出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
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急性ウイルス肝炎(A型、E型を除く)
きゅうせいういるすかんえん(えーがた、いーがたをのぞく)

  • 内科
  • 診療に適した科

急性ウイルス肝炎(A型、E型を除く)とは?

 急性ウイルス肝炎のうち、B型・C型・D型肝炎は血液を介して感染する病気です。日本ではD型肝炎はほとんどみられません。

 感染のしかたには、初感染後の一過性感染と、ウイルスをもち続ける持続感染とがあります。

 一過性感染の場合は、急性肝炎を発症します。持続感染の場合は、ウイルスキャリアといいます。症状がなく肝障害もない場合を無症候性キャリアといい、肝障害が出ると慢性肝炎、肝硬変肝がんになります。

 本項では、初感染後の急性肝炎について述べます。急性ウイルス性肝炎は、感染症法では4類感染症に分類され、発症7日以内に所轄保健所長に性、年齢を届け出ることになっています。

急性ウイルス肝炎(A型、E型を除く)と関連する症状・病気

(執筆者:長野赤十字病院院長 清澤 研道)

肝炎に関連する可能性がある薬

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