の危険性を減らします。
通常、骨折の危険性の高い骨粗鬆症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨肉腫発生のリスクが高いと考えられる疾患や症状など〔骨ページェット病、原因不明のアルカリフォスファターゼ高値、小児などおよび若年者で骨端線が閉じていない(現在身長が伸びている)、過去に骨への影響が考えられる放射線治療を受けた〕、高カルシウム血症、原発性悪性骨腫瘍もしくは転移性骨腫瘍、骨粗鬆症以外の代謝性骨疾患(副甲状腺機能亢進症など)がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1本(主成分として28.2μg)を1日1回、週に2回、原則3~4日間隔にて皮下に注射します。この薬の使用は24ヵ月間(208回)までです。必ず指示された注射方法に従ってください。

やむを得ず一時中断したのちに再開する場合であっても、使用する回数の合計が208回を超えることはありません。24ヵ月(208回)の使用が終了した後に、再び24ヵ月(208回)の使用が繰り返されることもありません。

注射の20分前に冷蔵庫から使用する包装ケースを取り出し、室温に戻して使用してください。

溶液に異物または変色が認められる場合は使用しないでください。・投与直前まで先端部のキャップを外さず、キャップを外したら直ちに注射してください。

注射する部位はへその周りから5cm以上離した腹部、大腿部(太もも)または上腕部(二の腕)です。毎回場所を変えて、前回注射した部位から2~3cm離して注射してください。皮膚が敏感な場所、傷がある場所、発疹がある場所(赤くなっている場所)、硬結がある場所(硬い場所)には注射しないでください。

注射した場所は揉むと腫れることがあるので揉まないでください。

注射し忘れた場合は、次の注射予定日の前日までに注射してください。もしも次の注射予定日に忘れていたことに気づいた場合は、忘れた分は注射せずにその日の分(1日分)だけ注射してください。2回分を一度に注射したり、同じ日に2回注射しないでください。

誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、吐き気、からだがだるい、頭痛、発疹、蕁麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、蕁麻疹、皮膚のかゆみ、全身のかゆみを伴った発赤、目や口唇周囲の腫れ、ふらふら感、 [アナフィラキシー]

・顔面蒼白、冷汗、立ちくらみ、めまい、息切れ、意識がなくなる [ショック、意識消失]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、凍結を避けて箱のまま2~8℃(冷蔵庫)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

旭化成ファーマ株式会社

薬価

1キットあたり5995円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > 甲状腺,副甲状腺ホルモン剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

テリパラチド酢酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

2439401G1024

レセプト電算コード

622699001

更新日付:2019年12月11日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、旭化成ファーマ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・テリボン皮下注28.2μgオートインジェクターを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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